真夏の炎天下の車の温度を測ってみた | 車な週末Life

真夏の炎天下の車の温度を測ってみた

夏の炎天下の車の温度はどうなっているのか

非接触の温度計を持っているので、夏場の車内外の温度を測ってみました。
また、サンシェードや窓を開けた場合の変化も見てみました。

この日は関東でも40℃越えの地点が複数でており非常に暑い日でした。
当方の地域の気温もグーグルによると38℃でした。

伊勢崎で40.5℃を記録していましたし、練馬でも39℃でした。

真夏 車内温度



目次

車のボディの温度

外気温38℃の真昼の炎天下でアルトのドア回りの温度を測ってみました。
64℃近くあり、触るとかなり熱いですね。

真夏 車のドア 火傷

ルーフは65℃でした。
よくボンネットで目玉焼きが焼けるなどのたとえがでますが、黄身は65~70℃で固まるようですが、白身は80℃くらいないと固まらないようなので、ちょっと焼けないかなという感じでしょうか。

ルーフ ボンネット 目玉焼き

色が濃紺のインプレッサG4はアルトより温度が高かったです。
黒だともっと温度が高いかもしれません。

ドア回りは71.6℃でかなりの温度でした。

ボディカバーをかけているコルトは50.1℃でした。
ボディカバーは温度、紫外線対策としても有効そうです。

対策なしの車内温度

対策を何もしてない状態のアルトのダッシュボードの温度を測ってみました。
なんと80.7℃。
車内にいると速攻で頭がくらくらするような暑さです。

炎天下 ダッシュボード 80℃

ダッシュボード、ハンドル上部。ハンドル中央部、シフトノブを測ってみましたが、ハンドルも握る部分が73℃もあり、出かけようにも、しばらくまともにハンドル握れない状態ですね。

ハンドル 暑くて持てない 夏

サンシェードをした場合の温度変化

夏場の対策として一番メジャーと思われるサンシェードをしてみました。
ドライブレコーダーなどが邪魔できっちり窓を覆うのは難しくなってきましたね。

当方は丸められるタイプを使用しています。
アルミシートのたたむものよりも小さく収納できるのが良いと思っています。

サンシェード 丸めるタイプ

外から見るとこんな感じです。

サンシェード アルト

運転席の窓もサンシェードを付けました。


サンシェードを装着して、10分経ってから温度を測ってみました。
日陰になるだけでも効果はあるようで、ダッシュボードは13℃も下がりました。
もともと日陰の部分はあまり変わらないようです。

サンシェード すぐに効果はないようです

サンシェード&窓開けの場合の温度変化

続いて、窓を少し開けたらどうなるかを試してみました。
フロント、リアの4か所を5cmほど開けてみました。

真夏 暑さ対策 窓開け

サンシェード&窓をちょっと開けた状態で30分経過後に測ってみました。
全体的に数度ほどさがりましたが、気温も40℃近いので劇的には下がりませんでした。

熱気が逃げるので、車内に乗り込んだ時のむわーとした暑さは多少はマシになってはいる感じがしましたが、耐えられる温度ではないですね。

まとめ

結果としてはサンシェードや窓開けは効果はあるものの、車内全体の温度は急には冷えないので、やはり暑いです。

とはいえ、ダッシュボードやハンドルの温度は下がるので効果はあると思います。
炎天下にさらされて温度が上がる前に、サンシェードなどの対策を事前にしておくと有効なのかなと思います。

以下にそれぞれの温度をまとめてみました。

対策 ダッシュボード ハンドル上部 ハンドル中央 シフトノブ
なし 80.7℃ 73.1℃ 55.1℃ 68.3℃
サンシェード 67.6℃ 66.6℃ 55.0℃ 55.0℃
サンシェード&窓開け 64.3℃ 58.6℃ 52.8℃ 53.5℃

ハンドルやシフトノブが暑くて触れない場合は濡れタオルで拭くと一気に温度がさがります。

58.6℃あるハンドルはなかなか熱くて握れないです。

濡れたタオルで拭いたり、しばらくタオルで冷やすと・・・

ハンドルが暑い 対策 濡れタオル

10秒くらいですが、44℃まで下がりました。
急いでいる場合などお試しあれ。

当方が使用した温度計はSMART SENSORのAR330というものです。
-32℃から330℃まで測れる代物です。
ブレーキやエンジンルームなど車のいろいろな温度を測るには大変良いと思います。


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