内装の安っぽいシルバーをなんとかしたい
インプレッサG4の内装ですが、樹脂のパネルがシルバーで安っぽいのが気になっていました。
ステアリング下側のシルバーの樹脂部分が一部剥げて黒くなったので、ちょうどいい機会なので、樹脂パーツを塗り替えてみることにしました。
目次
- 1.樹脂パーツ(ガーニッシュ)の取り外し
- 2.塗装(プリズムシャイン)
- 3.塗り替え後
- 4.まとめ
樹脂パーツ(ガーニッシュ)の取り外し
ではシルバーのガーニッシュを外していきたいと思います。
まずは運転席側のガーニッシュを外します。
下記画像ですが、実はガンメタに塗り替えています。塗り替えてみて、艶とか質感はよくなっているのですが、印象はシルバーとあまり変わらなかったです。
ドアを開けて、横の部分をまず外します。
下側がビスでとまっているので外します。
手前に引くと外せます。下側は完全に外さず、上側をずらした状態でガーニッシュ部分だけを取り外します。
爪で2箇所で固定されているだけですが、結構外すのが難しかったです。
折らないように気をつけましょう。
助手席側は簡単です。
端っこを内装はずしでこじっていくと取れます。こちらも力任せにやって折らないように気をつけましょう。
5箇所ツメで固定されていました。
つづいてシフトの部分のパネルを外します。サイドブレーキのカバーを外します。
コンソールボックスの後ろ側のボルトを左右2箇所を外します。
コンソールボックスをちょっと後ろにずらし、シフトカバーの上の部分を引き上げます。
シフトノブが邪魔で引き抜けないので、一旦Dレンジに入れると取り外せます。
シフトノブは下側のメッキの部分を下にずらすとクリップがあるので、クリップを外します。
レザー側に内装はがしを入れると傷もつきにくいと思います。
クリップを外すと上に引き抜けます。グリスがべったり付いているので、シートとかに直接置かないようにしましょう。
シフトカバーは4箇所ツメで固定されているので、外します。
照明用の電源の配線があるので、これも外します。
シフトパターンの部分は塗装の際に邪魔になるので、樹脂が溶着されている部分をカッターで切って外してしまいます。
塗装でしばらく外したままにするので、シフトパターンは両面テープで貼っておきました。
シフトパターンが無い状態で走るのはNGだった気がします。
ステアリング下側のガーニッシュはエアバッグを外す必要があります。エアバッグ、ステアリングの取り外しは「インプレッサG4(GJ7)Sモードスイッチをステアリングに増設してみた」という記事でご紹介しています。
ステアリング後ろ側からビスで固定されていますが、下記のようなL字型のドライバーで何とか外すことは出来ました。
塗装(プリズムシャイン)
紙ヤスリで足付けし、プラサフを吹きます。
塗装ブースなんてものは無いですが、ノーガードで塗装をすると近所迷惑になるので、脚立に養生シートを貼って簡易ブースを作成します。
まずはブラックを塗ります。丸い缶だと、淵の部分に塗装が溜まり、後片付けや次開ける時に問題になるので、ステンレスのひしゃくのようなものを買ってきて、缶の淵がべとべとにならないようにしました。
こちらがプリズムシャインです。いろは半透明のシルバーメタリックみたいな感じです。
そこそこお高いので、0.1L単位があればベストなのになぁ。
プリズムシャイン、クリアーと塗装し、乾燥させます。
ウレタン塗料は硬化に時間がかかるので、ある程度乾いたら、室内保管しました。
結構匂うので、換気扇をまわしました。
太陽光にあてると7色に輝きます。
今回、下地にブラックを塗りましたが、シルバーとかだとどうなるのかちょっと気になります。
日陰だとブラックメタリックですね。
付着してしまった埃や梨地を消すため、2000番の紙ヤスリで軽く研磨します。
そのあとはコンパウンドで手磨きです。
コンパウンドで磨くと艶がでてきました。ここまで長かった。
ムラやたれもありましたが、見れるレベルには出来たかと思います。
しかし太陽光にあてると輝きが半端ないです。
塗り替え後
塗装したガーニッシュ、パネルを装着します。
シフトのカバーは破壊してしまったので、エポキシパテで固定します。
ガーニッシュははめるだけなので簡単です。いい輝きです。
他の人と差別化したい人にはプリズムシャインはもってこいじゃないでしょうか。
シフトパネルは高級感がでましたね。
ステアリング下側のガーニッシュは黒系になると印象が変わりますね。
日に当たらないと、ブラックメタリックのような質感です。
まとめ
最初のシルバーの状態の画像と比べるとシックな感じがでて、日に当たると七色に輝くので、満足度の高いイメチェンとなりました。ディーラーの人は気が付くかな?
■関連ページリンク