小麦粉で虫の死骸は除去できるか?
夜間を含め、高速道路を1000キロほど走って帰還したのですが、ご覧のようにバンパーに多数の虫の死骸が張り付いています。アブやトンボもいました。虫さんごめんなさい。

ボンネットにも多数付着しています。
ボンネットはエンジンの熱で熱くなるので固着が激しいですね。

フロントガラスにもべちゃっと付着しています。

小麦粉洗車の前の水洗い
まずは水洗いします。乾いているので、一旦水分を含ませてふやかします。

小さい虫は流れてしまいますが、大きいのは水で流したくらいじゃ残ります。

小さい蚊のような虫はだいたい流れ落ちていました。

普通のカーシャンプーであわ立ててタオルで軽くこすり洗いします。

以前塗ったガラコがまだ多少効力が残っていたのか、結構軽く落ちました。

十分に水分を吸ってふやかしたからか、ほぼ取りきれました。

ナノピカピカレインが効いていたのか、予想外にほぼ除去できました。
ふやかしは重要ですね。

フロントガラスもほぼ落ちました。

小麦粉洗車をやってみよう
それでは、強力粉を使った小麦粉洗車をして見ます。

満遍なく霧吹きで拭きかけて、小麦粉でつや消しっぽくなるようにします。

ヘッドライトもバンパーも満遍なく拭きかけます。
樹脂部分にも試してみました。

あまり小麦粉の濃度を濃くしすぎると吹き上げが大変になったり、隙間に入り込んで取れなくなると思うので、気持ち薄めで、十分じゃなければ、重ね吹きすればいいと思います。

フロントガラスにも吹きかけます。

私は乾き始めたらペーパータオルで拭き取るようにしています。
ウエスを使ってもいいのですが、小麦粉が取れなくなるので、一度の使用で駄目になってしまいもったいないです。

やはり小麦粉で吹き上げると油膜が取れているような感じになります。

ボンネットも同様に拭き上げます。

ペーパーウエスで小麦粉を残らず拭き取るようにします。グルテンの力を信じましょう(笑)

表面が梨地状の樹脂部分は拭き取りづらいです。

フロントガラスの小麦粉洗車後の水をかけた直後の状態です。

しばらくすると親水な感じでかなり水が流れ落ちました。
このフロントガラスには効果がなくなりかけてたとはいえガラコを施工していました。
ちょっと以外な結果です。

ボンネットも同様に水をかけると親水状態になります。

10秒ほどで、かなり流れ落ちました。
撥水が売りのピカピカレインと相反してしまう結果で個人的には微妙です。

樹脂部分もカーシャンプーのみの洗いより落ちている気がします。

水を固く絞ったウエスで吹き上げると断然綺麗になりました。

ボンネットもご覧のとおり。
水で流しながら手で触るとわかるのですが、小麦粉が残っていると、ザラザラします。
ウエスや手でザラザラ感がなくなるまで洗い流すのが良いと思います。

親水効果があるのであれば、コーティングを塗るか悩みどころです。
撥水は見ていて気持ちがいいのですが、水玉がのこるとウォータースポットが出来やすいので、どちらを選んだほうが良いのか悩みます。

樹脂部分もグルテンで溝の汚れが取れたのか、かなり綺麗になりました。

まとめ
今回、手抜きで虫がこびりついたフロントバンパーとボンネット、フロントガラスのみを小麦粉洗車しましたが、こういうやりかたも手間が省けていいのかもしれません。
まだまだ1kgの強力粉はなくならないので、いろいろやってみたいと思います。
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