海外で行われているAUDIのR8コイル流用はどうか?
R8をはじめとするAudiの直噴エンジン用のイグニッションコイルの性能が非常によく、BMWやゴルフ、Audiの黒いイグニッションコイル使用車などで流用されているようです。
RB26やSR20用のコンバートキットも販売されているようです。
そんな記事を見てしまったら試したくなってしまいます。
コルト(Z27AG)に流用してみたいところですが、使えない場合にダメージが大きいので、一本だけ買って試してみることにしました。
目次
R8コイル(0221604800)を確認
R8のコイルといっても種類が沢山あります・・・
DENSO製がいいらしいという情報もありますが、amazonでは品切れでした。
筒の部分が金属部品のものが多く流用されているようですが、純正でも使われているらしい、BOSCH製のものを購入してみました。
型番は0221604800のようです。R8だけでなく、A4、A5、A6、A7、A8、Q5、Q7でも使われているようで、ポルシェのカイエン、パナメーラも適合車種となっています。
コイルの頭に固定のためのボルト穴などはなく、コイル先端で点火プラグのねじ部分をがっちり固定するようです。
嵌めるのに結構力が要ります。外れることはないのかもしれませんが、ボルト固定出ないのはちょっと不安ですね。
一個だと装着出来そうな気もしますが、カプラーも加わると隣のコイルと接触しそうでスペース的にちょっと厳しいかもしれない・・・
しかし、赤いコイルはかっこいいですね。
コルト純正イグニッションコイルと性能比較
点火チェッカーで確認していきます。
現在はADバンコイルを使用していますが、原点に立ち戻って、コルト純正と比較してみます。
まずは点火チェッカーを35000Vくらいの間隔にセットして確認しました。
純正でも35000Vで火花は飛びます。
こちらは点火チェッカーの間隔を40000Vほどにした状態。
数回飛びましたが、毎回点火はしませんでした。
続いて、R8コイルを確認。
先端の金属部分に火花が飛んでまともに点火チェッカー側に火花が飛んでくれませんでしたが、ビニールテープで絶縁しまくったところ何とか火花が飛んでくれました。
まずは35000Vですが、火花が太いです。
40000Vの位置でも毎回、力強い火花が飛びました。
性能としては純正イグニッションコイルを大幅に上回るようです。
確認時の動画はこちらになります。
まとめ
ADバンのイグニッションコイルも純正よりは強い火花が飛びますが、R8コイルのほうが強力な感じがしました。
ADバンコイルは長いドエルタイムをとって初めて本領を発揮するので、ECUをいじらない状態ではR8コイルのほうがよさそうです。
スペースや固定の問題はありそうですが、流用できればトルクアップなどに期待が出来そうでした。
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