インプレッサG4(GJ7)ブリーザータンク取り付け | 車な週末Life

インプレッサG4(GJ7)ブリーザータンク取り付け

水温を下げてパワーダウン、ラジエター劣化を防ぎたい

夏場には間に合いませんでしたが、水温対策のため、ブリーザータンクを取り付けました。
キャビテーションで細かい気泡があると、熱交換の効率が落ち、水温が下がりにくくなりますが、この気泡を消すのがブリーザータンクです。

スバル車は経年劣化でラジエターの樹脂部分のカシメからクーラントが漏れてくる傾向があるようですが、水温が100度とか高温にならなければ劣化速度を遅くできそうなのと、水温上昇にともなうパワーダウンが防げればいいなという理由で取り付けてみることにしました。

インプレッサG4 ブリーザータンク

目次

ブリーザータンクの選定

まずはブリーザータンクそのものを準備します。
国内メーカーだとtrustになるのかなと思うのですが、1万円以上するのでなかなか手を出しにくいです。

海外メーカーのtrustのコピー品は5千円以下であるのですが、品質的に信頼しきれないところがあるので、trustのブリーザータンクにしました。

海外製のものは溶接が汚かったり、ホースエンドがねじ式の差し込みのものが多く、万が一漏れた場合、下手をするとオーバーヒートなどにもなりかねないので、高くてもtrustにしました。ラジエターキャップの部分の精度も怪しいものもありますね。

KTSが出しているブリーザータンクも品質的にはよさそうだったのですが、タンクの幅がtrustより1cm大きく、スペース的にむつかしそうだったのもあります。

trust ブリーザータンク 品質

ブリーザータンクの取り付け位置検討

つづいて取り付け位置をどこにするかを考えました。
リザーブタンク後ろはステーの向きなどを考えると配管の向きがちょっと厳しそうです。

バッテリー前もなんとか収まりそうですが、こちらもステーと配管の位置が微妙です。

バッテリー横は収まりがよさそうです。配管の向きもばっちりでした。
ただ、バッテリー交換時と点火プラグ交換時は邪魔になってしまうというデメリットがあります。

インプレッサG4 ブリーザータンク 取り付け位置

ブリーザータンクの取り付け(タンク本体)

タンクを取り付けるわけですが、バッテリー交換、点火プラグ交換のときに取り外ししやすいようにリベットナットを使うことにしました。
ボルトとナットでもよいのですが、こちらのほうが脱着は簡単になると思います。

ステーはエーモンのステンレスバーを使いました。ハンドプレートベンダーで90度に曲げます。このベンダーはヤフーオークションで現在も販売しているようです。
初期投資となりますが、DIYではかなり役に立ちます。

エンジン側か車体側か迷いましたが、エンジン側に取り付けることにしました。
インマニ上のステー固定のボルトとヘッドに取り付けられている金属部品の穴にステーを固定しました。

端が盛り上がっているので、ステーの端を削って対処しています。

タンクの位置は決まりました。
エンジンが揺れてもバッテリーには接触しないクリアランスはあります。

ロアホースのアタッチメント取り付け

タンクからラジエターロアホースに戻すため、ロアホースにアタッチメントを取り付けます。
G4のロアホースだと38mmのアタッチメントが必要です。

メーターを作っているメーカーなら安心できるかなという理由でオートゲージのものにしました。シーリングテープを巻いてブリーザータンク付属のホースエンドを取り付けます。

ネジを締めこむ回転方向に倣うようするため、右回り時に終端が上にくるように巻きます。


ロアホースは新品を用意しました。型番は45161SC020となります。

「複数種類あり」 ラジエータ アウトレツト の ホース ■ 『図の略番 45162H のみ』 スバル純正部品 フォレスター 適合年式[平成19年09月〜next]『品番』 45161SC020 ^j40^

綺麗に切れるようにマスキングテープで切る位置がわかるようにしました。

カッターで切っていきます。

切ってしまうと位置関係がわからなくなるので、マジックで線を引いておくとずれなくてよいと思います。

ホース アタッチメント 位置ずれしないようにマーキング

ロアホース交換

アタッチメントを取り付けたロアホースを取り付けます。

ラジエターキャップ部分からリザーブタンクへ行っていたホースをブリーザータンクへつなぎます。ブリーザータンクからリザーブタンクへとつなぎます。

ブリーザータンクのホースは純正をそのまま使用し、8㎜のジョイントを使ってつなぎました。

シリコンホースはtrustのキットに付属していますが、さらに肉厚なシリコンホースを使用しています。クリップは13mmがちょうどよかったです。



ロアホースへ行くシリコンホースはコルゲートチューブで保護しました。
内径13.2mmのものがちょうどよかったです。

下記でも販売していますが、モノタロウで5mのが安く売っていたので、モノタロウで何か買う際に一緒に購入して送料を浮かせるのが良いと思います。


ロアホースのアタッチメントはジョイントを真上にするとホースがあちこちに干渉するので角度を付けています。ロアからエアを抜くわけではないので問題ないと思います。

配管取り付けとクーラントのエア抜き

クーラントは一度水のみを入れ、エンジンを温めてから抜き、エンジン内のクーラント濃度を低くしてから新しいクーラントを入れました。

一回で7Lほど抜けるので一度やれば十分かと思います。

ブリーザータンクのキャップ上限まで入れて、近所を一周してエンジンを温めて冷やすと、ホースに冷却水がなくなっていることがわかります。補充して再び走った後に確認します。

一度の補充でエアは抜けました。

リザーブタンクも補充して作業完了です。

通常の緑のクーラントを使用しましたが、シリコンホースの色がライトグリーンになってきれいです。

点火プラグとエアフィルター以外はノーマルですが、ボンネットを開けたときに目を引くパーツが付いたので、エンジンルームをあけるのが楽しみになりますね。

まとめ

街乗りしか試していませんが、気温20度くらいだと水温90度はなかなか超えないようです。

今度、高速道路などエンジン回転を高めで走った時にどうなるかデータを取得してみようと思います。
下記は一度エンジン切ってしばらくして再びエンジンかけたときのデータです。
サーモスタットが86度くらいで開くのだと思うので、良く冷えているかんじですかね。

コルトにもブリーザータンクを付けていますが、装着前より水温は低く安定しているので、効果はあると思います。

街乗り主体の車につけたのは費用対効果的に微妙なのですが、装着出来て満足です(笑)


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