GRモーターオイル Touring 0W-30 5000キロ使用後のエンジンオイル劣化具合を確認してみた | 車な週末Life

GRモーターオイル Touring 0W-30 5000キロ使用後のエンジンオイル劣化具合を確認してみた

GRモーターオイル、5000キロでどれくらい劣化するか

GRモーターオイル Touring 0W-30をインプレッサG4に入れて5000キロ使用したので、オイルフィルターの状況やオイルの粘度など、いくつかの観点で確認してみました。

4000キロ時点で少しオイルを抜き取っておいたので、5000キロ時点と比べて差があるかも確認したいと思います。

エンジンオイル 劣化

目次

GRモーターオイルの抜き取り

4000キロ使用時に一部オイルを抜き取っておきました。
エコチェンジャーで簡単に抜き取れると思いきや、盛大にこぼしました・・・

床にこぼれるとふき取るのも大変です。

5000キロ使用時については、前回の反省を踏まえ、大きい容器で取りました。

結構黒いです。

廃油をペール缶に注ぐときにも盛大にこぼしました。
無駄にパーツクリーナーを使う羽目になりました。
オイルフィルターがちゃんと仕事をしてくれているためか、廃油受けには目立ったスラッジの塊などは無かったです。

5000キロ使用後のオイルフィルターの確認

オイルフィルターも5000キロで交換し、外したフィルターを分解します。

いつものようにパイプカッターでオイルフィルターを分解し、濾紙の確認を行います。


オイルフィルターの底面にはスラッジが溜まっていました。

これを見ると2回に1回の交換で良いのか?と思ってしまいます。
当方はモノタロウ製の安いオイルフィルターを使用しているので、コスト的にも毎回交換で問題ないです。

濾紙も真っ黒です。スラッジが詰まっている感じがします。

フィルター通過後の内部も流れが遅いところに若干スラッジが溜まっているように見えます。

濾紙はこんな感じです。谷の部分に多くスラッジの塊があるのが見えます。

燃料添加剤も何度か入れていたので、単純比較はできませんが、SUNOCO使用時より、スラッジが多い気がします。バーダルのリングイーズを入れた時に近い感じがします。

指ですくってみると塊が確認できます。

安物でもいいので毎回オイルフィルターを変えるのが良いと当方は考えます。
今流通しているもので、そんなに粗悪品のようなオイルフィルターは無いんじゃないかなとも思いますので・・・

5000キロ時点でこれだと、1万キロとか使ったらどうなるのだろう?

カーボン、スラッジの確認

続いて、カーボンやスラッジの比較をしたいと思いました。
ペットボトルや瓶に入れて比較しても黒くて差がわからないので、差が分かる位の量で見てみることにします。

ヤフオクでガラスを2枚入手し、適当なOリングを準備しました。

Oリングの内側にオイルを垂らして、ガラスで挟んで比較します。

この時点ですでに5000キロが一番黒いなというのはわかってしまいました・・・

これだとオイルの膜の厚みが同じで比較できるので、わかりやすいのではと思いました。

4000キロも5000キロもスラッジの塊のようなものは見られませんでした。
この辺はやはりオイルフィルターがちゃんとスラッジを回収してくれているのかなと思います。
黒さについても4000キロと5000キロでちゃんと差がありました。
多くのカーボンを取りこんでいるということだと思います。

粘度はそれほど変わっていなさそうではあります。

エンジンオイルの粘度の比較

最後に粘度比較を行います。
まずは常温(気温17度)で比較してみます。

大体同じ量を試験管に入れて、同時に45度に傾けたアルミ板に垂らしていきます。

試験管の角度の合わせが出来ておらず、新品がフライングしてしまいました。
4000キロと5000キロとの差はほとんどなさそうでしたが、新品より粘度が下がっている感じもしました。

オイルフィルターのスラッジもそうですが、3回くらいFCR-062を入れていたので、影響があったのかもしれません。
PEAを配合している燃料添加剤を使うとオイル粘度が上昇するということも言われているようです。


続いてお湯で熱して高温時の比較を行います。

約70℃まで温めて比較しました。

何度も使っていたら木の穴が大きくなったので、試験管の向きがそろわなくなりました。
今回は4000キロのところがフライング気味になりました。

4000キロがフライング気味でしたが、結果は5000キロが一番早く下に到達しました。
やはりせん断などを受け、オイル粘度は低下するようです。

GRモーターオイル Touring 0W-30は低温時の粘度が低く、エンジンが冷えている時からレスポンスが非常に良いオイルで、5000キロ走っても、特段性能が落ちてきたとは感じませんでした。

体感上は良いフィーリングでしたが、ポリマーが多いので、スラッジの発生は多いのではないかと思います。

再び今まで愛用していたSUNOCOに戻して同じように比較をしていきたいと思います。

まとめ

街乗り主体の使用なので、多少粘度が落ちてきても、もともとインプレッサG4は0W-20指定なので、上が30なら問題は出ないとは思います。

しかし、粘度は落ちてきているのは確かで、潤滑性能も落ちてきているのは間違いないので、今回の結果から、5000キロ程度で交換するのが良いのかなと思いました。

SUNOCOがどうなるかが見ものです。

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