臨場感を上げてみたく、リボンツイーターを導入してみた
当方のアルトのスピーカーはフロントドアの2個しかなく、お世辞にも良いとは言えない代物でした。
手始めに純正スピーカーをCarrozzeriaのTS-F1730に交換しました。
オートバックスで手ごろな値段だったので購入した覚えがありますが、すでに忘れています。
表側から見ると、サイズも同じだしそんな変わらないのかなとも思いますが・・・
裏を見ると差は歴然。というか純正スピーカーってこんなにしょぼいの?というのが率直な感想です。
これだけで、音質は別物になって感動した記憶があります。
フロントドアの2スピーカーなので、臨場感が全然ないので、リアスピーカーを追加しようと考えていました。当方のアルトのグレードだと、リアのスピーカーは付いていませんでした。
リアスピーカーをドアのところに付けるよりも、サテライトスピーカーを車内の上部に装着したほうが、臨場感があってよいかと思い、PioneerのTS-STX510を導入しました。
こんな感じで装着しました。
TS-STX510の取り付けについては以下の記事を参照してください。
「アルト(HA36S)にサテライトスピーカー(TS-STX510)を付けてみた」
サテライトスピーカーで臨場感はかなり増しましたが、より良くしたいという思いが強くなり、いろいろ調べていたところ、リボンツイーターに興味を持ちました。
ということでリボンツイーターを導入することにしました。
目次
リボンツイーターの配線の作成
こちらが導入するツイーターのDayton Audio PTMini-6になります。
オーディオの知識はあまりありませんが、抵抗で低音域の信号をカットしてあげないとツイーターが壊れるようなので、フィルムコンデンサーも購入しました。
選定理由はAmazonなどの評価がそこそこよく、価格もそんなに高くないという点で決めました。
抵抗値が違うと変化がある様ですが、よくわからないので、1.0μFのものを購入しました。
あとはスピーカーケーブルと平型端子をカー用品店で購入してきました。
フロントスピーカーの配線から分岐することにしました。
一旦切ります。
ここからツイーター用に配線を分岐します。
ツイーターの方はプラス配線側に購入したコンデンサーを追加します。
ハンダで接続しました。
大きめの熱収縮チューブで丸ごと保護します。
こんな感じになります。
準備完了。地味にキボシを沢山使うので、そこそこ手間ですね。
リボンツイーターの音の確認
一旦、ちゃんと音が出るのか確認することにしました。
フロントドアスピーカーからはかなり大きい音が聞こえます。
対して、リボンツイーターはかなり近くに持ってきてなんとなく聞こえる程度でした。
これじゃ、装着してもほとんど聞こえず、あまり改善しないかなと思っていました。
Dayton Audio PTMini-6の取り付け
リボンツイーターをどこに装着するかですが、フロントドア内装のサイドミラー横の部分がちょうどいいなと思いました。
まず、端子を通す穴を開けました。
最小限の穴にとどめました。
端子を90度曲げて、開けた穴に通します。
内装には両面テープで貼り付けています。
フロントドアスピーカーから分岐したところをスピーカーケーブルで延長します。
異音対策のため、スポンジを結束バンドで巻いて、ドアの内側に放り込みます。
フロントドアスピーカーを元通り装着しました。
端子が見えるのは嫌だったので90度に曲げます。
曲げたのがこちら。先ほど内装にドリルで開けた穴に通して、裏からスピーカー端子で繋ぎます。
こんな感じで裏から端子を装着します。
クラシック、ヘビメタなどいくつかのジャンルで聞き比べてみました。
ドアスピーカーは下側にあり、距離も遠くにあるせいか、確認で聞いた時よりもドアスピーカーの音は小さく聞こえる感じがしました。リボンツイーター側はドアガラスで反射したものも聞こえているようで思っていたよりも聞こえる感じがしました。
オーディオの設定はデフォルトのままになっていましたが、イコライザーなどで高音域を上げてみると、臨場感は増した感じがしました。
実際に音を出して確認している動画はこちらです。
まとめ
普通のドーム型のツイーターを付けるより、一味違ったものを付けたいなという思いがあり、ネットで調べていたところリボンツイーターにたどり着きました。
サテライトスピーカーで臨場感はかなり増していましたが、ナビのイコライザー設定で高音域のレベルを上げた設に定すると、違いがはっきりしました。
微々たる変化ではありますが、音響が改善されて満足です。
今度は低音が物足りなくなったので、サブウーファー導入を決意しました。