車種によっては効果絶大のブリーザータンク?
水温対策で何か無いかなと調べていると、ブリーザータンクなるものがあります。
高温箇所やウォーターポンプ部分で気泡が発生し、冷却効率が下がるのをこのタンクで気泡を除去するというものです。
ブリーザータンクはTRUSTのGReddy ブリーザータンクを選択しました。
コルトの装着事例についてご紹介します。
目次
GReddy ブリーザータンクの取り付け
タンクの取り付け位置はラジエターキャップの位置の後ろ側にしました。
エンジンマウント付近がベストだと思いますが、すでにオイルキャッチタンクを設置してしまっていたので、こちらにしました。
付属のステーをまげて、いすゞのブルーで塗装しました。
一箇所での固定だとぐらつくのでラジエターコアサポート上側のボルトに固定しました。
ステンレスのバーを曲げて一本で実現しました。我ながらよくできたと思います。
ラジエターロアホースへの配管取り付け
ラジエターロアホースを交換するついでに水温アタッチメントを装着してタンクからの戻りの配管をつなぎます。28mmの物を使用しました。
ヒーターホースへの配管取り付け
ラジエターキャップからだけでも効果はありますが、他のエンジンのエア抜き箇所などから配管をつなげるとより気泡を消すことができます。
スロットルバルブの配管から取ろうかなとも思いましたが、ヒーターホースから取ることにしました。上向きだとホースの取り回しの位置が高くなってしまいそうだったので、90度になるように水回りの配管を駆使しました。
エアクリーナーボックスを外すとヒーターホース回りにアクセスできます。
コルゲートチューブで保護します。
コルトはアッパーホース付け根にサーモスタットがありますが、サーモが閉じた状態でもヒーターホースからのタンクへクーラントが流れるため、冬場だとエンジンが温まるのに時間がかかります。耐圧のバルブをかまして、冬場は閉じれるようにしました。
クーラントエア抜き
シリコンホースを半透明のものにしたので、クーラントがどこまで入っているのがよくわかります。
ヒーターホースに配管をつないでおくと、エア抜きが非常に楽になりました。
エア抜き中も気泡が流れるのが見えて面白いです。
まとめ
ラジエターキャップより高い位置にタンクを設置する必要がありますが、ボンネットへの干渉はありません。
見た目にもおっと!?目を引くパーツですね。
街乗りでも水温の温度が低くなり、惰性で走ると水温の低下も早くなったと思います。
渋滞以外で水温が95度以上になることはほぼないので、効果はあると思います。
使用したタンク、ホースなどは以下となります。
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