燃費のいい運転をしよう | 車な週末Life

燃費のいい運転をしよう

燃費を良くするには

当方は普段車を運転する際に、極力無駄の無いスムーズな運転を心がけています。

燃費に関する車の知識を身に付け、上記の心がけをするだけで、燃費はかなり良くなると思います。

ここではガソリンエンジン車の燃費を良くする基本的な知識と運転方法についてご紹介したいと思います。

目次



燃費を良くする車の整備

まず燃費を良くするためには車の状態が良くなければ始まりません。

以下の4項目についてチェックし、問題があれば改善していきましょう。

  • エンジンオイル
  • エアフィルター(エアクリーナー)
  • 点火プラグ
  • タイヤの空気圧

エンジンオイル

なんといってもエンジンの調子が悪ければどうにもなりません。

定期的なオイル交換は必要です。
エンジンオイルの量も少なければ何かしら異常がある可能性があるのと、焼き付きの恐れもあります。

また粘度も指定に近いエンジンオイルを選びましょう。
0W-20という低粘度指定のエンジンに15W-50なんて固いオイルを入れたら

抵抗が大きく回転も重く燃費も悪くなるでしょう。

オイル点検

エアフィルター(エアクリーナー)

エアフィルターも詰まると燃費が悪くなります。
純正だと2万キロ位が交換時期だと思います。

エアフィルター

点火プラグ

10万キロ無交換という純正プラグも多くなってきましたが、車種によっては2万キロで交換という車もありますので、ガソリンエンジン車の場合は定期的にチェックしましょう。

良い火花がなければ良い燃焼は出来ません。

点火プラグ

タイヤの空気圧

タイヤの空気圧も低いと抵抗が多くなり燃費悪化につながります。

夏場は適正圧でも冬になって気温が下がると空気圧もかなり下がります。

ホームセンターやカー用品店でもタイヤゲージが売っていますのでひとつあると良いと思います。空気も自転車の空気入れで入れられます。

運転席側のドアを開けたところに規定値のシールが貼っていますのでこれにあわせましょう。

空気圧

燃費を良くするための基本知識

燃費の良い走りをするには以下について知っておく必要があります。

理屈も含めて理解しておくと良いでしょう。

  • エンジンブレーキ
  • 燃料カット
  • パーシャル(パーシャルスロットル)

エンジンブレーキ

教習所でも習ったことがあるかと思いますが、アクセルを踏まない状態で、エンジンの抵抗によって、減速する方法です。

燃料カット

エンジンブレーキをかけたときに燃料噴射を止める機構のことです。

一定の回転数以上(当方の車だと1500回転くらい)でアクセルオフでエンジンブレーキがかかっている状態だと、燃料噴射が0となり、燃費向上につながります。

パーシャル(パーシャルスロットル)

走り好きな人は聞いたことがあるかもしれませんが、アクセルをわずかに踏んで加速も減速しない状態にすることを言います。

アクセルオフだとエンジンブレーキがかかり、減速していってしまいますが、パーシャルだと、最小限の燃料噴射で速度を維持できるので、燃費向上には欠かせないものです。

後付メーターや純正のメーターでもアクセル開度やインジェクター開度の情報が分かるものがあります。

この辺の値もチェックしておくと、より効率の良い運転が出来るようになると思います。

燃費



燃費を良くする運転

燃費を良くする運転の仕方として、よく加速時のアクセルの開け方が上がられると思いますが、それ以上に無駄な操作を減らすことが重要だと考えます。

燃費だけでなくタイヤ、ブレーキパッドの磨耗も減らせる効果があると思います。

無駄な操作、特に不要なアクセルを開けることを減らすことが出来れば燃料消費が減り燃費が良くなります。

  • 惰性で走る
  • 燃料カット(燃料カット)を有効に使う
  • パーシャルスロットルを使う
  • 適切なギアを使う
  • 遠くを見て、信号の状況を把握する
  • 前車、さらにその前の車の挙動を把握する
  • 信号のタイミングを把握する

惰性で走る

アクセルを踏まないで走れば燃料を節約できますよね。

先の信号が赤であれば、アクセルペダルから足を離し、信号手前まで惰性で走れば燃料を節約できます。

この際、後述の燃料カット(エンジンブレーキ)を有効に使えれば、燃料消費をその間ゼロに出来ます。

マニュアル車ではニュートルにいれ、惰性で走る距離を伸ばすことも出来ます。

ただし駆動がかからないニュートラルは車の安定性としては低い状態なので、直線区間や低い速度の場合のみ使うなどするのが良いと思います。

燃料カット(エンジンブレーキ)を有効に使う

アクセルをオフにすれば、エンジンの回転抵抗で減速するエンジンブレーキがかかる状態になります。

一定の回転数以上であれば、エンジンブレーキ中はエンジンコントロールユニット(ECU)が自動的に燃料噴射を止める燃料カットの制御が働きます。

長い下り坂など、エンジンブレーキを使っている間は燃料消費がゼロにできます。
ただし、マニュアル車でニュートラルにして走ると、アイドリング状態になりますので、燃料カットは働かないので注意が必要です。

パーシャルスロットルを使う

パーシャルスロットルとは加速も減速せず、速度を一定に保てるようにアクセルを踏むことを言います。

アクセルをガンッと踏んで速度が出すぎてブレーキを踏んで調整するような運転では燃費向上は難しいです。

アクセル開度を微妙に調整することで一定速度で走れるようになれば、燃料消費も最小限にすることが可能です。

また、下り坂などで、アクセルオフにすると減速してしまうような状況で、このパーシャルスロットルを使えるようになると、燃費は確実に向上します。

というかこのパーシャルスロットルが使えるようになれば、だいぶ燃費は良くなっているはずです。

適切なギアを使う

平地から上り坂に差し掛かるとアクセルをさらに踏まないと速度が落ちますよね。

マニュアル車だとエンジンが苦しそうになり、場合によってはノッキングが発生したり、最悪、エンストしてしまいます。

オートマ車だと、アクセルをある程度踏み足すとキックダウンし、ギアが下がります。

上り坂に差し掛かってエンジンが苦しくなってからシフトダウンするのではなく、その手前でシフトダウンしてあげると、エンジンの効率の良いところを使え、無駄にアクセルを多く踏まなくてもすむようになります。

自転車で坂道を登るときに、苦しくなってからギアを下げるより、坂道の手間でギアを下げ、勢いをつけたほうが楽に登れますよね。

オートマ車でも最近はパドルシフトの車が多くなっていると思うので、マニュアルモードで積極的にギアを変えるのも燃費向上には不可欠です。

遠くを見て、信号の状況を把握する

よく、先の信号が赤なのに信号直前まで加速しつづけ、直前でブレーキを踏む人がいます。
これって明らかに無駄ですよね。余計な燃料と、ブレーキやタイヤを消費しています。

先の信号や道路の状態を見て、加速する必要が無いと判断したら、すかさずアクセルペダルから足を離しましょう。

また、信号が赤だったり、前車に追いつきそうでブレーキを踏む必要があるのであれば、ギヤを落としエンジンブレーキを使いましょう。

また、交差点で直進が青だとしても、交差側の信号が黄色や赤になっているか、歩行者の信号が点滅していないかということからも推測できるので注意深く観察しましょう。

前車、さらにその前の車の挙動を把握する

前の車だけでなく、さらにその先の車の挙動にも注意しましょう。

高速道路で前が詰まっているのに、そのままの速度で前車に追いつき、ブレーキを踏む車がいます。これは渋滞の原因にもなりますね。

詰まっているから、あらかじめエンジンブレーキで速度を落としておけば、フットブレーキで無駄に速度を落として再度加速するといったことが防げるので燃費向上につながります。

また、全体の車の流れがつかめれば、事故防止にもつながると思います。

下記の画像のように、前が詰まり始めていることが把握できれば、アクセルオフで車間距離を保て、無駄なブレーキやアクセルを踏むことが防げます。

信号のタイミングを把握する

「遠くを見て、信号の状況を把握する」の応用編ですが、通学や通勤で同じ時間帯に通ると信号のタイミングが同じ道がある場合があると思います。

あらかじめタイミングが分かっていれば、この信号の区間は必ず赤で止まる必要があり、あまり加速する意味はありませんよね。

いつもより、アクセル控えめに加速していって、速度が乗ったらパーシャルスロットルで最小限の燃料消費が燃費向上につながります。

ただし、後続車がいる場合はやりすぎると遅すぎてクラクションを鳴らされたりすることもあるので臨機応変に対処しましょう。

まとめ

ご紹介した以外にも空気抵抗や、加速時のアクセルの開け方などいろいろありますが、先の状況をできるだけ早く把握してパーシャルやエンジンブレーキを適切に使えるようになれば燃費は良くなります。

あまり燃費にこだわりすぎると運転が楽しくなくなったり、後続車に迷惑をかけることとなるので気をつけましょう。

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