手軽にパワーチェックをしよう(パワーメーターi-D)
ブリッツから販売されていたパワーメーターi-Dというものがあります。
車速信号をもとに車重や駆動ロスを計算して馬力を算出するメーターです。
希望小売価格は24800円だったようですが、いまや中古は安いので購入してみました。
スーパーオートバックスやチューニングショップでパワーチェックはできますが、費用も安くないのと、パーツ交換前後で2回測定するのも費用と時間を使ってしまいます。
いつでも測定したいときにパワーチェックできるパワーメーターi-d、どんなものか見ていきたいと思います。
目次
ブリッツ パワーメーターi-Dの装着、設定
今回のターゲットはアルトです。
もうすぐ7万キロですが、エンジンは好調です。
エアクリーナーをK&Nエアフィルターに交換し、点火系を強化した状態です。
パワーメーターをネットで探していたら、家から近い店舗で販売していたので、送料を節約するため、店舗へ行ってきました。
お目当ての品をゲットしてきました。程度は良さそうです。
常時装着するわけではないので、馬力が測定できればOKですが、状態が良いにこしたことは無いですね。
車速信号はナビに接続しているところから取ることにしました。
車速信号を分岐して、延長してグローブボックスの方に伸ばします。
ナビの説明書は捨てずにとっておいた方がいいですね・・・
ネットで検索できるのでわかりましたが、どれが車速信号かすっかり忘れていました。
こんな感じでグローブボックスから引き出せるようにしておきます。
パワーメーターを使わない時は配線をここにしまっておきます。
電源はシガーソケット化して、手軽に装着可能にしています。
設定は車重と駆動方式と走行抵抗の3箇所です。
アルトの車重は650kgなので、運転手とガソリンの重さなどを考慮して750kgに設定しました。
NAのアルト(HA36S)の馬力を計ってみる
走行距離6万8000キロのエアクリーナーとイグニッションコイルを変更したエンジン、何馬力でているのか。
ホイールスピンするとパワーメーターは実際よりかなり高い数値を出してしまいますが、このアルトではその心配はないので、静止状態から80キロまでの全開加速で試します。
CVTなので、回転数がぐーんと上がっていきいます。
55キロから65キロの間で33馬力を計測しました。
その後は30馬力弱となりだんだん下がっていきます。
エンジンは6500回転で52馬力のカタログスペックですが、6100回転くらいまでしか回らないようです。
CVTとの組み合わせでは55~65キロ付近が一番加速が良いようです。
まとめ
カタログスペックが52馬力なところ、33馬力はちょっと残念な値ですが、車重の設定や走行抵抗の係数次第で変わると思うので、現状の馬力を測定できたので目的は達成しました。
今後、パーツやオイル交換の効果、さらに走行距離が進んだ時のエンジンの健康診断的な使い方もできるので、いろいろ試してみたいと思います。
車速信号さえ配線を分岐しておけば、別の車にも簡単装着できるので、いろいろな車の馬力を測定するのも面白そうです。
ブリッツの他の製品でも馬力測定できるものもありますし、スマホアプリでGPSを使った馬力測定できるものもあるので、そういったものを利用して効果を数値として見れると交換したパーツの性能がわかりますね。パーツ交換後下がっていたらちょっと微妙ですが・・・