劣化したヘッドライトガーニッシュをぬりなおす
2年前、インプレッサG4のヘッドライトをレンズ補修スプレーで綺麗にしたついでにヘッドライトガーニッシュを装着しました。
カーボン調のガーニッシュで印象がシャープになり、これはかっこいいと思える一品でした。
しかし、2年が過ぎ、ヘッドライトガーニッシュは表面が劣化しガサガサの状態になり、ヘッドライトも黄ばみが進行してしまいました。
ヘッドライトは別の機会に対応することにして、ヘッドライトガーニッシュをボディ同色塗装してみることにします。
目次
ヘッドライトガーニッシュの劣化部分の研磨
まずはヘッドライトガーニッシュを外します。
両面テープで取り付けられているので、内装はがしをすき間から入れて、ガーニッシュが割れないように徐々に両面テープを剥がしていきます。
しばらく格闘したあげく、無事に取れました。
ガーニッシュが貼ってあった場所は劣化せず、透明度を保ったままでした。
やはりヘッドライトの劣化は紫外線なんですね。
反対側も同様に取り外します。
カーボン調の部分が劣化して、凹凸が目立つようになっています。
凹凸が目立たなくなるまで紙やすりで研磨します。
なかなか削れず、400番の紙やすりを数枚使用しました。
わずかな段差はプラサフと塗装で埋まると信じて妥協しました。
フィンのようなものが付いているので、非常に削りにくいです。
ここも妥協して、段差が分からない程度にとどめました。
ヘッドライトガーニッシュ塗装(ボディ同色)
段差はある程度消せたので、プラサフを吹いてきます。
ホワイトプラサフを使いました。
垂れないように気を付けながら塗っていきます。
位置を変えて反対側も塗っていきます。
誤って触れてしまい、一部変な風になっていますが、このまま続行しました。
表面のざらざらを取るのと足付けのため紙やすりで研磨します。
削り過ぎないように1500番で行いました。
フィンの部分を一部削り過ぎてしまいましたが、塗装でリカバリーできると思いそのままにしました。
こんな感じです。
塗装の前にシリコンオフで脱脂します。
ショップタオルをよく使っています。
ウエスより埃が付きにくいんじゃないかと思っています。
ホルツのアクリル塗料でボディ同色のスプレーを用意しました。
始めはパラパラっと塗ってから厚く塗っていきます。
メタリックなので、塗り過ぎるとムラになるようなので注意が必要です。
今のところ問題なし。
位置を変えて塗っていきます。
カーボン調の網目な感じが若干残っています。
完全に平らにしなかったのが原因ですが、そこまで違和感はないのでクリアを厚く塗ってごまかそうと思います。
フィンの部分もわりかし綺麗に塗れました。
やはり妥協して削りが甘かったせいか、カーボン調の網目な感じが多少残っています。
乾燥するとマットな感じになりました。
クリアはウレタン塗料にするので、3日ほど乾燥させ、2000番の紙やすりで足付けします。
全体的に水を弾かなくなるように研磨します。
またしてもフィンの部分がやりにくい。
最低限、水を弾かない状態にして完了としました。
関西ペイントのPG80のクリヤーです。
小型コンプレッサーと安価なスプレーガンでの塗装です。
軽く吹いて乾かします。
問題ないようなので、タレに気を付けながら塗っていきます。
10分インターバルを挟んで2度塗りしました。
梨地に仕上がる予感大です・・・
塗装の翌週末、軽く紙やすりで表面を整えてコンパウンドで仕上げました。
ボディとの色の差はあまりなく仕上げられました。
ただ、もともとのカーボン調の網目の段差の影響が出てしまっています。
そこまで気にならないレベルですが、下地の仕上げは重要ですね。
ヘッドライトのほうも黄ばみとクリア剥がれを早急に直したいところです。
まとめ
カーボン調の段差を妥協して残したまま塗装に入ったのですが、やはり仕上がりに影響が出てしまいました。
プラサフ、上塗り、クリアと塗っても、塗膜はそんなに厚くないので、下地でしっかり仕上げておかないとだめということを学びました。