点火プラグを外してみたら碍子にヒビが入っていた
燃焼室のカーボン付着状況を見ようと、インプレッサG4の点火プラグを外していたところ、何か手触りに違和感を感じました。
よく見ると、碍子部分にヒビが無数に入っていました。
しかし、アイドリングは安定しているし、走行に支障はありませんでした。
目次
G4(GJ7)の点火プラグの碍子が割れた
碍子が割れていたのは運転席側後方の点火プラグでした。
高負荷走行なども行っていないので、原因は不明ですが、思い当たる点としては、取り付け、取り外し時にレンチがまっすぐ引き抜けないので、工具を斜めにするのですが、この時に、点火プラグの碍子部分に斜めの力が加わり、割れてしまったのかもということです。
そう思ったのですが、そんなに斜めに力を入れなくても点火プラグの脱着はできるので、違ったのかも・・・
ディーラーで車検を通していますが、たぶん点火プラグの脱着はしていなさそうなので、やはり自分のミスなのか?
プラグレンチがちゃんと点火プラグにはまっていれば、碍子部分に斜めの力が入るとは思えないです。
状況としては4本ほどヒビが入っている感じです。
割れの検証と点火テスター確認
走行には問題ありませんでしたが、点火テスターでも確認してみました。
右側がヒビの入った点火プラグですが、普通に火花が飛んでいました。
ヒビ割れ部分でリークしているかと思いましたが、点火テスターではリークは起きていないようです。
斜めの力が入ると碍子が割れるのか確認してみました。
プライヤーで点火プラグを固定しつつ、別のプライヤーで点火プラグの端子部分をひねってみました。
電極が曲がるくらい力を入れたら、碍子部分は割れてしまいました。
しかし、点火プラグ脱着時にこんなに力がかかることは無いと思うので、やはり原因は別にあるのかもしれません。
碍子を叩いて完全に割ってみました。
半分碍子が無い状態でも点火テスターでは問題ありませんでした。
この点火プラグを実車に取り付けて実験する勇気はなかったので、実際に車に付けるとどうなるのか不明ですが、おそらくリークして不調になるのではないかと思います。
まとめ
ネットで同様の事象を調べてみましたが、エンジンが不調が起きていて、調べて見たら碍子が割れていたというパターンが多く、割れているのに問題がないというケースはあまり無いようでした。
不調になる前に気づきましたが、こういうケースを想定して、古い点火プラグは捨てずに予備として持っていたほうがいいなと思いました。
ヒビ割れに気が付きましたが、手持ちがなかったので、再び装着してしばらく乗っていました。
最近の車は10万キロ交換不要という場合も多いので、気が付かないだけで、こういったことが起きているケースもあるかもしれませんね。