コルト用K&Nエアフィルターを洗浄してみた
コルトは純正エアクリーナーをK&Nのリプレイスフィルターに交換し、さらに、エアクリーナーボックスにパワーフィルターを一個追加で装着しています。
だいたいオイル交換2回に1回くらいでメンテナンスキットで洗浄しています。
下記は前回洗浄後、7000キロほど使用したものです。
ちなみにパワーフィルターはエアクリーナーボックスの上蓋に追加しています。
ターボ車の割りにNAと同じ面積のフィルターなので、吸気抵抗を気にして追加したのですが、そこまで気にしなくてもよかったかもしれません。
ちなみにこのアイディアは知人のものなのですが、エアクリーナーボックスに直接、パワーフィルターを追加というのは思いつきもしなかったです。
目次
- 1.K&Nフィルターの洗浄
- 2.K&Nフィルターの乾燥
- 3.フィルターオイルの塗布
- 4.まとめ
K&Nフィルターの洗浄
K&Nの説明を見ると、リプレイスメントフィルターだと30000キロ、その他が3000キロで洗浄が目安のようですが、精神衛生上、3万キロはちょっと・・・
汚れている部分はたしかに汚れていますが、綺麗なワインレッド色の面積が大半なので、まだ洗浄しなくても良い状態であったのかもしれないです。
こちらはパワーフィルターのほうですが、同じく一部が汚れている状態でした。
まずは大雑把にゴミを取り除きますが、虫などの大物は少なかったので、次の手順の水で流すを実施です。
空気の通る逆の向きから水を流します。向きが同じだと、ゴミを押し込んでしまうからですね。
つづいて、メンテナンスキットのクリーナーを表裏両方から満遍なく吹きつけます。
10分ほど放置し、水で濯ぎます。
高圧洗浄などはフィルターのコットンにダメージを与えるので要注意です。
すすぎの際の水の流す方向は、同じく空気の流れる向きと逆向きで行います。
一度でフィルターオイルや汚れが落ちきらない場合は繰り返します。
K&Nフィルターの乾燥
洗い終わって、フィルターオイルのワインレッドがほぼ落ちたら乾燥させます。
自然乾燥させますが、ペーパータオルを押し当てて水分を吸い取ると乾きが早いです。
こんな感じで一部接地させて、放置しておくと乾きが早いかもしれません。
一応吸収しているようです。
この日は気温20度ちょっとありましたが、4時間くらいで乾きました。
フィルターオイルの塗布
洗浄、乾燥が終わったら、フィルターオイルを塗ります。
以下のように、折り目に沿って、フィルターオイルを垂らしていきます。
時間が経つと染み渡るので、少なめで様子を見ながら付けていくと、付けすぎを防げると思います。
表、裏両方実施し、フィルターオイルが染みていない白いところに追加します。
ワインレッドになるまで塗りたいところですが、それだと塗りすぎということがわかりました。フィルターの下にオイルが滴っていた跡があったので、塗りすぎていたようです。
下記は表側からひととおり一度塗った状態ですが、裏から見ると白い部分が多いです。
その状態で一日置いていたのが下記ですが、裏側までしみわたっています。
この結果から、コルトのK&Nフィルターは表裏から一塗りづつ、パワーフィルターは表から一塗りすれば十分と考えます。
※ただし、その一塗りの量次第ですが・・・
洗浄と乾燥に時間がかかるのが難点ですが、メンテナンスキットも下記くらいのサイズなら5回くらいは使えると思うので、コスパも良いと思います。
すでに7年、7万キロほど使用していますが、ペーパーがだめになることもないので、良い製品だと思います。
まとめ
フィルター本体の値段が他の社外エアクリーナーと同等かちょい高めかと思いますが、メンテナンスキットも2、3000円で購入でき、繰り返し洗浄ができるので、距離を走る人にはよいアイテムではないかと思います。
吸気抵抗も低いようですし、集塵能力も高いようなので今後も使う予定です。
作業の動画はこちら。
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