ドアノブ周りの傷をなんとかしたい
洗車の度に、ドアノブ周りの傷が気になります。
犯人は家族なのですが、何度注意してもこの様です。
コンパウンドで傷は消えるのですが、そのうちクリア層がなくなってしまいそうなので何とかしたいと思っていました。
以前、カーボン調シートを貼って傷がつくのを防止していましたが、端が剥がれてきて汚くなったのではがしてしまっていました。
ラバーペイントを塗ったら防げるかなと思ったので、やってみることにしました。
結果はいかに?
目次
- 1.ラバーペイント(ZEQUE)お試し
- 2.アルトのドアノブにラバーペイントを塗る(失敗編)
- 3.アルトのドアノブにラバーペイントを塗る(成功編)
- 4.インプレッサG4のドアノブにラバーペイントを塗る
- 5.コルトの石跳ね対策にラバーペイントを塗る
- 6.まとめ
ラバーペイント(ZEQUE)お試し
AZのラバーペイントZEQUEの4本セットがお手軽価格だったので購入してみました。
本当は艶ありが良かったのですが、ラインナップにないのでマットクリアにしました。
いきなり車を塗るのは怖かったので、物置にあったステーに塗ってみました。
5分~15分で乾燥するようなので、3度塗りほどしてみました。
厚さも十分だったようで、きちんとはがせるようになっていました。
アルトのドアノブにラバーペイントを塗る(失敗編)
手始めにリアハッチのドアノブ部分に塗ってみることにしました。
マスキングが必要ですが、内部をどうするか悩みました。
内側に入らないように内部もマスキングしました。
マスキングテープと新聞紙で塗りたくないところを保護します。
2、3度吹いたら5分ほど放置したあと、再び重ね塗りを実施しました。
塗った直後は艶がありテカテカしています。
乾かしている間に他のドアをマスキングします。
このマスキングが非常に面倒です。
作業中はこんな状態でした。
乾くとつや消しになりました。つや消しでも違和感はないですね。
しかし、問題発生。
マスキングをはがしていくと、ラバーペイントがすでに固まっていて、引っ張られて、意図しないところでちぎれていきます。
結局、仕上がりはこんな感じとなりました。
一応、保護してくれてますが、見た目が残念です。
運転席ドアが一番失敗しました。
ちょっとこの見てくれはいただけないですね。完全に失敗です。
10分ほどでも乾いて、マスキングを剥がす際に、引っ張られてしまう状況でした。
第一回目は失敗です。剥がして塗りなおします。
綺麗にはがせるということはよくわかりました。
ドア4枚とハッチの5か所を同時にやったので、5か所全部失敗しました。
マスキングの手間を考えると一時やる気がなくなりました。
アルトのドアノブにラバーペイントを塗る(成功編)
気を取り直して、リトライです。
内側にマスキングしていましたが、はがす際にまた引っ張られてしまうのを恐れてマスキングをやめました。
説明通りに5分~15分乾燥させてから重ね塗りだと、今回のようにマスキングで部分的に塗る場合は固まってしまい、マスキングを剥がす際に引っ張られてしまうので、初回に多めに塗り、素早くマスキングを剥がすようにすることにしました。
乾いてからの重ね塗りができないので、一気に6吹きくらいしてみました。
1分ほどで素早くマスキングを剥がすことにしました。
一気に塗ったので、下側に塗料がたまり、盛り上がっています。
乾くと違和感ない状態になりました。
塗っていないところとの境も全然気になりません。これは成功したようです。
他のドアもマスキングして塗っていきます。
気温20度くらいでしたが、2分もすると固まりつつあり、若干引っ張られる感じがしました。
手際の良さが求められます。
インプレッサG4のドアノブにラバーペイントを塗る
つづいてG4にも同じように塗ることにしました。
アルトは塗りやすい形状でしたが、インプレッサはドアノブが手前にあるので塗りにくいです。
こんな感じのマスキングにしました。
ドアノブのバーの裏は特にマスキングしませんでした。
こちらも塗ったら速やかにマスキングを剥がしていきます。
アルトよりはがすのにも時間がかかるので、結構大変です。
ドア回りのマスキングテープでの養生と新聞紙の養生の2段構成にして、新聞紙をすぐにはがせるようにしておきました。
上側が若干引っ張られた感じはありますが、結構綺麗に仕上がったと思います。
こちらもつや消しですが、そんなに違和感はないですね。
最初のアルトのときからは想像できないくらい綺麗に仕上げられました。
4箇所あるので、マスキングが大変です。
右上が若干引っ張られてしまいましたが、そのうちはがすことになるということもあるので、この状態で妥協しました。
急に日差しが強くなり、表面温度が上がったせいか、乾燥が早かったのが原因かと思います。
乾いてから重ね塗りしなくても、綺麗にはがせそうな厚みはありそうでした。
後半はコツもわかり、手慣れた感じで作業ができるようになりました。
マスキングテープを結構消費するので、多めに準備しておいた方が良いと思います。
コルトの石跳ね対策にラバーペイントを塗る
すでに傷だらけで今更感がありますが、コルトのリアフェンダー手前部分に施工してみました。
フロントタイヤが巻き上げた小石がこの部分にあたって結構傷があります。
外車などでは透明なフィルムみたいなものが貼ってある車を時々見ますね。
すでに何箇所も塗装が剥がれ、タッチアップペンでごまかしている状態です。
マスキングしてドアノブと同じ要領で施工します。
だんだんマスキングテープを剥がして綺麗に分離できると楽しくなってきます。
吹きすぎて垂れてしまいました。
乾くと平になりました。
この薄い膜では飛び石の保護としては弱いかもしれませんが、どんな感じになるか様子を見たいと思います。
まとめ
最初に失敗したときは、こんなのうまく塗れない!と、一瞬途方にくれましたが、乾く前にマスキングを剥がすやりかたで再チャレンジしてうまくいったのでほっとしました。
内装など、お子さんが傷を付けそうなところにあらかじめ塗布して保護するなどの使い方もありそうですね。
失敗してもはがして塗りなおせるというところはいいですね。