ブレーキタッチが微妙な場合は、エア抜きをしてみよう
サーキット走行などブレーキを酷使した運転はしていないのですが、前回フルード交換から5000キロほどで、タッチが悪くなってきました。ということで、ブレーキフルードのエア抜きをしてみました。
一人でブレーキフルードのエア抜きを行う
一般的には一人がブレーキペダルを踏んで、それにあわせて、ブレーキキャリパーのブリーダープラグを緩めるのがブレーキフルードの交換、エア抜きの仕方だと思います。
しかしながら、今まで一人でツールを使って不具合は起きていないので、今回も一人でブレーキフルードのエア抜きを行いました。厳密には二人でやったほうが確実に出来ると思います。
毎回、エアが多く出る右リアを確認すると、やはり漏れているっぽい・・・
ブリーダープラグを新品に換えたのですが、キャリパー側が駄目なのかもしれません。
3年前に塗った耐熱塗料も部分的にはがれて、細かくひび割れてきました。
ペットボトルの蓋に穴を開けて、一旦ホースを上側に向けて繋ぎます。
気泡がキャリパーに戻らないようにするためです。
以前は逆支弁などを付けていましたが、個人的にはこれで十分かと思います。
タンクにフルードを注ぐときは下記のような容器を使うとこぼさずに確実です。
ホームセンターに行けばあります。
お勧めのブレーキフルードを以下の記事で紹介しているので気になる方は見てみてください。
「ゴールデンクルーザー ブレーキフルード DOT4&Class6」
こぼすと塗装に悪いので、こぼしてしまったら、水やブレーキクリーナーで洗い流しましょう。エア抜き分減るので、最初に満タンまで注いでおきます。
メガネレンチをかけて、緩めます。
緩めすぎるとネジ部からエアが入りやすくなるので、最小限が望ましいです。
緩めたら、ブレーキペダルを踏んでエアを抜きます。
エアが噛んでいると、下記のように気泡が出てきます。
調子にのって、ブレーキを踏んでいると、タンクが空になってエアをがっつり吸ってしまうので、残量に注意しつつ行います。
今回は左リアより右フロントにエアが若干噛んでいました。
多少タッチは良くなりましたが、微妙にふかふかします・・・
リアブレーキは前回オーバーホールしてから5年、5万キロ前なので、そろそろ再オーバーホールの時期かもしれません。その際は負圧を利用したエア抜きにチャレンジしたいと思います。
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