クーラントを処分するにはどうすればよい?
クーラントを交換して、廃クーラントを車検のタイミングでディーラーに引き取ってもらう作戦だったのですが、某S社のディーラーからは引き取りはできないとの回答が・・・
仕方がないので、燃えるごみとして出せるようにするのですが、以前の高吸水性樹脂を使ったやりかたでもよかったのですが、もう少し簡単なやり方は無いかと調べてみました。
調べた中で猫砂を使って処分している方がいたので、まねさせてもらって、今回は猫砂を使って処分してみたいと思います。
来年の車検でM社とS社に引き取ってもらえるかどうか確認するチャンスがありますが、量も多いので、一部を処分したいと思います。
目次
クーラントの水分を蒸発させて量を減らす
当方はクーラントを30%の濃度で使用していました。
なので、廃クーラントの大半は水で、量もかなりあるので、何とか減らせないかと思いました。
ちょうど夏真っ盛りだったので、日向に置いておけば、蒸発するのではないかと思い、ベランダで試してみました。
8月20日に蒸発作戦開始で、開始時はオイル受けの6リッターの目盛り付近です。
気温30℃以上で日向においておければ少しずつ蒸発して量が減っているようでした。
気温が低かったり曇っているとなかなか減らないようです。
3週間弱、蒸発作戦を実行した結果、2リッターほど量が減りました。
このまま継続すればまだ減るかもしれませんが、気温も下がってきてしまったので、ここまでにします。
クーラントを猫砂に吸収させる
ホームセンターで猫砂を買ってきました。とりあえず一番安いのにしました。
5Lの物です。また、オイル処理BOX4.5L用も合わせて購入しました。
今回はお試しでもあるので、2.5リッターほど処分してみたいと思います。
どれくらいの比率で猫砂を入れればよいのかわからないので、手探りで行っていきます。
オイル受けに敷き詰めていきます。
オイル受けの2リッターの目盛り付近まで入れました。
クーラントを2リッター入れてみたいと思います。
注いでいきます。
2リッターいれてみたのですが、猫砂が全然たりないかなという感じでした。
しかし数秒経つと、猫砂がクーラントを吸収したのか青緑の面積が減ってきました。
とりあえず混ぜてみます。
底の方は結構ねっとりしていて、混ぜるのにも力が要ります。
注いだ直後よりはかなり吸収されて水っぽさは無くなってきましたが、やはり猫砂はもう少し入れないと駄目なようです。
ちょっと追加してみます。
水っぽさはほとんどなくなりました。
クーラント猫砂をオイル吸収BOXに入れる
クーラント猫砂をオイル吸収BOXに入れていくわけですが、オイル処理BOXにはウエスのようなものがみっちり敷き詰められているので、猫砂状態のクーラントを入れる容積が無いです。
なので、一旦中身を全部取り出しました。
水分が残っていたとしても吸収できるように、多少ウエスを敷き詰めておきました。
クーラント猫砂を掻き出してオイル処理BOXに入れていきます。
上からも多少ウエスを敷き詰めて押し込みます。
空気を抜いて、タイラップで締めました。
ガムテープで蓋をします。
完成です。
途中、画像と説明を省きましたが、追加で0.5リッターほどのクーラントを同様に猫砂に吸収させました。
クーラント2.5リッターに猫砂3リッター使用という感じです。
体積的には問題なく4.5リッターのオイル処理BOXに入りました。
クーラント3リッターの処分なら足りるのではないかと思います。
今回、オイル処理BOXの中身を始めて取り出してみましたが、こんなに大量に入っているんですね・・・
まとめ
高吸水性樹脂を使った場合ですと、クーラントの濃度が高いと吸収しにくいといったようなことが起きるようですが、猫砂はあまり気にせず簡単に吸収してくれたので、猫砂を使ったやり方の方が確実かなという感じがしました。
廃棄するクーラントが少なければこのやり方が楽だと思いました。
当方のように処理量が10リッターを超えたりすると、猫砂やオイル処理BOXも多数買わなくてはいけないので、費用と手間がかかるというデメリットがあります。
残りの廃クーラントは次のコルトの車検の際に引き取ってくれるか聞いてみたいと思います。
※M社はいままでは引き取ってくれていたので、今回も大丈夫だと信じたい。