雨の後に走るとホイールが錆汁だらけになる
雨のあとに走ると、ホイールのリムやホイールナット付近に茶色い錆を含んだ水が乾いたような跡が残ることが多々あり、気になっていました。
どうやらセンターキャップの隙間から出てきているようです。
目次
- 1.錆汁飛散の状況
- 2.対処(ハブセンターの錆を黒錆に転換)
- 3.まとめ
錆汁飛散の状況
以前から、何でこんなに錆っぽいものが付いているんだろうと思っていました。
ブレーキダストにしては錆びすぎだろうと思っていましたが、センターキャップから出てきていたとは思いませんでした。
こんな感じで結構飛び散っています。
リムのほうにも飛散しています。
ホイールナット穴周辺にも飛んでいます。
ブレーキダストのように鉄粉が食いついているのではないと思うので、そのまま取れなくなるということは無いのかもしれませんが、毎回こんな感じで錆色になるのは嫌ですね。
原因はハブセンター部分の錆のようです。
雨が降り、ここに水が溜まり、錆汁となり、走るとその錆汁がホイールのセンターキャップの隙間から出て、飛び散るということのようです。
センターキャップを外すと見事に錆色に染まっていました。
対処(ハブセンターの錆を黒錆に転換)
対処は簡単です。
赤錆を黒錆に変えて、褐色の錆汁を発生させないようにします。
ロックタイトのラストトリートメントの登場です。
筆は100円ショップで数本セットのものを見つけたので、そちらの真ん中くらいの太さのものを使いました。
表面をワイヤーブラシなどで磨いてから実施したほうが良いとは思いますが、パーツクリーナーとウエスで拭いてから塗布しました。
表面の錆がボロボロ取れるような状態であれば、ワイヤーブラシや紙ヤスリなどで除去してから実施するのが良いと思います。
ラストトリートメントのような錆転換剤を塗ると、赤錆が黒錆に変化し、エポキシ樹脂で固まる感じになります。
仕上がりは黒錆の上に白っぽい紫の樹脂が固まるような仕上がりです。
赤錆の茶褐色より全然良い状態かと思います。
下の画像はまだ乾いていませんが、乾くと白っぽいのが大分消え、黒紫っぽくなります。
錆汁も拭き上げて、センターキャップ周りも綺麗になりました。
錆汁の飛散は減るはずですが、再び赤錆が侵食してきたら、また塗布しようと思います。
まとめ
今回はセンターキャップから出てくる錆汁の対応ですが、社外ホイールなどで、キャップが無く、ハブセンターの錆が見えている場合などにも使える対処法かと思います。
錆転換剤はあるといろいろ便利なので、一本持っていると役に立ちます。
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