コルト(Z27AG)の10万キロ走ったエンジンヘッドを確認してみた

10万キロ走ったエンジンヘッドはどうなっているか

2015年に10万キロ走ったコルトラリーアートバージョンRのエンジンヘッドを載せ替えました。

10万キロ走ったエンジンヘッドを外し、確認してみたのでご紹介します。

ちなみに使用用途は通勤8割くらいで、それほど高回転を多用した走りは少ないです。

コルト 10万キロ



目次

ピストンヘッド&シリンダーの状態

10万キロ走ったエンジンはどうなっているのか、どきどきでしたが、開けてみると、あらこんなかんじなんだというのが率直な感想でした。

コルト ピストンヘッド シリンダー

シリンダーには目立った傷もなく、クロスハッチも残っていました。

ピストンヘッドにはカーボンが積もっていましたが、アルミ地肌も出ているところもあり、それほどひどくないなという印象でした。

ちなみに、このエンジンは3000キロ前後毎にオイル交換をし、RECSも4、5回実施し、カーボン除去の燃料添加剤は頻繁に入れていました。

カム周りの状態

3000キロでオイル交換をしていると、オイル焼けもそんなに無いようです。
カムホルダーには目立った傷も無く問題は無さそうでした。
カムの写真は撮り忘れましたが、目立った傷もありませんでした。

コルト カムホルダー

燃焼室(ヘッド側)の状態

ヘッド側の燃焼室はピストンヘッドに比べると、カーボンが多かったです。

コルト 燃焼室 ヘッド

左から1番目の燃焼室。

スキッシュエリア、排気バルブの間にカーボンがこびりついています。

コルト 燃焼室 カーボン

左端から2番目の燃焼室。

吸気バルブと排気バルブの間に溜まっているカーボンが他よりやや多いかなという感じです。

左端から3番目の燃焼室。

左端から4番目の燃焼室。

燃焼室 10万キロ



排気ポートの状態

排気ポートは真っ黒でカーボンが堆積していました。

マイナスドライバーでほじってみると、多いところで1mmくらい積もっていました。

コルト 排気ポート

吸気ポートの状態

コルトのインジェクターはポート噴射なので、ガソリンの色が付いて、赤っぽくなっています。

コルト 吸気ポート

直噴エンジンのようにカーボンが積もることはまったく無く、10万キロでも問題はまったく出ていない状態でした。

吸気バルブの状態

吸気バルブはガソリンで湿った状態でした。

バルブステムの部分も特に磨耗はなさそうでした。

10万キロ 吸気バルブ

バルブのあたり面は規定値ギリギリかちょっと超えているかなという感じでした。

若干、カーボンが噛み込んだところもあり、圧縮漏れも多少は起きていたと思われます。

コルト 吸気バルブ

排気バルブの状態

排気バルブもバルブステム部分は特に目立った磨耗はなく、オイル下がりも起きておらず、まだまだ問題なかったように見受けられます。

コルト 排気バルブ

カーボンはそれほど厚く積もっているわけではありませんでした。

バルブのあたり面は吸気側と同じく、多少のカーボン噛み込みがありました。

特にパワーダウンは実感してませんでしたが、パワーダウンにつながっていたかもしれません。

コルト 10万キロ 排気バルブ

バルブ周りの状態

吸気バルブ、排気バルブを外して、ポート部分を確認してみました。

左端から1番目の燃焼室。吸気側は問題はなさそうです。

排気側はポートの周辺にカーボンが厚く積もっていました。

ヘッド側を見ると、結構カーボンの噛み込みがひどい感じがします。

左端から2番目の燃焼室。

同じく、排気ポートにカーボン堆積が多いです。

吸気側も若干、カーボン噛み込みが見受けられます。

左端から3番目の燃焼室。

左端から4番目の燃焼室。

通勤メインで日ごろ滅多に3000回転以上を使うことが少なく、比較的、低回転、低負荷での走行が多かったので、流速が早くなく、カーボンが吹き飛ばされずに徐々に堆積していったのかなと思います。

サーキット走行が多かったり、日ごろから高回転までまわしている人ならここまで排気ポートにカーボンは積もらないかもしれません。

まとめ

10万キロ走ったエンジンヘッドを確認してみましたが、磨耗といった面では全然問題ないなというのが感想です。

3000キロ毎のオイル交換が良かったのかもしれませんが、5000キロ毎だったらどうなったのかというのはなかなか検証できないので見てみたいところです。

問題点としては以下の2点でした。

  • バルブあたり面のカーボン噛み込み
  • 排気ポートのカーボン堆積

バルブのあたり面のカーボン噛み込みは圧縮にもろに影響がありますので、パワーダウンや燃費低下につながっていると思います。

排気ポートのカーボン堆積もポートの断面積が減りますので、高回転でのフン詰まりとなって伸びが減ってしまうのではないかと思います。

燃調をきちんとセッティングして、完全燃焼に近づければこのあたりも改善できるかもしれません。

カーボンの問題が無ければ10万キロでもまだまだ問題ないんじゃないかなと思いました。

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