コンロ・レンジ周りの油汚れを簡単に落としたい
年末も近づき、大掃除のシーズンとなってきました。
毎年、コンロとレンジフード周りの油汚れを落とすのが当方の役目になっているのですが、パーツクリーナーを使って、布きれでひたすら擦り洗いをしていました。
今年は小麦粉洗車から得たヒントで油汚れに挑んでみようと思います。
目次
- 1.小麦粉と重曹を準備しよう
- 2.コンロ周りの壁の汚れを落とす
- 3.レンジフードの汚れを落とす
- 4.まとめ
小麦粉と重曹を準備しよう
準備するものはグルテンを多く含む小麦粉(強力粉)と重曹、霧吹きの3点です。
薄力粉などでも十分使えますが、グルテンが多めの強力粉のほうがよいと考えます。
小麦粉を適当に入れます。霧吹きで吹いたときに強力粉がきちんと吹き付けられればよいので、薄すぎなければよいです。今回はスプーン7杯くらいでしょうか。
続いて、重曹を入れます。スプーン5杯くらいです。一般的な重曹の使い方より、濃い目にしてみました。
これに水を入れて準備完了です。
コンロ周りの壁の汚れを落とす
それではコンロ周りを見てみましょう。今回は壁の油汚れを取ることをメインにします。
ご覧のように、油が固まってこびりついています。
コンロ側面の壁も同様に油汚れがあります。
では、汚れ落としにかかりましょう。
先ほど作成した、重曹小麦粉水を良く振って、かき混ぜて置きます。
壁が白で写真のピントが合わせづらく画像がありませんが、重曹小麦粉水を満遍なく拭きつけていきます。若干乾きだしたときに小麦粉のザラザラ感が出ていればOKです。
小麦粉を混ぜることによって、壁にへばりつくので、重曹の油を溶かす効果を最大限に発揮できるという作戦です。
これをペーパータオルで拭き取ります。重曹小麦粉水が乾いてしまうと拭き取りずらいので、その場合は、再度霧吹きで拭きつけて湿らせてから拭き取ります。
小麦粉と一緒に油汚れもごっそり拭き取れます。
重曹が油汚れを溶かし、小麦粉に含まれるグルテンで一緒に壁から引き剥がします。
頑固な油汚れは一拭きでは取れないので、再度、重曹小麦粉水を拭きつけて、時間を置いて拭き取ります。
キッチンペーパーより厚手のペーパータオルのほうが拭き取りやすいと思います。
何度か拭き取っても取れない厚みのある油汚れはヘラで擦ると簡単に取れます。
すでに重曹の効果で汚れは半分分解されているので、重曹小麦粉水を拭きつけてながらヘラで突くと簡単に取れます。
以下のような感じで、簡単にふやけて剥がすことが出来ます。
ペーパータオルで拭き取る前に、ヘラで一撫でしてもいいかもしれません。
力をいれてごしごし擦らずに簡単に油汚れを落とすことが出来ました。
だいぶ綺麗になりました。
いままでの掃除の仕方では残っていた油汚れもありません。
重曹小麦粉水恐るべしです。
汚れが落ちたら、水のみを拭きかけてアルカリ成分を落とします。
ここからは普通の雑巾などで、水拭きを何度か繰り返して掃除完了です。
重曹小麦粉水でレンジ周りの汚れを落としている動画はこちら。
レンジフードの汚れを落とす
レンジフードのカバーも油汚れでぎっとぎとだったので、同じように重曹小麦粉水とペーパータオルで拭き取ります。
こちらのほうが壁よりも油がべっとりで、拭き取り回数は多くなりましたが、完全に油汚れを落としてすっきりすることが出来ました。
まとめ
頑固でなかなか取れなかった油汚れも、重曹と小麦粉を使うと簡単に落とすことが出来ました。レンジ、コンロ周り以外にもいろいろ応用できると思います。
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