インプレッサG4(GJ7)ブレーキフルード交換してみた | 車な週末Life

インプレッサG4(GJ7)ブレーキフルード交換してみた

ピストン戻ししてからのブレーキフルード完全交換を実施

G4はディーラーに車検や1年点検をまかせっきり(オイルやクーラントはDIYで実施)なので、キャリパーのピストンを戻してのフルード完全交換は実施していなかったので、やってみることにしました。

キャリパーのピストンを戻してのブレーキフルード交換については別記事にも上げているので参照してください。「一段上のレベルのブレーキフルード交換をやってみた

目次

フルード交換前の準備作業

ブレーキフルード交換を行うにはタイヤを外す必要があります。
まずはジャッキアップする前にホイールナットを緩めます。
当方は40cmオーバーのブレーカーバーを使っています。
車載工具だと、ナットが固く締まっている場合かなり手こずると思いますが、柄の長いブレーカーバーだと余裕です。


続いて、ジャッキアップします。
車載のジャッキでも可能ですが、シザースジャッキが便利です。足回りの作業を頻繁に行う人にはお勧めです。ジャッキアップはジャッキアップポイントにしっかり当てましょう。
ズレるとへこんだりしますので注意しましょう。


ピストンを戻してからのフルード交換(フロント)

キャリパーの上下の14mmのボルトを緩めます。
固い場合は、レンチを親指の付け根あたりで叩くと緩みやすいです。

インプレッサG4 ブレーキフルード交換

下側のボルトは外してしまいます。

下側を外すと、キャリパー自体を上にあげられるようになるので、上げた状態で固定します。
梱包用のビニール紐をサスペンションに結んで固定しました。

ピストン戻しを使って、キャリパーのピストンを戻します。
ブレーキフルードのタンクが満タンだとあふれる場合もあるので、その場合はあらかじめスポイト等で抜き取っておくか、ブリーダープラグを緩めて多少抜いておくとよいです。

ブレーキパッドの残業がまだまだあるので、それほどピストンは突き出ていませんでした。

ツールを使って完全にピストンを押し込みます。

ブレーキペダルを踏んでしまうとピストンが出てしまうため、負圧でブレーキフルードを抜き取ります。
オイルチェンジャーを自作のタンクのニップルにつないで、キャリパーのブリーダープラグにもつなぎます。

オイルチェンジャーを10回ほどシュコシュコし、負圧状態にします。
10mmのメガネレンチでブリーダープラグを緩めます。

緩めると、負圧でブレーキフルードが吸い取られていきます。

定期的に、オイルチェンジャーをシュコシュコするのと、リザーブタンクの量がLowを下回らないようにチェックします。減ったら、フルードを追加します。

泡が見えますが、キャリパーにエアがたまっていたわけではなく、キャリパーとブリーダープラグの隙間から入った空気が入っています。

ある程度の量を交換出来たら、ブリーダープラグを締めて、キャリパーを元に戻します。

ブレーキペダルを踏んで、ピストンを押し出します。

2回くらい踏むと、しっかり重いタッチとなると思います。

ブレーキフルードは多少劣化して色が変色していました。
コルトやアルトだと黒く濁ったフルードが出てきたのでちょっと拍子抜けでした。
ブレーキパッドがあまり減っていないので、ピストンの突き出ている量が少ないので、あまりピストン裏に劣化したフルードがたまっていなかったんじゃないかと考察します。

ディーラーがピストンを戻してフルード交換しているのかとも思いましたが、それはないかなぁ・・・

ピストンを戻してからのフルード交換(リア)

続いてリアブレーキのフルード交換を行いました。

手順自体はフロントと変わりません。キャリパーのボルトを緩めます。こちらも14㎜です。

リアも同じようにビニール紐で固定しました。

ピストンの内側ががっつり錆びて真っ赤でした。

サイドブレーキを兼ねているキャリパーだとねじりながら押し込む必要がありますが、G4はサイドブレーキは別体なので、フロントと同様にピストン押し戻しツールで戻せました。

こちらもパッドがあまり減っていないので、突き出ている量は少なかったです。

リアも負圧で吸い出します。

10mmのメガネレンチでブリーダープラグを緩めます。

リザーブタンクにフルードを多めに入れてから抜いていきます。

フルードはゴールデンクルーザーのDOT4を愛用しています。
値段的に安いほうな割にはエアを噛みにくいいいフルードだと思っています。
下記のような油さしに入れて注ぐとこぼさなくてよいです。

ゴールデンクルーザーのブレーキフルードは以下の記事で紹介しています。
ゴールデンクルーザー ブレーキフルード DOT4&Class6

負圧だと何度もブレーキペダルを踏む必要がないので作業が楽です。

まとめ

G4は7年、6万キロの状態でしたが、一度もピストンを戻したブレーキフルード交換をしていなかったので、濁ったフルードが出てくることを期待していました。
ブレーキパッドが全然減っておらず、ピストンの突き出ている量がすくなかったのか、黄ばんだ程度で拍子抜けでした。

しかしブレーキペダルタッチはかなりかっちりしたので、やった甲斐はあったと思います。
ブレーキパッドが減っていると、ピストン裏に通常交換では交換できないフルードがたまっていると思うので、そういった場合はピストン戻しでのブレーキフルード交換は効果が大きいと思います。

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