信越シリコーンをいろいろ試してみる
信越シリコーンで洗車をしている動画が人気なようで、私も気になりました。
洗車にも使えるようですが、何箇所かで使ってみることにしました。
目次
信越シリコーンのシリコーンオイル
シリコーンオイルには粘度の違いで種類があり、粘度のやわらかいKF-96-50csを購入してみました。なお、シリコンとシリコーンは異なるもののようです。
詳しく知りたい方はこちら(信越シリコーン シリコーンとは? )をどうぞ。
霧吹きに入れますが、ホームセンターなどで売っているベロを付けるとこぼしにくいです。
屋外の樹脂ケースに塗ってみた
屋外に置いている樹脂ケース。
既に半分シリコーンオイルをこぼしたので既に塗られています。
紫外線で劣化してきているので、保護にならないか塗ってみることにします。
全体的にしっとりしました。
雨が降ったら流れてしまいそうですが、効果がありそうならば、定期的に塗ろうと思います。
もうひとつ違う樹脂ケースにも塗ってみました。
こちらは艶がすごく出ました。蓋を固定する赤い部分は日焼けして白っぽくなっていましたが、シリコーンオイルを塗ると、色が濃くなりました。
イナバの物置のドアに塗ってみた
続いてイナバの物置にも使ってみました。表面に黒い斑点があり、コンパウンドやワックスで磨こうとしたことがありましたが、表面が荒れているせいか、こするのに力が必要で断念していたものです。
力を入れて水拭きすると落ちることは落ちるのですが、滑りが悪くかなり大変です。
シリコーンオイルを塗るとどうなるかやってみました。
多めに拭きつけて伸ばしていきます。
ペーパーウエスには汚れが付いているのですが、物置表面の汚れはあまり変化ありません。
シリコーンオイルを染みこませた状態で拭き取ると滑りが良い状態で汚れが落ちます。
滑りがよいので、がんばってやってみようと思えるくらいになりました。
この汚れ、塗装が劣化したものかと思っていましたが、カビのようでした。
半分終わりましたが、右側は艶がすごいでましたね。
こんなにきれいに仕上がるとは思っていませんでした。
玄関のドアに塗ってみた
最後に家のドアにも塗ってみました。ネットで調べたらやっている人がいて、よさげな感じでしたので。
まずは水拭きで汚れを取りますが、ウォータースポットみたいなシミがあります。
乾くと見えにくくなりますが、塗れていると良く分かります。
一旦、全体的にしみこませるために大目に吹き付けて伸ばします。
ひたすら伸ばします。
余剰分を拭き取るとしっとりした感じになりとてもいい感じです。
しっとりしてよいのですが、ムラになりやすいので綺麗に塗るのは難しいです。
表面がザラザラしているような素材なのも原因なのかなと思います。
一度、固く水を絞ったウエスで拭き上げたのですが、シリコーンオイルが除去されたようになってしまいました。このドアの材質とはあまり相性が良くないようでした。雨で濡れてしまえば流れてしまうと思われます。
実際、床を水洗いした際に、水がかかった部分はシリコーンオイルが流れてしまいました。
また、シリコーンオイルをタイルやコンクリートにこぼすと染みになるので注意が必要です。
洗剤やパーツクリーナーで洗いましたが、微妙に残ってしまいました。
まとめ
イナバの物置のドアの汚れ落としには非常に役に立ちました。艶も出て霧吹きで水を拭くと若干撥水するので、表面保護になりそうです。ドアについては表面に定着しにくそうで相性が悪そうでした。窓ガラスの枠やサッシとかの艶出しにも使えそうなので、試してみようと思います。
結構使った感じですが、100cc位でこれだけ塗れたので1kgもあればいろいろ使えそうです。注意点として、乾いたペーパーウエスでシリコーンオイルを塗っていると、静電気が激しいので、冬場は注意した方がいいと思います。
あと、翌日、なぜか樹脂ケースには小さい虫がたくさん付着していました。シリコーンオイルを何かと勘違いして寄ってきたのかもしれません。
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