アルト(HA36S)テールランプのソケットが崩壊したので修理してみた | 車な週末Life

アルト(HA36S)テールランプのソケットが崩壊したので修理してみた

ブレーキランプを交換しようとしたらソケットが・・・

そろそろ車検が近づいてきました。いつもディーラーでお願いしているのですが、毎回、車検対応のLEDランプで指摘をされ、普通の電球に交換されることがあります。
なので、今回はあらかじめ電球に戻そうと交換作業をしていました。

いざ、交換作業をしていたところ、ソケットの一部が崩壊していました。
固定はできていますが、崩壊により、ランプ内に水が入ってしまう隙間ができている状態でした。

テールランプのハーネスは2000円位しそうなので、汎用品のソケットを使って修理しました。

目次

ソケットの形状、サイズの確認

テールランプを取り外して、ソケットの形状などを確認していきます。
まずはテールランプ下側を固定しているボルト2カ所(片側)を外します。

問題なのがテールランプ後方1箇所を固定しているクリップで、アクセスしにくい箇所にあります。マイナスドライバーなどで浮かせるのですが、作業が非常にしにくいです。
どうしても外せなければ、リアバンパーを外してからクリップを外す形になります。

下記画像の右上の穴のところが該当箇所です。

ボルトとクリップが外れれば、外側から引き抜くと外れます。

バックランプ、ウインカー、テールランプと外していきます。

今回問題となったのは右側のウインカーのソケットですが、一部崩壊していました。
パッキンの隙間から水が入ってもおかしくない状態でした。

バックランプの方も同様に土台自体が崩壊していました。

さらにウインカーのコードは一部、被膜が破れていました。これは左側も同様でした。
テールランプをLED化するのにテールランプの脱着は行ったことはありますが、バックランプとウインカーは触った覚えがないです。

この車両は一度、信号停車中に後ろから突っ込まれて修理したことがあるのですが、その際なのか、修理過程なのかはわかりませんが、こんなことになっていました。

寸法を確認していきます。こちらはバックランプのソケットです。径は14mmほどでした。

形状としては爪が箇所ですが、単純に4箇所あるのではなく、ちょっと位置がずれていたり、形状が斜めになっていました。

続いてウインカーですが、径は20mmほどでした。

こちらも爪は4箇所ですが、特殊な形状ですね・・・

問題はありませんでしたが、テールランプのソケットです。径は20mmほど。

ランプ側の形状は複雑ですが、ソケットは爪が4箇所ですね。

ソケットの購入、加工

ネットで純正のソケットが単品で出ていないか調べましたが、見つけられませんでした。
新品のハーネスは他の車種だと2,000円くらいですし、テールランプ自体を中古で買っても送料などもかかるため、そこそこ値が張る感じでした。

そこで汎用品のソケットを購入してみました。
akibaLEDピカリ館で購入しました。HPはこちらです。

最低購入価格が1000円のようなので、ちょうどもうすぐ切れるハンダも購入しました。
せっかくなのでテールランプも購入して、取り付けられるか確認します。

まずはバックランプですが、爪の位置が合いません。

干渉するところを削ってしまえば装着できそうな感じです。

マジックで印を付けます。

カッターで切り落としてみました。

ゴムパッキンを外して嵌めてみましたが、装着出来ました。

ゴムパッキンを戻して再装着です。

パッキンが厚いのか、かなりきついですが、はまりました。

続いてウインカーです。

こちらは爪の位置が全然あっていません。

小さい爪2箇所を削り落とします。

大きな爪が2箇所あるので、固定は問題なさそうです。

装着出来ました。

最後にテールランプです。

こちらは無加工で取り付け可能でした。

リアバンパー取り外し

ソケットが使えそうなことが分かったので、配線を加工します。
ハーネス自体はコネクターで車両から切り離せそうだったので、リアバンパーを外して取り外すことにします。

バンパー上部のボルトを4箇所を外します。

両端上部のクリップを外します。

フロア下からバンパー下部の2箇所のクリップを外します。

端から外していきます。かなりしっかりはまっているので、なかなか外れませんが、思い切って引っ張ります。バキっという音とともに外れます。なにか折れたんじゃないかとひやひやしてしまいます。

砂がかなり堆積していました。

車両側とバンパーは2箇所、配線がつながっているので、カプラーを抜きます。
これが結構固かったです。

以前対処した巻き上げ防止が有効に働いているようです。
こちらの記事で紹介しています。
アルト(HA36S)のリアバンパーの汚れを低減してみた(続編)

テールランプはこのカプラーでバンパーに固定されています。
これも結構固かったです。

ハーネスのソケット交換、車両への組付け

ソケットを交換していきます。
保護のビニールテープを剥がしていきます。

テープのねちょねちょはパーツクリーナーで落ちます。

気持ち長めにする感じでだめになったソケットの配線を切断します。

保護のための収縮チューブを先に通しておきます。

被覆を剥がします。

電線をねじってハンダで固めました。

チューブを縮ませます。

同様にウインカーのソケットも交換していきます。

ソケット交換完了。ビニールテープを新たに巻き直して配線修理完了です。

リアバンパーにテールランプを取り付けて、バンパーを車両に戻します。
外した2箇所のカプラーをわすれずに戻します。

左右を嵌めるのがちょっと大変ですが、取り付けできました。
車両側の黒い部分の爪が一箇所折れましたが、当面大丈夫そうです。ダメになったらそこの部品だけ交換ですね・・・

テールランプがちゃんと点灯するか確認します。

ウインカーも問題なしでした。
バックランプは別途、夜中にでも確認します。

まとめ

理由はわかりませんが、ソケットが崩壊してどうしたものかと思いましたが、汎用品で安く修理できたので良かったです。

テールランプ後方のクリップの作業性は何とかしてもらいたいところですね。
出先でブレーキランプがタマ切れしても、あれでは交換作業はかなり困難です・・・

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