低速トルク強化! BRISKプレミアムエボへ交換してみた
コルト(Z27AG)にはBRISKの点火プラグを装着しています。
LGSの交換サイクルは3万キロですが、昇圧回路で16Vにしているので、電極の磨耗は早いかなと思い、だいたい15000キロ走ったのと、低速トルクが増えることを期待して、PREMIUM EVOに交換してみました。
目次
点火プラグの取り外し
コルトの点火プラグ交換は非常に簡単です。
エンジンカバーははまっているだけなので、上にひっぱれば外れます。
当方は放熱面を考慮して外してしまっています。
イグニッションコイルを固定しているボルト(10mm)を外すだけ。
イグニッションコイルは上にひっぱれば引き抜けます。
プラグレンチは16mmで、長いエクステンションだけでは短くちょっと作業しにくいので、短いエクステンションも追加するとちょうど良いです。
固く締まっている場合がありますが、その場合はスピンナーレンチを使うと良いです。
BRISKプラグ(EOR14LGS)の確認
15000キロ走行後のBRISKプラグ(LGS)です。
中央の電極はかなり削れてきている感じがします。
従来はもっと外側電極にカーボンが積もっていますが、FCR-062を連続投与しているせいか、結構綺麗です。
ガイシ部分の黒い部分は燃料添加剤に起因するものかもしれません。
カーボンは除去できますが、点火プラグのパフォーマンス悪化も多少あると思ったほうが良いと思います。
この画像を見て気が付きましたが、右端のプラグのワッシャーがありません。おそらく、プラグホールに残っていると思います。
いま、ワッシャーが二重に装着されているプラグが一本ありそうです(汗)
BRISKプラグはワッシャーが取れやすいものがあるので気をつけましょう。
LGSとプレミアムエボ(ER15SXC)の比較
さて、プレミアムエボの登場です。
コルト(Z27AG)は形状的にはER15SXCが適合となると思います。
日本の代理店ではターボ車には推奨していないようですが、BRISKのHPでプレミアムエボの適合にターボ車があるのでそんなに問題はないような気がします。
当方のコルトはブーストアップしていますが、いまのところ不具合は出ていません。
気になる方はBRISKのHPをご覧ください。
LGSとZC/ZSを合体したような形状です。
突き出し量はLGSのほうがあります。圧縮比はLGSのほうが高いかもしれません。
ピストンヘッドのカーボン確認
点火プラグを外したので、ついでにピストンヘッドを確認してみました。
AZの燃料添加剤FCR-062を2回連続投入していたのですが、カーボンが完全にはがれているところがあります。
違う気筒ですが、一部はがれているところもあります。このペースだと5回連続で入れればピストンヘッドのカーボンの大半はとれるのではないかと思っています。継続的に確認して行こうと思います。
効果
点火プラグを取り付けて、イグニッションコイルを取り付けて完了です。
点火プラグの締め付けは15-20Nmです。
私は手で締めれるところから1/4回転と15度くらい締め付けて完了としました。
ガソリン入れるのと買い物ついでに近所のダム湖を一周してきましたが、低速トルクは期待していたとおり向上しました。全体的にいままでより一速高いギアで走れてしまうかんじです。
エンジンにもパンチがある感じで、LGSは劣化していたのかなと思ってしまいます。
久しぶりに運転していてテンションが上がるパーツに出会えたという感じです。
ヤフーショッピング BRISK PREMIUM EVO ER15SXC
まとめ
NGKやDENSOの点火プラグより割高ですが、点火強化という面ではBRISKは非常に優れていると思います。
ただし、LGSやZC/ZSは点火強化(例として16V化)していないと、失火が発生したりする可能性もあるので、敷居が高いです。
PREMIUM EVOはLGSやZC/ZSより要求電圧が低いらしく、ノーマル点火系でも使用できるという記事もあるので、試す価値はあるのではないかと思います。
コルトの場合は距離を走っている方が多いと思うので、イグニッションコイルを新品や強化品に変えるなど、リフレッシュも同時に行ったほうが良いと思います。
■関連ページリンク