FCR-062でエンジンは綺麗になるか?
前回、古河薬品工業のフュエルクリーン ハイブリッドプレミアムの検証を行い、カーボンが除去され、効果があることが確認できました。
前回検証した古河薬品工業のフュエルクリーン ハイブリッドプレミアムについてはこちら
続いて、安くて効果があると評判のAZ(エーゼット)のFCR-062(100ml)を検証します。
目次
- 1.FCR-062を検証
- 2.FCR-062使用後
- 3.FCR-062の効果
- 4.点火プラグの効果的な清掃
FCR-062を検証
容量でいくつかバリエーションがありますが、100mlのものを使用しました。
ラインナップとして以下があり、容量が多くなるほど安くなり、お買い得です。
広告によると下記のラインナップと容量、価格のようです。
品番 | 容量 | 価格(税別) |
FP005 | 50ml | \369 |
FP011 | 100ml | \500 |
FP013 | 300ml | \1,186 |
FP101 | 1L | \2,516 |
FP104 | 4L | \7,319 |
今回試した車両はアルト(HA36S)です。
走行距離が45259キロの時点で投入し、ガソリン満タンにしました。
入れる濃度としては以下のようです。
自動車 | 40~60Lに約150ml |
軽自動車 | 30Lに約75ml |
バイク | 5L毎に約15ml |
2サイクル車 | 5L毎に約5ml |
アルトの燃料タンクは27Lで100mlを一本まるまる入れてしまったので、濃度的には規定よりかなり濃い目ですね。
今回もピストンヘッドの比較をしたいと思います。左から1番、2番、3番とします。
1番のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
2番のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
3番のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
1番右端のピストンヘッドが一番きれいで、左にいくほどカーボンが多いです。
これは以前実施したRECSの施工の仕方によるものではないかと考えています。
これはまた別の機会に。
点火プラグはこんなかんじでした。ネジ部状態の外周にカーボンが積もっています。
FCR-062使用後
343キロ(燃料計で約1/3状態)走行後、再びピストンヘッドの確認をしました。
1番のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
2番のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
3番のピストンヘッドの状態はこんな感じでした。
点火プラグの状態がこちらです。
ネジ部上部の外周のカーボンが落ちています。これは驚きました。
FCR-062の効果
ピストンヘッドの比較を見やすいように並べてみました。
1番のピストンヘッドの比較
2番のピストンヘッドの比較
3番のピストンヘッド比較
全体的に湿っていますが、これはPEAの難燃成分がのこっているのかと思われます。
濃度が濃すぎたのが原因かもしれません。
カーボンはふやけてはがれやすくなっており、一部ふやけて移動して貼り付いているようにも見えます。
PEAの入ったガソリンを使い終えて、高回転までまわしてあげればこれらのカーボンも吹っ飛ぶのではないでしょうか。
個人的にかなり効果が有り、かつコスパが高い燃料添加剤ではないかと思います。1Lで買えば、かなり費用は抑えられるんじゃないかと思います。
点火プラグの効果的な清掃
おまけとして、点火プラグを戻す際に、点火プラグを清掃しました。
どうやるかというと、エンジンコンディショナーにしばらく漬けとくだけです。
紙コップに点火プラグを入れ、エンジンコンディショナーの液が溜まるように大量噴射します。
10分くらい漬けておくだけでもカーボンがだいぶふやけてきます。
パーツクリーナーで洗い流したり、ウエスで拭いて、また漬けて、拭いてを繰り返すと、すごくきれいになります。お試しあれ。
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