生ごみを簡単に処理できる方法はないか?
ちょっと料理をすると、あっという間にシンクの三角コーナーに生ごみが溢れ出します。
毎回処理するのも面倒だし、ほおっておくと臭いやコバエも発生するので何とかしたいと考えていました。
いろいろ検討した結果、電気不要の生ごみ処理機である自然にカエルSを導入することにしました。市区町村から補助金制度もあり、場所によっては5万円も補助されることもわかりましたので、ご紹介します。
目次
生ごみ処理機の検討
生ごみ処理機というもの自体を知らなかったのですが、生ごみ、処理といったキーワードで検索すると、生ごみ処理機なるものがあることを知りました。
大きく分けて、電気を使って乾燥させて臭いやかさばりをなくして簡単に処理できる乾燥式と、微生物の力を使って分解するバイオ式がある様です。
乾燥式は楽ちんで確実なので良いのですが、生ごみ処理機自体が高額だったり、電気を使う必要があり、ちょっと当方の求めているのとは違うなと思いました。
バイオ式も処理機が大型だったり、室内に置けないものなどなかなか良さげなものが見つからなかったのですが、バイオ式で、室内に置けて、かつ価格も安い自然にカエルS(SKS-101)が目に留まりました。
手動でかき回す手間がありますが、電気代も不要だし、大きさも許容できる範囲だったのでこちらに決めました。
こちらが自然にカエルSです。
サイズ的には大きめのごみ箱と同じか、ちょっと大きいくらいでしょうか。
台所の片隅に置けるサイズだったので安心しました。
自然にカエルS(SKS-101)の導入
使い方はというと、セットで購入したエコパワーチップという微生物が含まれている土を入れて、そこに生ごみを投入する形になります。
エコパワーチップを入れていきます。
エコパワーチップを2袋入れた状態がこちらです。
クワガタやカブト虫を飼うときの土みたいです。
コップ2杯の水を入れるとのことなので500ccほど入れてみました。
あとはひたすら満遍なくかき回します。
生ごみ投入は24時間後からとのことなので、翌日から利用開始となります。
上蓋を取り付けて準備完了です。
では実際に使っていきます。
処理能力としては一日700gとのことです。水を良く切って、生ごみを細かく切っておくと分解が早いようです。
投入しました。これが本当に分解されるのかちょっと不安ではあります。
ハンドルを回してかき混ぜます。朝夜、気が付いたときに回すようにしています。
隠れました。理科の実験みたいな楽しさがあります。
追加で生ごみ投入です。
蓋を開けるともともとのエコパワーチップの臭いがしてきますが、メッシュの蓋を閉じるとほとんど臭いはありませんでした。
一ヶ月ほど使用してみました。魚の骨や冷蔵庫の奥にあった3年前の冷凍ご飯などを処理しましたが、分解されたのか、ハンドルを回しても見えなくなりました。
卵の殻や魚の骨は分解に時間がかかるようで、卵の殻はまだ残っている感じです。
まだ一ヶ月の使用ですが、ちゃんと分解されているし、このまま使っていけそうだなと思いました。ちょっと散らかっているので、ゴミ箱の配置など見直しが必要な状況です。
生ごみ処理機の購入費補助制度を活用
生ごみ処理機とかエコ関係なので、補助金とかでないのかなと調べてみると補助制度がありました。
自治体によって補助の上限などは異なるようでしたが、当方の居住する自治体も補助制度があったので利用することにしました。
自治体によっては5万円まで補助してくれるところもあるようなので、負担はかなり少なくて済みますね。
さっそく市のHPから申請書をダウンロードして窓口に持ってきました。
領収書も一緒に出します。購入から一ヶ月以内など期限が決められている場合もあるので注意です。
申請は用紙をダウンロードして記入済で特に不備もなく、30秒もかからず終わりました。
振込まで一ヶ月程度かかるようですが、ちゃんと受理されてよかったです。
こちらのエコパワーチップは栄養価の高い堆肥としても利用できるようなので、家庭菜園などやっている方にはちょうど良いかもしれません。
まとめ
生ごみ処理機の価格を見て高いなと思いましたが、補助制度もあり、負担は思っていたより少なく済むこともあり、導入してみました。
確実さや手軽さを求めるなら乾燥式が良いと思いますが、できるだけエコなのが良いなと思い、バイオ式の自然にカエルSを導入してみました。
ちゃんと分解されていることが確認できるので面白いなと思いました。
お子さんがいる家庭だと、教育的な面でもメリットはあるんじゃないかと思いました。