サイドミラーの樹脂部分の劣化を何とかしたい
当方のコルトは前期型で、サイドミラー付け根のカバーはただの樹脂部品です。
後期型だと、ボディ同色になったようですが、いまさらボディ同色にするのも微妙なのと、付け根のカバーじゃないところの樹脂部分が白く劣化していたので、そこも含めて塗装してみました。
目次
- 1.サイドミラー樹脂部分の劣化状況
- 2.サイドミラーの取り外し
- 3.樹脂部分の塗装
- 4.サイドミラーの取り付け
- 5.まとめ
サイドミラー樹脂部分の劣化状況
気になっているサイドミラー付け根の樹脂部分。
信越シリコーンを塗りこんでいるので、黒さを保っていますが、劣化や以前のコーティングの塗りムラなどもあり、あまり綺麗ではありません。
カバーじゃない樹脂部分の白濁化が進んでいます。
内側は面積も大きいですが、カバーじゃない部分なので、後期のボディ同色カバーに変えても解決しません。
ミラー付け根の樹脂部品のほうが紫外線や熱に弱い素材なのかもしれません。
運転席側は特に古さを隠しきれない状態です。
サイドミラーの取り外し
付け根のカバーに一箇所くぼみがあるので、そこにマイナスドライバーを差し込んで、カバーを浮かせます。浮かせた隙間に内装はがしを入れて、こじると外れました。
ドライバーでボディに傷をつけないようにウエスで保護しました。
砂や埃が堆積していました。
このカバーには以前、アルミテープを貼っていました。空気抵抗が減るかなと思いましたが、当然体感などは出来ていないです。
サイドミラーはドアにボルト3個で固定されています。
配線のコネクターを外すと完全に取り外すことが出来ます。
塗装したい付け根の樹脂部分を外すにはこのコネクターがつっかえて分離できない状態になっています。
コネクターは引き抜けないので、コードを外してコネクター自体を外す必要があります。
精密ドライバーのマイナスでロックを解除しコードを引き抜きます。
これで、ボディーと接している部分のゴム部品を外すことが出来ます。
樹脂の付け根部品はサイドミラー本体とネジ3本で固定されています。
樹脂部分の塗装
塗装する部分を1500番の紙ヤスリで足付けします。
塗装時に持ちやすいように針金をガムテープで取り付けました。
プラサフを吹いて本塗装に臨みます。
ブラックのソリッドだと塗装の仕上がり具合がもろに出てしまうので、メタリック系が良いなと思いました。
メタリックブラックは持ち合わせていなかったので、ガンメタにブラックを混ぜたもので塗りました。
茶系が入った感じの温かみのあるメタリックになりました。
付け根樹脂部分は見えるところだけ塗装しました。
クリアを塗って完成です。
梨地になってしまいましたが、それもいいかなということにしました。もう少しクリアを厚く塗っておけばよかったですかね。
サイドミラーの取り付け
取り付けは取り外しの逆の作業となります。外したコネクターと取り付けます。
順番を忘れないように外す前に記録や写真を撮っておいたほうが良いですね。
運転席側と助手席側とで黄色と緑色の配線の色の違いがありました。
一本ずつきっちり嵌めていきます。上下の向きを間違えないように。
コネクターを嵌めてボルトで固定します。
配線が誤っていないか、サイドミラー収納やミラーの前後左右の調整が出来ることを確認します。特に問題ありませんでした。
最後にカバーを嵌めて完成です。
艶があっていい感じです。
大分綺麗になったと思います。
まとめ
気になっていた内側の白濁化も塗装で綺麗になりました。
カバーとの継ぎ目も気にならない仕上がりです。
クリアー塗装が十分でなく、薄い且つ梨地で運転席側の前側はちょっと艶が足りない感じですが、元の状態を考えれば見違えました。
他の人と差別化を図りたい人や、劣化がひどくて何とかしたい人は塗装いかがでしょうか?
個人的には見るたびにニヤニヤしてしまう仕上がりに満足しています。