リアエンブレムをイメージチェンジしたい
コルトのフロントバンパーのエンブレムは以前、プリズムシャインで塗装しなおしていたのですが、リアエンブレムはそのままでした。
乗っている本人からは見えないのですが、見られる機会が多いのはやはりリアかなと思い、リアもフロントに合わせて塗装してイメージチェンジしようと思いました。

目次
- 1.リアエンブレムを剥がす
- 2.リアエンブレムを塗装する
- 3.リアエンブレムを貼る
- 4.まとめ
リアエンブレムを剥がす
リアエンブレムを塗装しなおすには一旦、エンブレムを剥がさなければなりません。
フロントは外す際に破壊してしまい、2500円の出費となったので、慎重に剥がし作業を行います。

剥がす方法ですが、100円ショップで売っていた釣り糸を使用します。

釣り糸の両端を指に絡ませ、エンブレムとボディの隙間に入れて、ギーコギーコ引くやり方です。糸が食い込んで痛くなると思うので手袋をするのが良いと思います。

こんな感じで、釣り糸で両面テープを切っていきます。

取れました。しかし両面テープはボディ側に大量に残っています。

購入した釣り糸は細かったようで頻繁に切れてしまいました。
エンブレムを剥がした頃にはこのような残骸が・・・

続いてこの両面テープの残骸を綺麗に剥がします。

パーツクリーナーで粘着する部分は溶けるので、溶けてふやけたら拭き取るという作戦です。

パーツクリーナーでふやけたところをツメで剥がしていました。

しばらくして、何かおかしいと思ったら、塗装がはがれていました。
新しい車なら問題ないかもしれませんが、古い車は要注意です。

ツメやヘラで剥がすのは危険と判断し、ガムテープでひたすらネバネバを取る作戦に切り替えました。時間はかかりますが、塗装面にダメージを与えないので安心かと思います。

このくらいガムテープを消費して、綺麗に出来ました。

ツメで剥がしてしまった塗装の剥がれが痛々しい。
幸いにもエンブレムで隠れる場所なのでよかったです。

リアエンブレムを塗装する
足付けとして1500番の紙ヤスリで傷をつけました。
輪郭の部分はメッキを活かしたいのでメッキ面は残しました。

プラサフを吹きます。

フロントはブラックでしたが、リアはガンメタにブラックを混ぜたもので塗りました。

ここで一旦乾かし、ヤスリ掛けをしました。輪郭の部分はメッキ面を出すように研磨します。

プリズムシャインを塗ってクリアーで仕上げました。

リアエンブレムを貼る
塗装は完了したので、両面テープを貼ります。
使用したのは3Mの強力両面テープ。超強力じゃなくても十分と判断しました。

大きめに貼って、ハサミで切りました。

準備完了。

光を当てるとプリズムシャインが輝きます。

貼る前にコンパウンドで磨きました。なぜかエンブレムが貼ってあった面は強力に水を弾いてました。

磨いても塗装剥がれの部分は直りません(涙)

元貼ってあった位置に貼り付けて完了。

日に当たると七色に輝いていい感じです。
しかし、両面テープが見えてちょっといまいちな仕上がりになってしまいました。

気になったので、両面テープを貼りなおしました。
エンブレムより一回り小さくなるようにしてみました。
エンブレムは純正状態では両面テープのほうがやや小さいようになっているようです。

両面テープも気にならないレベルになりました。

まとめ
この手の作業はエンブレムを剥がして、両面テープの跡を綺麗にするのが大変です。
古い車は塗装面が劣化して脆くなっていることもあるので、ツメやヘラでごりごりやるのは禁物です。
ブラック化やカーボン調化などがありますが、一味違ったエンブレムで差別化を図るのはいかがでしょう。
エンブレムだけ塗装屋さんに塗装して貼りなおすと言うのも良いと思います。
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