アルト(HA36S)破れたダストブーツを交換してみた

タイヤ交換時にダストブーツ破れを発見

スタッドレスタイヤからサマータイヤに交換したときに、ふとショックアブソーバーに目をやると、ダストブーツが破れている・・・純正品にしては寿命が短かすぎる気がしますがどうなの?

HA36S ダストブーツ

ショックアブソーバーが駄目になる前にダストブーツ交換をしようと思いますが、性能が復活することもないので、悲しい作業です。

これを工賃かけてディーラーでやるのは痛すぎるので、当然DIYで実施します。



目次

ジャッキアップする

フロントサスペンションはスタビライザーでつながっているので、両輪ジャッキアップする必要があります。

まず、ホイールナットを緩めておきます。つづいてフロアジャッキを使ってフロントを持ち上げます。

アルト ジャッキアップ

車高が低かったりすると、フロアジャッキが入っていかないので、一旦、左右どちらかのジャッキアップポイントでジャッキアップしてフロアジャッキが入るようにします。

メンバーの真ん中あたりにジャッキをかけ、ジャッキアップし、しっかりウマをかけます。

アルト ジャッキアップ ウマ

ジャッキアップできたら、フロントタイヤを外します。

当方は2.5トン対応のフロアジャッキを使っていますが、車重が1.5トンくらいまでの車であれば、2トン対応でできるだけ軽いジャッキをお勧めします。片付ける際に、軽いほうが絶対に良いです。これ重要です。とくにぎっくり腰癖がある人は!

軽自動車であれば以下あたりが必要十分以上かと思います。
能力:1.5t 、最高位:375mm、重量(約):14.5kg

もう少し持ち上げ能力と高さがほしければ以下あたりですかね。
能力:2.25t 、最高位:420mm、重量(約):20kg

タイヤを良く外すメンテをするのであればシザーズジャッキもあると便利ですね。
一度使ったら、車載のくるくる回すジャッキには戻れません

フロントサスペンションを外す

タイヤを外すとブーツが破れているのが見えます。
今のところ、ロッドにダメージはありませんが、梅雨の雨のシーズンをこの状態で過ごしたらやばそうです。

HA36S ダストブーツ破れ

ショックアブソーバーにはスタビリンクが固定されていますので、これを外します。

ヘキサゴンの5mmでボルトを固定し、メガネレンチで外します。

スタビリンクを外す アルト

ブレーキホースの固定しているボルトを外します。12mmでした。

あと、ABSのセンサーの配線がゴム部品とタイラップ的な樹脂部品で固定されているので、外します。タイラップ的な部品は破壊して取り外して、以降、特に固定していませんが問題は出ていません。

助手席側のスタビリンクのナットが異常に硬く、どうにも外れなかったので、電動インパクトレンチを使い、なんとか外せました。

スタビリンクのナットが硬い インパクト使用

あとはショックアブソーバー下側のボルトナット2本と上部のストラット側のナットひとつ外せば、サスペンションが外せます。

助手席側はECUをどかす必要があります。手前のボルト2本外して、手前に引くと、固定が解除されるので動かせます。

運転席側はゴムキャップがはまっているので、外します。コストダウンなのか助手席側にはありません。雨水溜まっちゃうよ。

雨水が溜まって錆びるのを防ぐため、アルミテープで蓋をしていました。

ショックの頭 雨水が溜まる

ヘキサゴンレンチでボルトを固定し、オフセットのあるメガネレンチで外します。

当方はものぐさしてインパクトレンチで一瞬で外してしまいます。
この手の作業もインパクトレンチの楽さを知ってしまうと戻れませんね。

アッパーのボルト インパクトレンチ

ショック下側のボルト、ナットは17mmです。

ナックルからドライブシャフトブーツを傷つけないようにショックを外し、横にずらして下側に引き抜きます。

フロントサスペンションが外せました。

見事に両側共にダストブーツが破れています。

HA36S ダストブーツ 破れている

ダストブーツを交換する

ダストブーツを交換するにはサスペンションを分解する必要があります。

当方はダウンサスを装着しているので、テンションがそれほど強くないため、そのまま外すことも出来ますが、純正バネであればある程度バネを縮めないとアッパーマウントが外せません。それに危険ですね。

バネを縮める工具を使います。

フックの部分にスポンジシートやゴムシートを貼っておくと、バネに傷をつけずにすみます。

ここでもインパクトレンチで一撃で外してしまいます。

ようやくダストブーツを取り外せます。

当方のアルトはRSターボの純正ショックアブソーバーにしているので、NAのアルトとは部品が異なります。RSターボ、WORKSのものはロッドが太いので、バンプラバーやアッパーの穴の径がNAよりも若干大きいです。

下記はRSターボのダストブーツですが、こちらはバンプラバー一体型になっています。
ダウンサスにしているので、バンプラバーを一部カットしています。

ディーラーでダストブーツを注文しましたが、形が全然違う・・・

マイナーチェンジで部品が変わったようです。一体式から分離されたようです。
以下はRSターボの新しいタイプのバンプラバー、ダストブーツの型番です。
NAのアルトは型番が異なるので注意してください。

バンプラバー:41931-74P00
ダストブーツ:42111-74P20

41931-74P00  42111-74P20

バンプラバーを先に入れて、ダストブーツを被せる形になります。

ダウンサスでの底付き対策として、バンプラバーを15mmほどカットしました。

HA36S バンプラバーカット

バネを縮めて、組み付ける準備をします。

スラストベアリングがアッパーマウントの穴にきっちりはまるまで、バネを縮めます。

ここでもインパクトレンチが活躍します。

いっちょあがりです。

足回りの作業が多い方はインパクトレンチを持っておかない理由はないので、是非揃えましょう。初期投資が高いですが、非常に便利です。

当方は日立工機(現ハイコーキ)を使っていますが、ケースと充電器のセットがお勧めです。
電池が高いんですよね。

ハードユースの方は18Vモデルや電池2個セットのがよさそうです。

フロントサスペンションを取り付ける

まずはナックルにショックアブソーバーを仮止めします。

続いて、アッパーマウント側を固定します。ショック下側の本締めと、スタビリンクとブレーキホース、ABSセンサーの配線を固定して完了です。

ショック取り付け部分はボルトの径より若干大きいので、ずれが生じます。
当方はブレーキローター上辺りを押して、キャンバーを寝かせるほうに押し付けながらボルト、ナットを固定します。

キャンバーをつけたくなければ下側を押しながら締めると良いです。

アライメントでキャンバーの左右差が出たとき、この固定するタイミングで若干量の調整ができます。取り付け穴を長穴化して調整するということも出来ますね。

本締めにはトルクレンチを使うと良いでしょう。

大体14キロ前後あたりだと思います。締め付けトルクは親切なディーラーなら聞けば教えてくれると思います。

サスペンションの取り付け完了です。

助手席側のアッパーマウントには雨水がたまらないようにアルミテープで蓋をしました。



トー調整

足回りの部品を脱着すると、アライメントが狂います。
アルトはトーしか調整できないので、自分で調整します。
アライメント測定・調整も一万円以上かかりますからね。

直線道路を走ってみて、真っ直ぐ走るときのステアリングの角度を覚えておきます。
今回はほんのちょっとステアを右にに傾けた状態で真っ直ぐ走りました。

トー調整のやり方はいくつかありますが、当方はメジャーでタイヤの前後の幅を計って確認する方法を取っています。

タイヤの溝にメジャーの先を引っ掛けてテープで固定します。

トー調整 DIY メジャー

反対側のタイヤの溝までの長さを測ります。

前側は136.8cmくらいでした。

タイヤ後方も同じように測ります。

後ろ側は137.1cmくらいでした。

後ろ側のほうが長いので若干トーインの状態ですね。

真っ直ぐ走ったときにステアが右に向いているので、右をトーアウト方向に調整することにします。

タイロッドをロックしているナットを緩めます。19mmでした。

アルト タイロッド

調整は13mmのスパナが合いました。

今回は1/4回転ほど締める方向で調整したところ、前後の幅がほぼ同じになりました。

直進安定性を求めるのであればややトーイン、普通はトーゼロで調整するのが良いのではないかと思います。

トー調整まで行って、ようやくダストブーツ交換作業が完了です。

トーが狂ったままで走り続けると、タイヤが編磨耗したり、燃費ダウンしたりするので、調整することをお勧めします。

まとめ

ダストブーツを交換してみたわけですが、性能アップするわけでもなく、乗り心地も変わらない悲しい作業でした。
しかしながらほっとくとショックアブソーバーにダメージが出るのでやむを得ません。

ちょっと破れるのが早いんじゃないかと思いますが、交換できてすっきりしました。
耐久性が悪いので、部品が変更になったのでしょうか?
工賃も馬鹿にならないので、DIYで実施できるとよいですね。

ディーラーで部品を注文する際は、年式で部品が変わっている可能性があるので、よく確認したほうが良いと思います。

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