eクリーンプラスでエンジン内は綺麗になるか?
何度か遅効性エンジンフラッシングはやってきている状況ですが、16万キロを超えたので、ケミカルで調子が良くなればと、再び遅効性エンジンクリーナーを導入です。
1万キロほど前にバーダルのリングイーズプラスを使ってカーボンは結構除去できたと思っていますが、その状態でも効果があるのか試してみることにしました。
目次
eクリーンプラスを投入
160901キロ時点のオイル交換時にeクリーンプラスを投入しました。
いつものようにオイルチェンジャーを使って上抜きで実施します。
以前は歯磨き粉みたいなかんじでチューブタイプの容器でしたが缶に変わりましたね。
コルトのオイル量は4リッター行かないので薄目の方の基準に合わせると70ml位入れておけばよいのですが、アルトにも添加したかったので、半分づつの50mlを投入しました。
普段は適当ですが、デジタル計りを使って正確に測ってみました。
オイルはSUNOCOを愛用しています。
アルト、G4にも同じのを使っていてペール缶で購入しているので、リッター1000円くらいで済んでいます。5w-30ですが、コルトはブーストアップもしているため、上が30だとちょっと不安なので、5W-50のオイルを別途買ってブレンドして粘度を上げています。
eクリーンプラス3300キロ走行後のオイル交換
3300キロ走ったのでオイル交換を行います。
コロナ禍で外出が減ったので、11ヶ月かかりました。いままでは大体年1万キロ走行だったのにかなり減りました。
エンジンが暖まっている方が、オイルの粘度が低く排出しやすいです。
レベルゲージでオイルの色を確認します。
3300キロなので、えらい真っ黒ってことはなかったです。
オイルチェンジャーをシュコシュコして負圧でオイルを抜きます。
特に冬場はエンジンを温めておかないとなかなかオイルが吸い出せません。
途中、何回かシュコシュコを追加し、5分ほどで抜き取れました。
吸い終わると空気のみ吸うため、音でわかります。
ホースの高さや位置を変えるとさらに吸い出せることがあります。
オイルパンの形状によると思います。
オイルフィラーキャップを外して覗いてみましたが、オイル焼けも少なくきれいです。
廃油にカーボン状の粒子などがないかペットボトルに入れて確認することにします。
粒状のカーボンがあるかなと思いましたが、無かったです。
仮にあったとしてもオイルフィルターで集められるとは思います。
オイルフィルター交換と分解
オイルフィルターを交換します。
外したオイルフィルターは分解して中身を確認します。
カーボンが沢山捕獲されていれば、eクリーンプラスの効果があったということになると思います。
フィルターレンチを使ってオイルが溢れてこない程度に緩めます。
廃油受けを使うと洗うのが面倒なので、いつものようにペットボトルと使ってオイルフィルターを外します。
こちらの記事で紹介しています。
「手を汚さないオイル&オイルフィルター交換方法」
手で締めたところから、フィルターレンチで少し増し締めするようにしています。
オイルフィルターを覗くとそこにカーボンらしきものが堆積しています。
オイルフィルターの分解はパイプカッターを使います。
こちらの記事で紹介しています。
「オイルフィルターを分解した結果に驚いた」
カッターを締めては回してを繰り返します。
手袋がオイルで滑ってしまうので、フィルターレンチを使いました。
綺麗に切断できました。
濾紙部分ですが、真っ黒です。
カッターで切って濾紙を広げて確認したいと思います。
濾紙は真っ黒でした。粒子状のものはなかったですが、フィルターはいい仕事してる感じです。
濾紙を手でなぞると真っ黒です。
ペーパーで拭き取っても真っ黒なので、おそらくカーボンだと思います。
エンジン内のカーボンが溶かされて、フィルターで集められたといってよいのではないでしょうか?
ちなみに通常のオイル交換では下記のように濾紙の茶色が確認できます。
これが見えなくなるくらいカーボンが捕獲されているということだと思います。
まとめ
コルトは10万キロ時点で一度、eクリーンプラスを投入しています。
そのころはオイルフィルターを分解する術をしらなかったので、フィルターは確認できませんでしたが、オイルが異様に黒くなったのを覚えています。
15万キロ時点でバーダルのリングイーズプラスを投入し、こちらも今回と同様にオイルフィルターにかなりのカーボンが捕獲されていたのを確認しています。
上記のように2回遅効性エンジンクリーナーを使っていても今回のようにフィルターの濾紙が真っ黒になったので、一度も使ったことがなかったり、オイルコンディションが悪い車両であれば、フィルターはもっとすごいことになっていそうです。