カーボン落とし比較をしてみた(エンジンコンディショナー、キャブクリーナー、FCR-062、RECS) | 車な週末Life

カーボン落とし比較をしてみた(エンジンコンディショナー、キャブクリーナー、FCR-062、RECS)

キャブクリーナーの方がカーボンがよく落ちる?

以前、コルトのエンジンの燃焼室、ピストンヘッドをKUREのエンジンコンディショナーを使ってカーボン除去を行いました。

その際に、キャブクリーナーとどっちがカーボンが落ちるのかという疑問が出ました。
ということで、どっちがカーボンがよく落ちるのか試してみることにしました。

目次

カーボン落としラインアップと除去対象

カーボン落としとして4品選定しました。
まずは燃焼室のカーボン除去に使ったKUREのエンジンコンディショナーです。
キャブクリーナーはモノタロウで検索したところ超強力を謳っているAZのキャブクリーナーが気になったのでAZ製品を選らんでみました。単純にKURE製品比較でもよかったかもしれません・・・

2種類ではつまらないので、愛用している同じくAZの燃料添加剤であるFCR-062とWAKO’SのRECSを選んでみました。
本来の使い方ではないですが、原液をカーボンに付けるとどうなるのか確認してみます。

カーボン除去の対象としてちょうどインプレッサG4から外したBRISKの点火プラグがあったのでこちらのカーボンを落としてます。

外側電極にカーボンが堆積しているのでちょうどよいと思います。

比較の仕方は以下のような小瓶に液剤を入れて、点火プラグを漬け置きする形にします。

まずは液剤を小瓶に入れます。

右からRECS、FCR-062、キャブクリーナー、エンジンコンディショナーの順番です。

エンジンコンディショナーはなかなか泡が消えないので、小瓶を満たすのに時間がかかりました。泡の除去力は侮れないかもしれません。

点火プラグをダンボールに挿して小瓶に漬け置きします。
以下の順です。
左上:エンジンコンディショナー
右上:キャブクリーナー
左下:FCR-062
右下:RECS

カーボン除去比較

以下のように点火プラグを小瓶に漬け置きする形で経過を見て行きたいと思います。

エンジンコンディショナー(左上)とキャプクリーナー(右上)はさっそく反応し始めて、カーボンがもやもや溶けだしているのがわかります。
FCR-062(左下)とRECS(右下)は特に変化は見られません。

5分経過後です。
エンジンコンディショナーとキャブクリーナーはかなりカーボンが溶けだしてきました。

FCR-062とRECSも下側に多少もやもやが見え始めています。

1時間経過後です。
RECSに大きな変化がありました。下側に溜まっているカーボンはエンジンコンディショナー、キャブクリーナーを上回ったように見えます。

てっきり効果は少ないと思っていたので、RECSの変化に驚きました。

20時間経過後です。
どれもかなり落ちてはいるようです。特にRECSの液剤はかなり黒くなり、点火プラグの状況が見えなくなりました。

エンジンコンディショナーとキャブクリーナーはそれほど差が無いように見えます。
RECSの変化は凄いですね・・・

エンジンコンディショナーに漬け置きした点火プラグです。
まだカーボンは付着していますが、ふやけて落としやすそうな感じになっています。

キャブクリーナーに漬け置きした点火プラグです。
ふやけ具合はエンジンコンディショナー以上な感じがします。

FCR-062に漬け置きした点火プラグです。
ふやける感じではなく、溶けて厚みが薄くなっている感じがします。

RECSに漬け置きした点火プラグです。
こちらもFCR-062と同じような傾向で、ふやける感じではなく、溶けて厚みが薄くなっている感じがします。

アップで見てみましょう。
左からエンジンコンディショナー、キャブクリーナー、FCR-062、RECSになります。

擦ってしまうと燃焼室のカーボン除去と同じ感じにならないので、エアコンプレッサーのエアーでカーボンを吹き飛ばす形にしてみました。

液剤を吹き飛ばした状態がこちらです。
一番左のエンジンコンディショナーが一番落ちているように見えました。

FCR-062とRECSは外側電極にカーボンが残っている部分があります。

中心電極のカーボンを見てもやはりエンジンコンディショナーが一番落ちているように見えます。

どれもカーボンを落とす能力はある様です。

まとめ

キャブクリーナーもワニスなどを落とす力はあるので、エンジンコンディショナーよりも効果があるのかなとも思いましたが、泡の除去力の差なのか、結果としてはエンジンコンディショナーが一番という結果になりました。
キャブクリーナーもメーカーによる差があるとは思うので、一概には言えませんが、メーカー比較も気になりますね。

FCR-062とRECSは本来の使用の仕方ではないですが、カーボンを落とす能力はある様です。
特にRECSのカーボンを溶かす力はかなり強いのかなと思いました。

動画も上げているので、よろしければご覧ください。

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