アルト(HA36S)のヘッドカバーのオイル漏れを修理してみた | 車な週末Life

アルト(HA36S)のヘッドカバーのオイル漏れを修理してみた

ヘッドカバーのオイル漏れを修理してみた

なにげなくボンネットを開け、エンジンルームを覗いてみると、イグニッションコイルの辺りが湿っている。

どうやらオイルが滲んできているようだ。
まだ4万キロをちょっとすぎたくらいなのだが、ちょっと早すぎる気もする。

工賃を浮かすことと、自分で交換してみたいので、ヘッドカバーガスケット交換にチャレンジする。HA36SアルトのNAであれば難易度はかなり低いです。



目次

用意するもの

基本的な工具とパーツクリーナー、交換するガスケットを準備します。
※本来の手順では液体ガスケットを使用すると思われますが、今回は省きました。

ヘッドカバーガスケット

スズキのディーラーや部品センターで購入できますが、通販でも入手可能です。

ネットを駆使し、型番が分かればモノタロウで購入できます。
下記の11189-50MA0で検索すれば出てくると思います。1300円でした。

スズキ (11189)ガスケット,シリンダヘッドカバー 11189-50MA0

ディーラーで注文しに行くと、注文するのと取り行くので二回行かなきゃいけないし、結構待たされるんですよね。

パーツクリーナー等

オイル関係の場合、この2点は大活躍しますので、準備しましょう。

 

ヘッドカバーの取り外し

ヘッドカバーのガスケットを交換するために、ヘッドカバーを外します。

その前に、いろいろ部品を外します。

エアクリーナーボックス、ダクトの取り外し

エアクリーナーボックスにつながるゴム製のダクトを外します。
クリップ2箇所を外し、引っ張ると取れます。

右側のボックス状の部品も嵌っているだけなので引っ張って取り外します。

エアクリーナーボックスとスロットルへのダクトのバンド部分を緩めてエアクリーナーボックスのふたを外します。

手前のクリップ2箇所を外せば蓋は取れるので、エアクリーナーも外します。

エアクリーナー下側も2箇所ボルトを外せば取り外せます。
※このアルトは特殊なボルトに替えていますが通常は10mmのボルトです。

エアフロセンサーにつながってるカプラーも外します。

続いて、イグニッションコイルを外します。

ボルト3箇所とイグニッションコイルにつながるカプラーを外し、配線は奥のほうによけておきます。 オイルレベルゲージも抜いておきましょう。

※このアルトはTMワークスのVSDの変換ハーネスをつけているので純正と異なります。

ハーネスがヘッドカバーに固定されていますが、これをラジオペンチ等でつまんで外します。これが一番めんどくさい作業でした。

ヘッドカバーにアクセスできるようになったら、周辺のボルトを外します。

真ん中のみ8mmのボルトでした。

どうやらこの8mmのボルトの穴からオイルが染み出てきているようでした。

あとはヘッドカバーを上に引き上げれば完了です。

ガスケットが密着しているので、固いかもしれませんが、不用意にマイナスドライバー等でこじると、カバーが樹脂製なので、簡単にへこんだりするので注意しましょう。

このアルトは3000キロでオイル交換しているので、ヘッド内部も綺麗なものでした。
※スノコの5W-30EUROを使用。

やはりこの8mmのボルト穴の部分がへたったようです。

ヘッドカバーガスケット交換

ヘッドカバーガスケットを外し、 エンジンヘッド側のヘッドカバーガスケットがあたる面を掃除します。 ウエスにパーツクリーナーをしみこませて拭くと良いです。

2箇所液体ガスケットを塗布している箇所がありました。

このあたりは、事前にディーラーでサービスマニュアルを見せてもらったり、コピーをもらっておくと分かりましたね。

親切なディーラーはコピーをくれるので聞いて見るのも良いと思います。

DVDでも売ってますが、一式3万円くらいするので、高いですね。
あると便利なのですが・・・

もともと付いている液体ガスケット部分はとらずにそのままにしました。

取ってしまった場合は塗布したほうがよさそうです。

ヘッドカバー側もヘッドカバーガスケットのあたり面を清掃し、ガスケットをはめていきます。 溝があるので迷わないと思います。

あとは取り外しとは逆の手順で取り付けていきます。

ヘッドカバーのボルトはある程度の高さで止まるようになっているようで、細かいトルク管理はしなくてもよさそうでした。

※サービスマニュアルで締め付けトルクが分かればベストです。

事後確認

エアフロセンサーをつなぎ忘れてエンジンかけるとチェックランプ等が点灯したりします。
各部品がきっちり取り付けられているか良く確認しましょう。

当方は液体ガスケットを使用しませんでしたが、1000キロほど走った今も漏れはありません。

ディーラーで作業をお願いした場合、一万円までは行かないと思いますが、そこそこ工賃を浮かすことができ、車弄りもでき満足な結果でした。    

■関連ページリンク

「車の整備をDIYでやってみよう」メニュー

週末のお出かけメニュー

車以外のDIY&おすすめなものメニュー

ブログランキング

記事内容が良いと思った方はクリックをお願いします。

人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ

スポンサーリンク
kurumana-pc




kurumana-pc




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
kurumana-pc