ロイヤルパープル HPS 5W-30 5000キロ使用後のエンジンオイル劣化具合を確認してみた | 車な週末Life

ロイヤルパープル HPS 5W-30 5000キロ使用後のエンジンオイル劣化具合を確認してみた

ロイヤルパープルの耐久性はどうか?

当方のアルト(HA36S)にロイヤルパープルのHPS 5W-30を入れて5000キロ走行しました。
エンジンオイルとしてはまだまだ使えると思いますが、なんとなくエンジンにパンチが感じられなくなったのと、いままで3000キロ程度でオイル交換していたので、交換したい病にかかってしまったので、エンジンオイルを交換しました。

途中、3000キロと4000キロ使用時点でエンジンオイルを少し抜き取って保管していたので、劣化具合を比較してみました。

ロイヤルパープル 5000キロ

目次

ロイヤルパープルHPS導入

以前から良い評判を聞いていたロイヤルパールですが、奮発してアルトに入れていました。
街乗りメインなので、完全にオーバースペックですが、たまに6000回転まで回すので、エンジンの摩耗を最小限にしてくれるかなという期待もありました。
その名の通り、エンジンオイルの色が紫です。

こんなに濃い紫だと、オイルの劣化具合が色でわからないんじゃないかと思いました。

走行距離が6万9千キロちょっとの時点で入れました。

汚れ具合を比較したかったので、3000キロ使用時点、4000キロ使用時点でオイルを少し抜き取って保管していました。

こちらは3000キロ使用時点です。

新品は紫だったのに、使用していくと、普通に茶色いオイルになるようでした。

ロイヤルパープル5000キロ使用後のオイルフィルター

ロイヤルパープル導入後、5000キロ走行したので、オイル交換するため、エンジンオイルを抜きます。

紫色の面影は有りませんでした。

結構濃い茶色になりました。

いつものように上抜きで2.5リッターほど抜けました。

オイルフィルターも交換します。外したオイルフィルターは分解して中を確認します。

いつものように分解します。

底にはスラッジが積もってはいましたが、GRオイルと比べると少ないようです。
使用している車、使用状況も違うので何とも言えませんが・・・

フィルター内にもスラッジが堆積していました。

色は黒いですが、スラッジまみれとまではいかないようです。

カッターで切って濾紙を外します。

酷いときは真っ黒なヘドロ見たいなものがびっしり付着しているのですが、意外にもそれほどスラッジは溜まっていないようでした。
これでも他の確認と同様に給油3回に1回は燃料添加剤のFCR-062を添加していました。

指でなぞると粒子状のスラッジが確認できました。
しかし、5000キロでこれなら良い状態なのではないかと思います。

ロイヤルパープル5000キロ使用後のオイル比較

新品と3000キロ、4000キロ、5000キロ時点のオイルを比較するのですが、瓶に入れた状態だといずれも黒くて差がわかりません。

ガラス2枚の間にオイルを入れて挟んで透かして見ることにしました。

左が新品、真ん中が3000キロ使用、右が5000キロ使用ですが、一番右が一番濃いですね。
それだけカーボン成分を含んでいるということですかね。

ロイヤルパープル5000キロ使用後の粘度比較

まずは常温での確認です。
気温は25℃前後でした。

それではスタート!

あら、想定と違う・・・

使用すれば粘度低下するのだろうと思っていましたが、5000キロ使用のほうが新品より粘度が固いという状況でした。
添加していた燃料添加剤が原因なのか、オイルの特性なのかはわかりませんが、ちょっと想定外の結果となりました。

続いて、90℃以上に温めてから確認を行います。

それでは確認してみましょう。

スタート!

ここで3000キロと5000キロが混ざってしまうアクシデント発生。

しかし粘度的には新品が一番柔らかそうな結果となりました。
粘度低下は少ないエンジンオイルといっても良いのではないでしょうか?

オイルキャッチタンクの確認とSOD-1添加

オイル交換のタイミングでオイルキャッチタンクの状況を確認しました。
たしか、ロイヤルパープル導入後3000キロの時点でタンクのオイルを排出した覚えがあります。

そんなに量は多くないですが、スラッジを含んだオイルが溜まっていました。

廃油と一緒に捨てます。

なぞのスラッジの塊が出てきました。指で押すと潰れましたが、なんでこんな形で溜まっていたのだろう?

エンジンオイルは前々から愛用しているSUNOCOのSveltに戻しました。
今回はSOD-1 plusも添加してみました。

10%ほど添加するところですが、あえて少な目の8%位にしました。
単んにケチっただけです。

5000キロでエンジンオイルを交換したわけですが、交換後はエンジンが静かになったのと、低回転からの加速が良くなった気がします。フリクションが減ったのでしょうか?

それほど劣化は感じていませんでしたが、ロイヤルパープルといえども、5000キロも使えば性能低下はある様です。

まとめ

いままで3000キロでエンジンオイルを交換していたのですが、5000キロも走れば、オイルフィルターのスラッジもそこそこあるんじゃないかと思いましたが、当方が想定していたよりは全然きれいでした。

粘度については低下すると思っていたところ、なぜか5000キロ使用のほうが硬いという結果になってしまいました。

理由はエンジンオイルの特性でそうなるのか、燃料添加剤との組み合わせで粘度が上がりやすいのかはわかりませんでしたが、粘度低下はあまりしないエンジンオイルと思ってよいのかなと思いました。

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