表面が劣化したステアリングをアドカラーで補修する
革製のステアリングはほったらかしにしておくと表面が荒れて剥がれたり艶がなくなったりします。
当方は定期的にミンクオイルで手入れをしているのですが、気が付いたら劣化しているという状況が多々あります。
今回、また表面が剥がれてしまっているところを見つけたので補修してみました。
目次
- 1.ステアリングをアドカラーで補修
- 2.ミンクオイルでお手入れ
- 3.まとめ
ステアリングをアドカラーで補修
スポークの付け根の部分が一部表面が剥がれているのと、艶がなくなっているところがありました。
手入れに使用するのは浅い傷の補修用靴クリームのアドカラーです。(右側)
仕上げはミンクオイルで保湿と艶出しをします。(左側)
こちらが問題の箇所です。一度気になるとやたら目につきます。
ほおっておくと、ここからはがれが広がる可能性があるので補修します。
使用するのはCOLUMBUSのアドカラーです。
深い傷の場合に対応するアドベースという製品もあります。
15分ほどで乾くようです。
表面が剥がれて凹みになっているところに厚めに盛ってよく伸ばします。
ミンクオイルでお手入れ
アドカラーが乾いたらミンクオイルで仕上げます。
タオルやウエスにつけて塗り伸ばしていきます。
アドカラーの部分だけやたら黒かったのがミンクオイルを塗ることで目立たなくなります。
気になっていたスポークの付け根の部分もだいぶ良くなったと思います。
保湿と艶出しも完了です。
余分なオイルを拭き取っていれば、べたついたり滑ったりすることはないです。
全体的にしっとり黒みが増して若返りました。
まとめ
ついつい手入れを忘れてしまうので、オイル交換時にメンテするなどタイミングを決めておくのがよさそうです。
アドカラーで補修する際は、仕上がりがどうなるか見えにくいところで試すのが良いと思います。
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