静電気によるパワーロスを最小限にしたい
インプレッサG4、アルトで効果を確認できた、アルミテープによるベルト周りの静電気除去をコルトにもやってみようと思いました。
2台と違うところは、コルトはタイミングベルトがカバーで覆われているので、施工には若干手間がかかるということでしょうか。
目次
- 1.タイミングベルト周り
- 2.ウォーターポンプ、エアコンベルト周り
- 3.まとめ
タイミングベルト周り
まずタイミングベルト周りに着手です。
カバーは上下2分割されているのですが、とりあえず、簡単に外せそうな上側に施工することにしました。
後付のオイルキャッチタンクが邪魔なので、一旦取り外します。ついでに溜まったオイルを廃棄しました。
O2センサーとエアコン、あともうひとつ、計3つカプラーを外します。
4箇所ボルトで固定されています。奥の下側が手探りになります。
外せました。暫定でアルミテープを貼っていましたが、一旦剥がします。
プーリーにはベルトのカスのようなものが堆積しています。
ベルトのカスが集まっているところは静電気で吸い寄せられたということでしょうかね。
中性洗剤で洗います。
樹脂パーツには帯電防止コーティングを施します。
ファインESDコートの登場です。
吹きつけると、おいおい大丈夫か!?という状態になりますが。ちゃんと乾きます。
乾くとこんな感じです。
裏側にも塗布します。
こちらも乾けば問題なし。
さらにアルミテープを貼って、静電気が溜まった場合にコロナ放電で除去します。
プーリー側にも貼りたいと思います。
ウエスで拭いてアルミテープを貼りました。
カバーにも貼りました。
元通り戻して完成です。
横側なので、目立たないですね。ヘッド周りやエキマニ周りには自作の除電ボルトを装着しています。
エキマニ排気ポート側にも除電ボルトをつけると、エキマニや排気ポートで発生する静電気も除去でき、排気抵抗低減やカーボン堆積防止にもつながるかもしれませんね。
ウォーターポンプ、エアコンベルト周り
運転席側のホイールを外してアクセスします。
すでに除電ボルトを装着していますが、効果については良く分かりません(笑)
ボルトとクリップを外せば、カバーが外れて、ベルトとプーリーが見えます。
汚れを拭き取り、パーツクリーナーで脱脂します。
プーリー内側、側面にアルミテープを貼っていきます。
エアコン周りは手が届きにくいので、届く範囲で何箇所かに貼りました。
カバーにもESDコートを塗布して完成です。
まとめ
効果のほどですが、気のせいかもしれませんが、エンジン音が若干静かになった気がします。
巡航時のアクセル開度が若干減った気もします。定量的な変化の計測は難しい気がします。
燃費など今後計ってみると違いがあるかもしれません。
静電気除去により、ベルトの磨耗や劣化防止につながったらよいなと思います。
いずれにせよ、デメリットは無いと思うので、施工したことにとりあえず満足です。
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