オイル交換やブレーキ周りのメンテをしていると、ブレーキクリーナーを結構使います。
錆だらけのブレーキキャリパーの錆落としで大量に使っていて、しょっちゅうホームセンターに買いに行くのが面倒になりました。空き缶も増えるし、充填式は無いのか調べてみるとありました。
何メーカーかが販売していますが、今回、目をつけたのはSTRAIGHT(ストレート)のもの。
充填式のブレーキクリーナーを購入してみた
ちっちゃいながらもエアコンプレッサーを持っているので、充填式ブレーキクリーナーを導入してみました。
購入したのは以下の2点です。ブレーキクリーナー原液は、実際に使っているサイトの方のお勧めを選びました。
- (STRAIGHT/ストレート) 充填式缶スプレー 600ml (逆さ使用対応版)
- ガレージ・ゼロ 速乾 ブレーキ&パーツクリーナー 原液 4L GZPB14
充填式スプレー缶のセットアップ
使い方は充填式の缶にブレーキクリーナーの原液を300ml入れて、蓋を閉めて、エアを充填するだけのようです。
蓋はねじ式になっているので、反時計回りに回せば外れます。
パーツクリーナーの原液は漬け置きしたり、インタークーラーの洗浄にも使えそうです。
蓋を閉めてエアを充填します。
この状態でもブレーキクリーナーが揮発して若干圧があるのか、スプレーノズルを押すと、ちょろちょろクリーナーが出てきました。
指定圧は0.64MPaのようなので、コンプレッサーの圧を調整します。
充填は自動車のタイヤに空気をいれるのと同じでした。
充填は1秒ほどで完了します。えっ、これだけしか入らないのという印象。
これで使用できる状態になりました。
充填式缶スプレーは使える代物なのか?
試しに吹いて見ました。
おぉ、意外にも普通です。市販の使いきりの缶スプレーと比べるとちょっと威力は弱いかなといった感じです。
延長ノズルを畳んで噴射。こちらも同様ですね。
謳い文句でもある、逆さ使用も出来ました。
キャリパーの錆取り作業をしていたところですが、早速使ってみました。
霧状というより液体そのものが出てくる感じなので、がっつり洗浄したい場合は使いきり缶スプレーよりも良いかもしれません。その分消費量も多くなりますが・・・
エアコンプレッサーの準備が面倒なので、試しに自転車用空気入れで空気を入れてみました。
10回くらい押し込むとだいぶ固くなってきますが、さらに押し込むと少しづつ充填されているようでした。
たいていの自転車用の空気入れは最大0.8MPaまで対応していると思うので、入れようと思えば入れられるのかもしれません。
かなり固くなった後計ってみると3.85kgf/㎠ほど入っていました。
6割くらいはとりあえず入れらるようです。
この状態でもちゃんと噴射されますし、MAXに入れても多少使えばすぐに圧は下がるので、十分かと思います。
まとめ
通販サイトのレビューではエアー圧が少ないなどで評価が低くされていましたが、エアーのみの使用は前提としていないので、使い方が間違っており、正当な評価ではないなと思いました。
いまのところエア漏れ等も無いので、普通に使えそうです。充填作業とコスパを考えると、ちょっと高評価とはなかなかならない気がします。
200円くらいで安売りしている使いきり缶タイプがあるので、相当大量に使う人で無いと、元は取れないかもしれないですね。
しかし、これを機会にパーツクリーナーの原液を購入したので、いろいろ使い道は広がりそうです。