タイヤ交換の際にエアバルブを交換しよう
ホイールについているエアバルブですが、ゴム部品なので、劣化していきます。
それほど高いものではない(金属バルブは別)ので、タイヤ交換の際に交換するのが良いと思います。
今回、コルトの純正ホイールの中古を手に入れたので、ホイール単体で簡単に交換できる状態だったので、自分で交換してみることにしました。
目次
- 1.エアバルブの取り外し
- 2.バランスウェイトの取り外し
- 3.ホイール鉄粉除去
- 4.エアバルブの取り付け
- 5.まとめ
エアバルブの取り外し
中古で購入したホイールです。
見た目は綺麗ですが、最終モデルだとしてもすでに8年経過しています。
一度も無交換であれば、エアバルブは交換したほうが安心です。

見た目劣化はあまりしていないようでした。
タイヤが付いていないのでエア漏れしているかどうかはわかりませんでしたが、ゴムも弾力性がまだあり、問題無さそうでした。

ゴムのエアバルブは裏側を切って引き抜きます。カッターでもニッパーでもはさみでもいいので、ゴムを切断します。ホイールに傷をつけないように注意するくらいですね。

切ってしまえば、表側から簡単に引き抜けます。

取り外しは簡単です。
特にひび割れなどもありませんでした。

エアバルブですが、いろんなメーカーがあります。
PACIFICのスナップインバルブ(TR-413)を購入しました。

左側が外したエアバルブですが、ゴムの表面が若干劣化しているくらいでひび割れなどはありませんでした。

社外ホイールに付いている金属エアバルブと比べるとこんな感じです。
見た目は金属エアバルブのほうがかっこいいですが、ゴムのエアバルブのほうが漏れには強そうですね。
あと、空気入れるときにゴムのバルブは多少動くので入れやすいと思います。

純正ホイールにも金属エアバルブは装着できそうでした。

バランスウェイトの取り外し
次にタイヤを装着した際にタイヤバランスを取りなおすと思うので、今ついているバランスウェイトを外します。

内装はがしでこじって取り外します。

粘着テープ部分がのこるのが厄介です。
こちらもきれいに除去します。

パーツクリーナーを吹きかけてふやかします。

パーツクリーナーが乾かない内に、内装はがしなどの樹脂のヘラで擦ります。

剥がしてふき取ってを繰り返します。

ホイールに傷つけることなく綺麗に除去できました。

内装はがしのダメージ大です。

買い直すという選択肢もありますが、カッターと紙ヤスリで整形すれば、また使えます。

ホイール鉄粉除去
せっかくなので、ホイールを洗浄します。
取りきれなかった鉄粉が確認できます。

余っていたパープルマジックを使い切ろうとパープルマジックを吹きかけて数分放置します。

ブラシで擦った程度では取れなかったので、内装はがしでこそぎ落とします。

満足できるレベルまで除去できました。

エアバルブの取り付け
バルブコアが緩んでいるかもしれないのでまし締めします。
専用工具もあるようですが、先の細いラジオペンチで締めることができました。
特に緩んではいませんでした。

エアバルブの取り付けですが、ホイール裏側から押し込む(引き抜く)形になるので、すべりを良くするため、グリスを塗ります。

ホイール裏側から通します。

先端が出てきます。

傷をつけてもよい不要なキャップをかぶせます。

下から押しながら引き抜く形にするのですが、結構な力が必要になります。
当方はラジオペンチでリム部分を支点にしてテコの原理で引っ張ったところ、無事に取りつけできました。
その際、ホイールに傷をつけないように、ダンボールとウェスで保護しました。

きっちりはまっています。

ちゃんとはまっているか、表側からも確認し、グリスをふき取って完了です。

まとめ
エアバルブの工賃はそれほど高くないので、お店にお任せするのが楽で確実ですが、ホイール単体であれば、DIYでも交換ができます。
今回は単純にやってみたかったという要素が大きいですが、無事に交換できたのでよかったです。
取りつけの際に、ホイールに傷をつけないようにすることが大事ですね。ここで傷つけてしまうと結構ショックが大きいと思います。