アルト(HA36S)のワイパーカウルの樹脂劣化を綺麗にしてみた
アルトも新車で購入してから4年が過ぎ、樹脂パーツがだいぶ白く劣化してきました。
重い腰を上げ、ワイパーカウル自体を塗装してみたいと思います。
目次
ワイパーカウルの確認と取り外し
ワイパーカウルの現状確認をすると、全体的に白くなっています。
一部、シミのようになっていて、洗っても取れない状況です。
寄ると良く分かりますね。
艶出し系のコーティング剤を塗っても、雨が何度か降ると元通りになってしまいます。
それでは、ワイパーカウルを外していきます。
まずはワイパーです。ゴムのキャップを取ると12mmのナットが出てきます。
残念なことにボルト部分が錆びていました。
ナットを外し、ワイパーを引き上げると外れます。
錆については錆転換剤で黒錆にしてしまいます。
愛用しているのはLOCTITEのRust Treatmentです。
量も多いので気に入っています。
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ちょいちょいと塗ると、黒錆に変化します。
ワイパーのブレードも一部錆びていたので、こちらも対処します。
ご覧の通り。
続いて、ワイパーカウルを外します。こちらはクリップを外していくだけです。
7箇所ほどあります。
あと、ウインドウォッシャーのホースを外して置きます。
小型のマイナスドライバーがあると簡単に外せます。
両サイドの分割されている箇所はエンジンルーム側の爪を外すと、外しやすいです。
雨が流れる部分なので、汚れが激しいですね。
クリップさえ外せば、ガラスの淵にはまっているだけなので、すこし下げると上に引き上げでき、外すことが出来ます。
外せました。以上が外す手順になります。
ワイパーカウルの汚れを洗い流す
外したワイパーカウルを中性洗剤で洗っていきます。
ワイパーカウルを外して見えてしまった汚れをついでに洗いたいと思います。
土などの汚れがあると水分を吸収し、乾きにくくなり錆の発生にもつながります。
刷毛をつかって洗ってみました。細かい部分は歯ブラシのほうがゴシゴシ磨けます。
だいぶ見違えました。しかし、花粉シーズンが来ればまた大量に積もることでしょう。
ワイパーカウルをP.P.MATEで塗る
いよいよメイン作業です。
塗装の前に、油分をきっちり落とすため、シリコンオフで拭き取ります。
しゅっとかけて拭き取ります。
中性洗剤で洗ってもまだまだ汚れは付いていたようです。
メインのワイパーカウルも同様にシリコンオフで油分を落とします。
シミになっていた部分はシリコンオフでも変化無しでした。
本日の主役登場です。
P.P.MATE(PPメイト)というものです。
もともとの樹脂表面のように塗装できてしまう優れものです。
普通にスプレーしていくだけで、ごらんの通り、樹脂っぽく綺麗になっていきます。
メーカーHPの商品紹介はこちら
違和感ないですね。
ただ、このスプレー、匂いがちょっとキツイです。乾けばほとんどしなくなります。
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外したものを順次取り付けていき完成です。
ワイパーカウルが綺麗になりすぎて、今度はワイパーのブレードの劣化が気になります。
近くでみてもこの通り。
このP.P.MATEですが、塗装後に洗車などで、タオルなどでなんども拭き取りをしていますが、はがれたりなどせず、黒さを保ってくれます。
まとめ
耐久性もあり、見た目も良いので、コーティングでどうにもならなくなったらP.P.MATEで塗装というのが良いと思います。
オーバーフェンダーやバンパーの樹脂部分など、どうにもならなくなったら、マスキングして、P.P.MATEで塗装しようと考えています。
2000円前後で購入できると思うので、コスパも高いと思います。