ホイールの鉄粉をなんとかして取りたい!
インプレッサG4に履いているホイールは中古で購入したフォレスター純正オプションのBBSホイールです。
下の画像は水洗いした後の状態です。
遠め目に見るときれいなのですが、錆びた鉄粉がこびりついています。

タイヤバルブ周辺など汚れが取れない状態です。

以前、粘土で取れないかと思い、チャレンジしましたが、だめでした。

パープルマジックを試す
いまいちど、以前試したパープルマジックで落ちないかチャレンジします。

このクリーナーの成分を見ると、チオグリコール酸アンモニウムとあります。
これが錆びた鉄粉を還元させ、錆の表面を溶かして、分離させて除去するようです。
カー用品店など売っているものは濃度が低いため、紫色に反応はするだけで、なかなか除去できないという記事を見ました。
だいたい5%くらいで、業務用といわれているものには20%くらいのものがあるようです。
なので、これで駄目なら業務用を試そうと思った次第です。

シュシュっと全体的に吹きかけます。

ハブとのあたり面の錆がついているところはさっそく紫色に反応しました。

ホイールの穴の部分にも錆があったので反応し始めました。

タイヤバルブ部分はあまり反応しませんでした。

昔から張付いている鉄粉は特に反応しませんでした。
鉄粉の上からホイールコーティングをしたのが、裏目にでたのかもしれません。

ちょっと付け置きして、ブラシでこすります。

いまいち反応が薄いです。

タイヤバルブ周りの茶色い部分もあまり変化がありません。

記事のとおり、紫色に反応はするけど、旧来からある鉄粉はまったく落ちません。

ヘラで削ぎ落とそうと突いてみましたが、まったく取れませんでした。

かなり強力に塗装面に食い込んでいるようで、取れませんでした。

これらの鉄粉にはパープルマジックは無力でした。

一旦、水で洗い流します。

つづいて業務用クリーナーを試します。

業務用ホイールクリーナーを試す
購入してみたのはcarpikalのアルミホイル錆取りです。
失礼ですが、微妙なネーミングだなぁと思ってしまいました。

高濃度のチオグリコール酸アンモニウム配合のクリーナーを期待していたのですが、このクリーナーはリン酸配合のようでした。なんたる誤算。
通販サイトには成分まで書いていなかったのですが、錆取りのクリーナーはチオグリコール酸アンモニウムが含まれるものとばかり思っていました。
ソフト99の「99工房モドシ隊 ホイール鉄粉溶解クリーナー」などもリン酸配合のようです。

まずは全体的に吹きかけてみます。

鉄粉の付着しているところには重点的に吹きかけます。
リン酸クリーナーは紫色に変色したりはしないようです。

ブラシでゴシゴシこすったあとに、ヘラでも突いてみましたが、こちらも同じく除去できませんでした。

全然、効果ないじゃん!と途方にくれかけていましたが、2点ほど差がありました。
1点目はホイールの穴の部分の錆がきれいに除去されていました。これはびっくり。

2点目、完全に除去できてはいませんが、タイヤバルブ周りがきれいになりました。

本当はチオグリコール酸アンモニウム配合のクリーナーで比較したかったのですが、まだまだ使い切れないので、再検証はだいぶ先になりそうです。
業務用クリーナーでもとれないこの鉄粉どうしたものか・・・
最終手段のサンポールという手もあるのですが、塗装にダメージを与えそうでちょっと手を出せないでいます。
とりあえず、今回購入したクリーナーがパープルマジックよりは落ちるということがわかったので良しとします。
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