DIYでクラッチフルードを交換してみた
ブレーキフルードは結構な頻度で交換していますが、クラッチフルードはついつい忘れてしまいます。前回交換から2年が過ぎたのでクラッチフルードを交換してみました。
目次
クラッチフルードブリーダーへのアクセス
コルトのクラッチフルード交換はアンダーカバーを外す必要があります。
当方のコルトは自作アンダーパネルでがっつり覆われているので外します。
ミッション下側に黒い樹脂の部品があります。この部品の先端がブリーダープラグになります。
負圧でクラッチフルード交換
手順はブレーキフルード交換と同様です。
ゴムキャップを外し、メガネレンチをかけて、耐油ホースをつなぎます。
ブリーダーキャップを緩めてクラッチペダルを踏めばフルードが出てきます。
当方はオイルチェンジャーの負圧で吸い取る方式で実施しました。
オイルチェンジャーにつないでシュコシュコ負圧状態にして、ブリーダープラグを緩めればフルードが吸い出されてきます。
クラッチペダルを踏む場合はブレーキの場合と違って、ペダルが自動で戻ってこないので、その都度、手前に引っ張り戻してまた踏むという手順となります。
負圧方式だと簡単なのでお勧めです。
ブレーキと違い、熱の影響を受けないのか劣化も少なくエアの混入もなかったです。
コルトはブレーキとクラッチのタンクが同じなので、フルードの上限位置まで継ぎ足して完了です。
新品より黄ばんでいましたが、2年でもまだまだ大丈夫そうでした。
ネットで調べると5年で交換というのが推奨のようでした。
先日、高速の渋滞でクラッチを酷使したので、交換してみようと思いましたが、車検毎に実施するのが良いのではないでしょうか。
まとめ
特に劣化もひどくないようで、ペダルフィーリング等変化はありませんが、水分を吸って劣化はしているので、定期的に交換することは必要です。
ブレーキと手順も同様なので、ブレーキフルード交換のついでに実施してもよいと思います。
注意点として、コルトのように樹脂部品の場合はブリーダープラグを締めるときに力を入れすぎると折れたりするので注意が必要です。