秘境と呼ばれる毛無峠に行ってみたい
道路が冬季閉鎖になる直前、群馬の秘境と呼ばれる毛無峠に行ってみることにしました。
友人2名も一緒なので、見どころを抑えるとの、やはり食も重要です。
ということで、峠の釜めしを買って、毛無峠で食べようという計画を立てました。
日帰りでトータル550キロほどのロングツーリングとなり疲労困憊しましたが、充実した内容になりました。
目次
- 1.神奈川~松井田妙義 峠の釜めし・白糸の滝
- 2.鬼押出し園
- 3.草津温泉湯畑
- 4.国道292号線 浅間・白根・志賀さわやか街道
- 5.万座~毛無峠
- 6.毛無峠~高山村~上信越道~長野道~中央道
- 7.まとめ
神奈川~松井田妙義 峠の釜めし・白糸の滝
まずは峠の釜めしを販売している「おぎのや」さんがある松井田町へ向かいます。
圏央道で友人と待ち合わせをし、関越、上信越道で向かいます。
若干、交通量が多く、圏央道の八王子に出るまでがやや混雑していました。
圏央道はトンネルが多いのでちょっと苦手です。
まずは「おぎのや」さんで峠の釜めしをゲットして、白糸の滝を見に行くことにしました。
圏央道の厚木PAからおぎのや横川店まで130キロほどで2時間弱かかりました。
無事に釜めしゲットです。2階では鬼滅の刃とのコラボでなんかやってました。入れ物が鬼滅の刃仕様だったようです。
碓氷峠。ちょうど渋滞していたので、眼鏡橋をカメラで撮影できました。
軽井沢市街は紅葉で色づいていました。旧軽銀座通りは結構な人出で混み合っていました。
白糸の滝へは白糸ハイランドウェイで向かいます。普通車500円でした。
料金所より手前の方がワインディングという感じですね。
コロナ禍ではあるものの土日だったのでかなり交通量は多かったです。
センターラインが無い道路ですが、道路幅はあるのですれ違いとかは問題なかったです。
滝に近づくにつれ、雰囲気が出てきました。
駐車場がかなりの長さに渡ってあります。
たまたま3台まとめて空いていました。すんなりとめられてラッキーでした。
徒歩で白糸の滝に向かいます。
結構混雑していましたね。
入り口はこんな感じ。
高さはそれほどないですが、幅があるので見ごたえがありますね。
みんな写真撮影で忙しそうでした。
紅葉もちょうど見ごろでした。
人を入れないで撮影するのが困難ですが、端の方から撮影できました。
白糸ハイランドウェイの車載動画はこちらです。
鬼押出し園
続いて鬼押出し園に行くことにしました。
白糸の滝からはすぐです。
鬼押ハイウェーに向かいます。
普通車は280円でした。
料金等はDRIVE GUIDE(鬼押ハイウェー)を参照してください。
広大な景色が広がる予感がしてワクワクする道路ですね。
何度か鬼押出しは通ったことはあったのですが、立ち寄ったことはなかったので、今回じっくり見て回ることにしました。
噴煙を上げている浅間山が綺麗です。
駐車場もかなり埋まっていました。
全部回ると毛無峠に行くころには日が暮れてしまうので、真ん中あたりにある浅間山観音堂まで行くことにしました。
茶屋で休憩。
気温はおそらく一桁台でしたが、ソフトはやめられませんでした。
天気に恵まれてよかったです。
お参りして草津温泉を目指すことにします。
なんだかんだで1時間くらい滞在しました。
じっくり見て回るのであれば1時間半くらい見ておいた方が良いと思います。
草津温泉湯畑
続いて草津温泉の湯畑を見に行くことにしました。
毛無峠に行くのだけであれば万座ハイウェーを通るのが早いですが、湯畑を見たことが無かったのと、白根山の絶景を見たかったので、ちょっと寄り道です。
とはいえ、予想より時間がかかっているので、早めに切り上げないと、毛無峠についた時点で日が暮れてしまいます。
鬼押出しからそのまま北上します。
国道144号をひたすら北上。
こちらは有料区間もあるのですが、それほど展望がいいというわけではないですね。
県道59号線を使います。こちらのほうが交通量が少なく快適なドライブができると判断しました。
草津、白根山方面に進みます。
予想通り交通量は少なかったです。
国道292号線に合流し草津を目指します。ここまでくればもうすぐですね。
ターミナル通りにある湯畑観光駐車場に車を停めました。
さすがにすんなりは入れずちょっと待ちましたが、10分程度で入れました。
向かう道を間違え遠回りしましたが、紅葉を楽しむことが出来ました。いいグラデーションですね。
ニュースの天気予報とかで見る湯畑に到着です。
硫黄のにおいがすごいですね。
温泉卵を食べて温泉街気分を盛り上げました。
もっとじっくり見て回りたいところですが、今回のメインは毛無峠なので先を急ぎます。
先を急ぐといっておきながら、ゆっくり買い物してたりします。
おそらくこの先の高速のSAを除いてお土産屋さんに立ち寄ることはないと思ったので、まとめ買いです。
国道292号線 浅間・白根・志賀さわやか街道
毛無峠の次に楽しみにしているのが白根山付近を通る浅間・白根・志賀さわやか街道です。
火山活動が活発になりガスの影響で交通規制がかかるかどうか微妙でしたが、この日は大丈夫でした。
国道292号線で万座方面に向かいます。
紅葉はいい感じでした。やはりガスの影響か2輪は通行止めでオープンカーも通行規制の看板がでていました。
対向車線からはコペンやロードスターを何台も見ましたが、Uターンしてきたのか?
この景色をみたかったんです。まさに火山ですね。
このあたりの壮大な景色はなかなか神奈川では見られません。
箱根の大涌谷もありますが、車で走りながらこういう景色を見れるところはなかなかないですね。
見晴らし台で小休憩。かなり気温が低いです。
上るにつれ木々が無くなってきました。高度というより火山の影響ですかね。
火山ガスの影響で駐停車禁止です。ちょっと展望台まで歩いて景色を見たかったのですが、残念です。
万座温泉方面に向かうため、県道466号線を通り下っていきます。
ヘアピンの連続でワインディング好きにはもってこいの道でした。
いよいよ最終目的地の毛無峠に近づいてきました。
国道292号線の白根山付近の車載動画はこちらです。
万座~毛無峠
毛無峠には県道466号線から県道112号線を南下していきます。
万座温泉付近ですでに15時あたりになっており、日没までに間に合うかちょっと心配になってきました。
直前の23、24日の雨の影響で道路全体が水たまりになっている箇所もありました。
バイクのツーリングの二人組が渡ろうかどうか立ち止まっていました。
この深さだとちょっとためらいますね。バイク汚れちゃうし・・・
道幅はちょっと狭く、対向車が来ると気を使わないといけない感じです。
路肩には雪がうっすら残っていました。路面凍結してなくてよかったです。
左折ポイントですね。もう少しです。
いままで毛無峠の存在は知っていましたが、道が狭いのと、最後砂利道のようなので、行くのを躊躇していました。やはり狭いですね。すれ違いはちょっと気を使います。
曇り空も相まって、なんだかさみしい風景になってきました。
ガードレールもべこべこですね。
道は荒れていますが、一応舗装はちゃんとしています。
だんだん雰囲気が秘境っぽくなってきました。
最後は未舗装ですね。普通のオンロード車でも問題ありませんが、車高を下げていたり、レーサーレプリカのようなバイクはちょっと気を付けないと危ないかもしれません。
到着です。やはりそれなりに人気スポットなのか、車も多数停まっていました。
さて、当初計画の釜めしを食べようとおもったのですが・・・
気温が3度台で風が無茶苦茶強いので、寒くて外にいられませんでした。
各自、車内で食べることにしました。
途中で団子とソフトしか食べてなかったので空腹ということもありましたが、峠の釜めしはおいしかったです。
ラリーでもできそうなヘアピンですね。
一時は曇ってましたが、風も強く雲が流れて青空が復活してきました。
ちょいと高台に上ってみることにします。
もうちょい奥まで車で行けるようですが、そこからは通行止めのようですね。
なんとも言えない雰囲気でした。非日常は味わえたので来てよかったです。
南側の景色は圧巻でした。噴煙を吐き出す浅間山がよく見えました。
毛無峠までの車載動画はこちらです。
毛無峠~高山村~上信越道~長野道~中央道
帰りはちょっと戻って万座ハイウェーから帰るという手もあったのですが、同じ道は通りたくないなという気持ちもあり、高山村に抜けて、上信越道から帰還することにしました。
今思うと、素直に戻ればよかったです。
毛無峠を出発です。先頭を走れと友人に命じられました。交代でやっているのでしょうがないですが、対向車に気を遣う区間なのでゆっくり走ることにします。
この時間でも何台かとすれ違いました。すれ違いポイントも限られるので結構気を使います。
ようやく元の道に戻りました。ここまでくれば道路幅も広くなるのでかなり気が楽です。
この先もセンターラインはなく、道幅も狭いですが、交通量はかなり少なかったです。
下っていくと、落ち葉が路肩に積もっているので、使える道幅はかなり狭いですね。
かなり日が落ちてきました。
この落ち葉状況で夜になるとかなり大変そうです。明るいうちでよかったです。
見晴らし台もありましたが、車3台はとめれそうになかったのでスルーしました。
景色は良さそうでした。
さらに下るとかなり道幅が広くなります。
アクセル踏まなくてもどんどんスピードがでるのでエンジンブレーキを効かせましょう。
ハイブリッド車やEVだとかなり充電できそうです。
市街地にでました。あとは高速で一気に帰るのみです。
毛無峠から高山村までの車載動画はこちらです。
距離的には万座ハイウェーから帰った方がだいぶ距離が短かったなと反省しました。
ICまでの道を間違えたり、中央道で2箇所渋滞にはまるなどいろいろあり疲れましたが、それ以上に楽しめたのでよしとします。
まとめ
群馬の秘境といわれる毛無峠でしたが、車で行ける場所としてはかなり独特な場所だなと思いました。
毛無峠は何もないので、それだけを目的に長距離走るのはどうかと思うので、今回立ち寄ったような場所もちりばめてドライブコースを決めるのがいいかなと思います。
次は浅間山近辺を探索したいなと思いました。