小麦粉のグルテンが効くならグルテンでよいのでは?
小麦粉洗車を何回かやってみて、小麦粉に含まれているグルテンが汚れを落とすのであれば、小麦粉といわず、グルテンそのものを使えばいいのではないだろうか?
グルテンって売ってるのかなと思い、調べると売ってました。ということで、グルテン洗車をやってみることにしました。
目次
- 1.グルテン水を作る
- 2.洗車(砂、ほこり落とし)
- 3.グルテン洗車をやってみる
- 4.信越シリコーンコーティング施工
- 5.まとめ
グルテン水を作る
ネットで小麦グルテンを購入しました。500gで658円でした。
スプレー容器に小さい紙コップ1/4くらいの量を入れてみました。
良く混ぜて準備完了です。
洗車(砂、ほこり落とし)
花粉まみれなので、軽く洗車します。
youtubeでvwfixlifeさんが実践している、刷毛を使った砂落としを最初にやります。
ドアの下回りなど、砂や土などこびりついているのを落とすのに非常に良いと思います。
グルテン洗車をやってみる
全体的に砂(この季節だと花粉)を落としたらグルテン水をつかって洗車していきます。
まんべんなく拭きつけて、つや消しザラザラ状態にします。
乾ききる前にペーパータオルで拭き取ります。
ちょっと濃度が濃すぎたかもしれません。感触としては小麦粉よりもネバネバ感が強いです。
ボンネットその他、同じように実施。やり方は小麦粉洗車と同様です。
効果としては小麦粉と同じように油膜ががっつり落ちる感じですね。
小麦粉と大きく違うところが、非常に固まりやすい。完全に乾いてしまうとかなりザラザラ状態で固まります。
小麦粉は水で濡らせば落ちやすいですが、グルテンはかなりごしごし拭かないと落ちません。粘着力は小麦粉の比ではないようです。
注意深く作業したつもりでしたが、グルテンがかなり残り、ザラザラを取るのが大変でした。
夏場は絶対にやめたほうが良いなと思いました。
汚れは落ちますが、ザラザラを残さず施工するのは難しいです。
インプレッサG4のボディ全体で2/3くらい使いました。
残ったグルテンはペーパータオルで濾して捨てました。かまわず下水に流すとグルテンで詰まるのを恐れてのことです。
信越シリコーンコーティング施工
仕上げとして信越シリコーンでコーティングすることにしました。
ペーパータオルで水分をふき取りつつ、一緒に塗る感じで作業しました。
一旦全体に塗って、ギラギラ残っているところを固く絞ったウエスで何度か拭き取ります。
仕上がりは艶もでて良いのですが、ギラギラをとるのが結構手間です。
まとめ
小麦粉より強力に汚れを落とすんじゃないかと思い、グルテンを使ってみましたが、結果として、やり方次第ではボディ表面がザラザラになり、グルテンを落とすのが非常に大変ということが分かりました。
トランクとか、ボンネットなど、部分的に強力に汚れを落としたいという場面なら使うのはありかなと思いますが、小麦粉洗車ほど、気楽に使えるものではないなという感じです。
シリコーン洗車もコストは安くてよいのですが、ギラギラをとるのに何度も拭かなければいけないところと、ガラスコーティング系と比べると、水はじき効果がなくなるのが早いという欠点があります。
ウォータースポットが出来にくいというメリットとその他のデメリットをどう考えるか次第だと思いますが、洗車とコーティングについてはまだまだ悩みそうです。
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