トラブル時に困らぬよう車載工具が欲しい
比較的新しい車でディーラーの点検にも出しているような車なら無縁な話かもしれませんが、当方のように、10万キロを超えている車両や、いじった車に乗っていると、いつ故障に見舞われるかわかりません。
最低限の対応ができるように車載工具を揃えたいと思いました。
家で整備する際の工具とは別に安いのでよいので揃えてみることにしました。
目次
モノタロウで車載工具を揃えてみる
有事の際に使えればいいや程度の考えなので、安いのでもいいという条件で探してみました。
まずはソケットレンチ。トラブルが起きたとして対応できるのは軽微なものだと思うので、8、10、12、14mmのソケットとエクステンションがあればとりあえず良いと判断しました。
大橋産業(BAL)の21点セットを選びました。
内容はこんな感じです。手触りや品感はそれなりですが、仕事はちゃんとしてくれそうです。
つづいてレンチセット。
安さ重視でモノタロウのものを購入しました。
メガネとスパナの両方になるコンビネーションレンチを選択しました。
エンジンルームで使うことは少ないですが、車内側はプラスネジがあるのでドライバーセットを購入。こちらもモノタロウです。
ニッパーやラジオペンチもあると安心です。これもモノタロウ。
トラブル時に使うことはないかもしれませんが、内装はがしも購入しました。
ホイールを外せるようにスピンナハンドル(ブレーカーバー)とエクステンション、ソケットを購入。足回りやブレーキ回りもこれで確認できます。
最後に工具を入れる工具バッグです。これもモノタロウ。
並べてみるとこんな感じです。
スピンナハンドルも工具バッグに入りました。
ソケットレンチにはプラグレンチもついているので、車に合えば別途買わなくても済みます。
点火プラグの確認、エアクリーナーの確認、ホイールの脱着も可能になりました。
車載といいつつ、これでオイル交換もできますし、フィルターレンチも用意すればオイルフィルターも交換できます。
ブレーキキャリパーのピストンを戻すツールやプライヤーを揃えればブレーキパッドの交換もできると思います。
上記で税込み8000円ちょっとでした。
トラブルの可能性を考えるとちょっと高かったかなとも思いますが、安心を買ったということで。
トランクに入れるとこんな感じです。
イグニッションコイルを他車のを使用しているので、故障に備えて純正イグニッションコイルを携帯しています。しかし工具が無ければ交換もできません。
車載のホイールナットレンチは使えるか
今回、スピンナハンドルを購入した理由の一つに車載工具のホイールナットレンチじゃナットが緩まないのではないかと思ったからです。
アルトのトランク下を見ると車載のホイールナットレンチがありました。
車載工具はこんな感じです。ジャッキとホイールナットレンチが装備されていました。
昔ながらのT字タイプのものが入っていると思っていましたが、バータイプでした。
一応緩められましたが、きつく締まったナットだと結構苦労するんじゃないかと思います。
手で緩まなければ足で踏むという作戦もありますが、できればやりたくないですね。
ジャッキを回す棒で延長してみましたが、しなるので怖いです。
力を入れたら曲がりそうなのでやめました。
購入したスピンナハンドル、エクステンション、ソケットで1600円程度です。
長さの差は10cmくらいですが、この差は大きいです。
冬場にスタッドレスタイヤに交換するのに車載工具を使っているのであれば、ぜひ購入をお勧めします。全然楽になることでしょう。
純正のホイールナットレンチだと締め付けトルクで締めるのも大変ですし。
これだけの長さがあると余裕で緩められますね。
インプレッサG4はどうなっているのかと思い確認してみました。
同じように車載ジャッキとホイールナットレンチが付いているようです。
ジャッキを回す棒を確認。
その下にスペアタイヤと車載ジャッキがありました。
牽引フックはあるが、ホイールナットレンチは???
説明書にはあるような記載でしたが、ありませんでした。
車から降ろした記憶もないし・・・
まとめ
自分でいじった車なので、作業ミスなどで思わぬトラブルに見舞われる可能性もあります。
今回、最低限の作業ができる工具を揃えたので多少安心感が出ました。
いつも使っている工具を車に積むと重すぎるし、必要な工具だけ分けるのも面倒というのもあります。
特にホイールナットレンチは車載だと緩められない、緩めるのが大変というのもあるので、十分な長さのスピンナハンドルを携帯するだけでもよいと思いました。
しかしG4、スペアタイヤはあるのにレンチが無かったとは・・・