G4にオイルキャッチタンクをつけよう
インプレッサG4(GJ7)にオイルキャッチタンクを取り付けました。
この車は直噴エンジンではないですが、EGRが付いているので、インテークマニホールドにオイルミストを入れたくないので設置してみました。
GK7以降のFB20は直噴エンジンとなったようです。
インプレッサスポーツやXVもエンジンは同じなので同様かと思います。
目次
オイルキャッチタンクの選定
まずはオイルキャッチタンクを選ぶところからはじめますが、ホース径と高さ、幅などのサイズでまずは絞り込みます。
G4の場合、PCVバルブのところのホース内径は9、10mm程度のようだったので、ホースエンドが9mmのを選ぶことにしました。
内部が分解できる汎用品を購入してみました。
ばらしてみたところ、仕上げが悪く、バリが出てるところが何箇所かありました。
ヤスリやリューターで削り取っておきます。
ガスケットの代わりかOリングが付属していましたが、液体ガスケットを使用することにしました。二輪用品店で購入しました。
使われているボルトもサビていたり、精度が悪そうだったので、ホームセンターでステンレスのボルトを購入して交換します。
ガスケットも厚紙?という感じだったので、こちらも二輪用品店で売っていた汎用ガスケットを切り出して作成しました。
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タンク下側のOリングも頼りなかったので、ドレインボルト用のガスケットに交換しておきました。
分離を促すため、アルミ板を切って、仕切りを作成してみました。
タンクにはめ込んで、フタで固定されるようにしました。
以下のようなセパレーター内蔵タイプもあるようなので、自作が難しい人はこういった商品を選ぶとよいでしょう。
オイルキャッチタンクの設置
バルクヘッド側にスペースがあったのですが、熱的な部分とホースの取り回しを考え、ブレーキマスター手前下側のスペースに設置しました。
一旦、仮でホームセンターで切り売りしている汎用ホースを使用します。
G4(GJ7)のFB20エンジンは左側のヘッドの上部にPCVバルブがあります。
ここからスロットル直後のインマニ部分につながっています。
ホースが曲がっている部分は負圧でつぶれて、ふさがってしまう場合があるので注意します。肉厚なホースを選ぶとつぶれなくなります。
正式版ホースとしてブリジストンの燃料ホースを使ってみました。
5年ほど使用したので、外してみましたが、熱で硬化していました。
内側がちょっとひび割れしていました。
もうちょっとやわらかいホースが良かったので、二輪の燃料ホースを採用しました。
こちらは内径の種類が豊富なのでいいですね。内径10mmのを購入しました。
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オイルキャッチタンクの効果
オイル交換毎にチェックし、溜まっていたら排出しましょう。
満タンになってしまうと、分離したオイルがそのまま吸い込まれてしまいます。
当方の車では5000キロで50ccくらい溜まるっぽいです。