ヘッドライトクリアコートも劣化するのはしょうがない
1年半前にインプレッサG4のヘッドライトを3Mのヘッドライトコートで綺麗にしましたが、その後どうなったかをご紹介します。
ヘッドライトコート施工後は新品のような透明感で非常に満足していました。
スプレーのような施工の難しさもなく、コーティング液がしみ込んだシートで撫でるだけで塗れる手軽さは非常に良かったです。
施工直後はこんな感じでした。
スプレーのように乾くのに時間がかかったり、乾いた後研磨する作業も不要で簡単でした。
施工のし易さは非常に良かったですが、耐久性はどうなのか気になるところですよね。
目次
3Mヘッドライトクリアコートのその後の経過
まずは2ヶ月後の状態です。
透明度は保たれており、全然問題ない状態です。
続いて7ヶ月後です。
曇の日に撮影したので、色味がちょっと違いますが、まだ黄ばんだりはしてません。
日光がより多く当たる運転席側もまだ劣化したという印象はあまりありません。
さらに時間は経ち、9ヶ月後です。
ヘッドライトの上側の平らになっている部分の色味が変わってきたような感じです。
ライト上部の端に近い部分が劣化してきているのが確認できました。
上から見ると黄ばみも少しわかる感じです。
横から上側の平らなところを見ると、黄色がかっているのがわかりやすいです。
ライト正面のところはまだ透明度が保たれていました。
運転席側の方が日に照らされる時間が多いのですが、こちらのほうがやや黄色が濃い感じでした。
こちらも上の部分だけで、正面はまだ劣化が少ないので、光量が下がることはなさそうです。
正面から見てもあからさまに劣化しているようには感じられませんが、ちょっと劣化しはじめちゃったかなという感じでしょうか。
そして、こちらが1年後です。
完全に劣化しています。ヘッドライト上部はだいぶ濁ってきており、正面の部分も上半分はくすみも出てきてしまいました。
近くで見るとこのような感じです。
遠目で見ても黄ばんで濁っているのが分かるので、車の印象が古く感じられます。
ライト正面も濁ってきてしまいました。
虫よけスプレー(ディート)で汚れ除去失敗
下の画像が1年3ヶ月後の状態です。
ヘッドライトコート施工前の状態にかなり近いところまで劣化してしまいました。
ヘッドライト上部の劣化が特にひどいです。
ライト正面上半分も濁っています。
反対側も同様に劣化しています。
上側は照射には関係ない部分なので、アイラインのようなものを貼ってしまった方がいいかなと思い始めています。ここの劣化が目立つので何とかしたいところです。
応急処置として、虫よけスプレーに含まれるディートを使って劣化部分を除去してみようと思いました。
ウエスにしみこませて軽く一拭き。
やっぱ劣化部分が取れますね。
念入りに磨くとウエスがこんな感じになりました。
劣化部分が取れていると思いきや、正面については濁っていなかった部分が濁ってしまいました。どうやらまだ劣化していないコーティングの部分が溶けてしまったためのようです。
ディートで汚れを取って、すかさず水拭きした状態です。
黄ばみは少し薄くなりました。
こちらはディートで拭いていない方ですが、劣化していない部分はきれいです。
正面部分に関しては、余計なことをしなければよかったです。
運転席側はかなり濁ってしまい、光量も落ちていそうです。
ヘッドライトコートの施工については別記事
「3Mのヘッドライトクリアコートで古びたイメージを払拭してみた」を参照してください。
まとめ
施工が楽ちんな3Mヘッドライトコートですが、少なくとも半年程度はきれいな状態を保てるのかなといったところです。
しかしながら、さすがに1年も経つと、黄ばみが出てきて劣化してしまうようです。
当方の駐車場状況は青空駐車なので、屋根があるところで保管していればもっと綺麗な状態を保てるかもしれません。
虫よけスプレーによる応急処置で運転席側ヘッドライトはかなり濁ってしまったので、近々本格的な対処をせざるを得なくなってしまいました。