蓄圧式噴霧器で泡洗車をやってみよう
当方はコンプレッサーを使うフォームガンを購入し、小型のコンプレッサーで泡洗車を行っていますが、準備が結構面倒です。
蓄圧式の噴霧器を使って泡洗車ができるようなので、その中でも評判のよいコーナンの洗車クリーナーを購入してみました。
また、ちょっと手を加えることで泡立ちがよくなる方法があるようなので、そちらも試してみました。
目次
コーナンの洗車クリーナーを購入してみた
ネットで検索した結果、泡洗車を行うための蓄圧式噴霧器として、コーナンの洗車クリーナーがよさそうだと思いました。
縦にワイドに噴霧できるのがよさそうなのと、価格が1600円程度とそれほど高くないのもよいところですね。
最寄のコーナンの洗車コーナーに行ってみると、一個だけあったので買ってきました。
本体と付属のスプレーヘッド2種類とホース、説明書が付いてました。
泡洗浄と水洗浄で使うスプレーヘッドとホースの向きが違うようです。
おそらく水洗浄で使うことはなさそうなので、泡洗浄のスプレーヘッドしか使わなそうです。
組み立てて、中性洗剤を適当に薄めたものをタンクの1/4ほど入れてみました。
コーナンの洗車クリーナーを試してみる
使う前に蓄圧する必要があります。
説明書によると、ポンプを押すときの反力が一定の重さになるまでと書いてありましたが、大体50回くらいでそんな感じになりました。
60回プッシュしてみました。
家の壁に試し吹きしました。
結構ワイドに噴射されるので、広い面積でも楽そうです。
細かい泡を吹き付けることが出来ます。
いろいろなレビューでも言われていましたが、泡が流れやすい感じがしました。
コーナンの洗車クリーナーを不織布マスクで改造
先人の知恵で泡立ちを良くする方法が確立されています。
スプレーヘッドを分解していきます。
外すと半透明で赤い部品が装着された部品がはまっています。
はまっているだけなので、爪でこじって外しました。
赤いのはフィルターのようなもので、ここを洗剤が通過する際に泡立たれる仕組みのようです。
裏側はゴムの部品がはまっていました。
ゴム部品を外します。
ここに不織布を詰め込んで、泡立ちを良くするというもののようです。
不織布マスクを使用しました。
折り重なっているので、両端を切って伸ばします。
伸ばしたところを適当な大きさに切ります。
とりあえずネットの情報を参考にこのくらいにしました。
複数枚の不織布が折り重なっているので、一枚に剥がします。
こんな感じです。
youtube動画などでは台所のスポンジなどを切って詰めている人もいました。
この不織布を丸めて先ほどの部品に詰め込みます。
こんな感じで詰め込みます。
ゴム部品を元に戻します。
スプレーヘッドに戻します。
残りの部品も組み付けて、縦方向に噴霧するよう角度を決めて締めこみます。
数十回プッシュして、噴霧してみます。
泡が粗くなった感じがします。
泡に厚みができたようになり、流れにくくなったように思えます。
さらに不織布を多くするとどうなるか試します。
最初に入れた不織布の半分くらいのサイズを追加してみます。
再びゴム部品を付けて、スプレーヘッドに組み込みます。
さて、どうなるか。
結果はさらに泡が粗くなり、厚みのある泡の層を作ることが出来るようになりました。
ただし、出が悪くなります。不織布が抵抗になっているようなので、ちょうどいい不織布のサイズを何パターンが試して、自分にあった泡立ちを探してみるのが良いと思います。
まとめ
ホイールを洗う時など、さっと準備して泡洗車ができる蓄圧式噴霧器を使った泡洗車は重宝しそうです。しっかりと泡が残ってくれるので洗車が楽になりそうです。
車一台を泡洗車するには何回か蓄圧する必要があるため、プッシュしまくる必要がありますが、楽をするのであればコンプレッサーを使ったフォームガンに軍配があがりますね。ただしこちらは準備や電源などが必要になります。
当方は足回りの洗車時に使ってみようかと思います。アルトなど軽自動車などは洗車する面積がすくないのでアリかもしれません。