ドライビングシミュレータで椿ラインを走ってみたい
youtubeで椿ラインや榛名山、いろは坂など日本の峠のリアルなゲームでの実況動画を見ていて、本当にリアルでやってみたいなと思っていました。
調べてみるとAssetto Corsaというドライビングシミュレータでmodというユーザなどが作成したデータを入れることで日本の峠を走れるということを知りました。
コロナ禍で気軽に出かけられないということと、コースを覚えたり、実際にはできない全開走行などを試したいということで導入することにしました。
下記は椿ラインの椿台のコーナーです。バス停までありかなりリアルです。
こちらはいろは坂のリプレイ画像。
定番の秋名(榛名)もあります。碓氷峠や赤城山、妙義山など公道コースが多数あるのが大変魅力的です。
この手のゲームを最大限に楽しむにはハンコン(ハンドルコントローラー)が必須ですね。
初期投資が必要ですが、思い切って購入しました。
この記事ではAssetto Corsaの導入とmodの取り込み、椿ラインを走るところまでをご紹介します。
目次
Assetto corsaの購入
Assetto CorsaはPC、プレイステーション、XboxOneと複数のプラットフォームがあります。modを導入できるのはPC版だけなので、迷うことなくPC版となります。
PC版としてはSteamとDMMから販売しているようでした。
当方はSteamで購入してみました。
SteamのAssetto Corsaのページはこちらです。
いくつかEditionがあるようでした。
後々いろいろ試したいのでUltimate Editionを購入しましたが、とりあえず試してみたいというのであれば基本のAssetto CorsaとJapanese Packでもよいという記事を見ました。
Ultimate Editionでも4千円ちょっとなので、Ultimate Editionでいいかなという感じです。
費用を抑えたい人は基本のAssetto Corsaと必要なPackを購入するというのでもよいと思います。
Assetto corsaのインストール
Steamでゲームを購入するにはアカウントが必要なようなので、アカウントを作成します。
Steamに登録ボタンを押します。
メールアドレスを入力して登録を進めます。
サインインした状態で購入できました。
続いてSteamをインストールしておく必要があるので、Steamのインストールを行いました。
次へボタンを押して進めます。
お約束の同意するを押して進めます。
インストールが終わるとSteamの画面が開き、購入したゲームの一覧が表示されるようです。
初回はダウンロードと設定作業が行われるようです。
しばらく待ちます。
Assetto Corsaのダウンロードデータは42GByteほどありました。
PCの空き容量は十分に確保しておいた方がよさそうです。
ちなみに使用しているPCはマウスコンピュータの6万円くらいのデスクトップに8GByteのメモリを増設したものを使っています。
今のところ問題なく動いています。
首都高modなどを入れたり、夜間や雨などを再現するとCPUやグラフィックボードを高性能にしないと不具合が出てきそうですが、ゲーミング用のPCでなくても問題なく使えています。
インストールが完全に終わると、プレイボタンが表示されます。
Steam上でAssetto Corsaを選らんでプレイボタンを押すか、デスクトップに作成されるAssetto Corsaのショートカットを実行すれば起動できます。
最初のみセットアップが走りました。
起動するとこんな感じ。
ムービーが始まります。グラフィックが綺麗です。
インストールは無事にできました。
modの入手と反映
Ultimate Editionには日本の峠は含まれていないので、modをネットより入手する必要があります。
検索するといろいろ出てきますが、当方が良いなと思った三つのサイトを紹介します。
ASSETTOCORSA.CLUB
こちらはcar(車)とtracks(コース)の両方のリンク集的なサイトのようです。
ASSETTOLAND
こちらは車のmodを扱っています。
https://www.assettoland.net/cars
当方が乗っているコルトのターボがあったのでダウンロードしてみました。
デザインはバージョンRと異なりますがエンジンは同じです。
こういったmodはgoogleドライブやMEGAといったオンラインストレージで公開されていることが多いようです。
下記はMEGAでしたが、無料アカウントでダウンロードが出来ました。
ダウンロードしたファイルについてはウイルスが仕込まれている可能性もなくはないので自己責任でお願いします。私は気休めですが、ウイルスソフトをいれてスキャンしています。
RACEDEPARTMENT
こちらはダウンロードするにアカウント登録が必要です。
Assetto Corsaだけでなくいろんなレースゲームのものを扱っているようです。
https://www.racedepartment.com/
アカウント登録は画面右上のREGISTERボタンを押します。
有料アカウントが出てきますが、下の方にスクロールすると無料のアカウント登録があります。
Basicの下のJOIN NOWをクリックします。
必要事項を入力します。
登録後メールが来て、ログインできるようになります。
画面上側のメニューのDOWNLOADSをクリックして、左側メニューのAssetto CorsaのところにCarsやTracksがあります。
最初に紹介したASSETTOCORSA.CLUBにこちらのページを参照しているリンクもありました。ログインしているとダウンロードボタンが出てくるのでダウンロードができます。
その他
他にもサイトや公開されているページが沢山あります。
assetto corsa mod に加えて、探したい車名や型式、コース名で検索すると見つかると思います。
椿ラインも日本のサイトでリンクを公開してくれているページがありましたし、海外のサイトでイニシャルDのステージをまとめたサイト(GT SUPREME)もありました。
GOOGLEドライブで公開している方が多いですね。
右上のダウンロードをクリックします。
以下の画面が出ますが、サイズが大きすぎてGoogleが提供してくれるウイルススキャンが出来ないようです。このあたりはウイルスソフトを入れるなり対応が必要かと思います。
ダウンロードしたmodは圧縮されています。zip、rar、7zの3種類が多いようです。
当方は7zipをインストールしています。7zipだと上記三つのいずれも解凍ができます。
modはAssetto Corsaをインストールしたフォルダの所定のところに配置します。
当方はEドライブ直下にインストールしたので、下記のパスになります。
E:\Assetto Corsa\steamapps\common\assettocorsa\content
content配下にcarsとtracksがあるので車のmodであればcars、コースならtracksに解凍したファイルをフォルダ毎格納します。
解凍の際、不要なフォルダが一階層上にあったり、解凍したファイルが上位のフォルダやreadmeなどを含む階層毎の場合はmod単体のフォルダを格納します。
以下のような感じで部品っぽいファイルが沢山入っているフォルダが格納するmodのフォルダになります。
modのファイルを格納した後にAssetto Corsaを起動すると選択できるようになります。
こんなのもありました。エンジン性能はノーマルっぽかったので見た目だけのようです。
軽くて安くて速いZC33Sスイスポも。
ただし左ハンドルでした。
ノーマルスペックだけでなくドリフト仕様やチューンしたmodもあるので試しきれないほどですね。
とりあえずどんな感じか確認したい車をダウンロードしてみました。
試しにキーボード操作で椿ラインを走ってみる
Assetto Corsaを楽しむにはハンドルコントローラーが必須だと思いますが、試しにキーボードのキーで動かしてみました。
Assetto Corsaを起動して、左上のMain Menuを選択。
Optionsからcontrolsをクリックします。
ハンコンかコントローラーかキーボードかを選べるので、一番左のキーボードをクリックします。
あとはどのキーを割り当てるかを決めてBackで戻ります。
実際に走るにはDriveをクリック。
まずは車を選びます。実際に乗っているコルトのラリーアート(バージョンRとは厳密には違いますが、ほぼ同性能です)を選んでみます。
続いてコースですね。
椿ラインの下りを選択しました。
サマリーで各種エフェクトを決めるようです。
ハンコンでシフターを使ってマニュアルを楽しむなら黄色の楕円で囲ったあたりはオフにするのかなと思います。
右上のStartボタンを押すと下記の画面が表示されます。
左上のステアリングのボタンを押すと走行開始となります。
視点を車内外数種類えらべますが、当方は実際の運転に近いのを試したいのでこちらにしました。
あとからReplayで再生も可能です。
毎日走ることを日課にして65日目の成果がこちら。
まとめ
Assetto Corsaを導入してmodを入れて動かすところまでを紹介しました。
実際にハンコンを購入して楽しんでいますが、面白いです。
実車よりシビアなんじゃない?というところもありますが、気軽に実在する峠を体験できるのは楽しいです。
以下の記事も参考になればと思います。
「Assetto Corsa 椿ラインを100日間、毎日走ってみた」
いずれ電気自動車が主流になり排気音が楽しめ無くなったらこのドライビングシミュレータで楽しむしかないかなと思っています。