燃料添加剤を検証する
いくつか燃料添加剤を検証してきましたが、今回はホルツのPrestoneブランドであるスーパーパフォーマンスを検証します。
目次
ホルツ Prestone スーパーパフォーマンスを検証
ホルツ Prestone スーパーパフォーマンスですが、通販では800円前後で購入できる比較的リーズナブルな商品です。
これの上位バージョンとしてスーパーパフォーマンスプレミアムがありますが、こちらは2000円前後で販売されているようです。
コスパの良い燃料添加剤の検証なので、通常のスーパーパフォーマンスを選択しました。
インプレッサG4の燃料タンクは55リッターで、一本全部入れました。
前回、古河薬品工業のフュエルクリーン ハイブリッドプレミアムの検証を行いましたが、続けてスーパーパフォーマンスの検証に入りました。
燃焼室の確認です。水平対向は点火プラグを外すのが大変なので、エンジン左側の2気筒を確認しました。
左側手前のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。フュエルクリーン ハイブリッドプレミアムでカーボンが除去されていますが、まだまだカーボンの付着は多いです。
左側奥のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
ホルツ Prestone スーパーパフォーマンス使用後
今回途中で給油してしまったので、検証としては中途半端になってしまいました。
約220キロ、ガソリン20Lくらい使用した結果となります。
再度ガソリン給油して30キロくらい経過した後の確認なので、検証結果としてはガソリンタンクのガソリンをほぼ使い切ったときよりは厳しい状況となります。
左側手前のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
左側奥のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
点火プラグの状態がこちらです。通常、清掃してから装着し、200キロも走れば真っ黒なので、カーボンの付着を防止、除去する効果というのはあるようです。
ホルツ Prestone スーパーパフォーマンスの効果
ピストンヘッドの比較を見やすいように並べてみました。
比較前後でピストン位置が違うので比較箇所は限定されてしまっています。
左側手前のピストンヘッドの比較
左側奥のピストンヘッドの比較
検証結果としては、検証前の状態からあまり変わっていないように感じます。
ただ、燃料添加剤を入れない状態だと、カーボンは蓄積されていきますので、悪化していないということだけでも効果はあるといえます。
点火プラグを見る限り添加されているPEAが効果的に働いていると思います。
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