インプレッサG4(GJ7)クリア劣化したフロントグリルをクリアだけ再塗装してみた | 車な週末Life

インプレッサG4(GJ7)クリア劣化したフロントグリルをクリアだけ再塗装してみた

フロントグリルのクリアがくすんできた

新車購入時に純正オプションのグリルを装着していますが、10年目くらいから洗車をしても何かいまいち綺麗にならないと思っていました。
よく見るとグリルのクリアが劣化してくすんだ状態になっていました。

対策としては再塗装になると思いますが、プロに頼んでもそこそこ費用が掛かるでしょうし、塗料もほんのちょっとだけ欲しいが、販売されているのは結構な量で、かなり高額になってしまいます。
そこで、クリアだけ塗りなおすことが出来れば安く済むということで、やってみることにしました。

目次

フロントグリルの劣化状況、取り外し・清掃

問題のフロントグリルですが、グリル下側のクリアが御覧の通りくすんだ状態になり、表面もざらざらしています。

バンパーやボンネットは問題ないのですが、紫外線の影響でしょうか?

グリルを取り外すため、バンパーを外します。

バンパーとはビス4本、爪4箇所で固定されています。

長年の汚れの蓄積がすごいです。
スポンジが貼ってあるところは苔が生えています。

内側の樹脂部分に砂・花粉などが溜まっていて汚いです。

ネットと枠を外すと、こんな感じで、砂・花粉と思われるものが溜まっていました。

とりあえず、カーシャンプーを泡立てて洗います。

だいぶすっきりしましたね。

なんでグリルだけ劣化するのかなと思い、試しにパーツクリーナーをグリルに吹きかけてみました。
指でなぞっていると、何やら様子がおかしい。
塗装が溶けてしまいました。バンパーやボンネットの塗料とは異なる様です。

表面がうっすら溶けただけですんだので良かったです。
ここで下地までダメになってしまっては、この時点で作戦失敗となる所でした。

フロントグリルの足付け

以前、同じようなことをコルトのサイドミラーでやったのですが、その際はクリア層を削り過ぎて、下地まで削ってしまい、あっさり失敗となりました。
そこで、削り過ぎないように超精密研磨フィルム#4000を導入しました。

水研ぎしていきます。

パーツクリーナーで溶けたところは均一に研磨できました。

ひたすら削っていきます。
角や端の部分は削り過ぎになりがちなので、注意しながら削りました。

クリア層が削れて白くなっていきます。

仕上がりはこんな感じです。

塗装の準備として、シリコンオフで油分などを取り除きます。

内部の樹脂部分も劣化で白っぽくなっているので、つや消し黒で塗装します。
こちらもシリコンオフで拭いておきます。

フロントグリルのクリアだけ再塗装

塗料は関西ペイントのウレタンクリアを使いました。

家の裏の方に持ち込んで塗装します。
ブースは無いので、壁を養生して塗装場を作りました。

捨て吹きしていきます。
パラパラっと塗って、乾くのを待ってから徐々に塗っていきます。
乾くのを待ちきれず、塗装して失敗してきたので、時間を空けるよう意識して塗りました。

もともとの塗装面も問題なさそうなので、塗り重ねていきます。
塗っては5分程空けて、塗るを繰り返しました。本当は10分くらいなんですかね・・・

クリアも厚く塗れたようで、艶がでました。

内部の樹脂部分は劣化と雨染みがあるので、塗装します。

同じく関西ペイントのつや消し黒を塗りました。

だいぶ柚子肌になっていますが、研磨しても問題ないくらい厚く塗れたと思います。

一日置いてから柚子肌対応をすることにします。

かなり凸凹してますね・・・

内部の樹脂の方は綺麗に塗れました。

こちらは研磨不要なので、このまま乾いたら組付けます。

フロントグリルの磨き

1000番の紙やすりで研磨していきます。

ちょっと研磨してみましたが、まだまだ柚子肌が残っています。

ほぼ全体が柚子肌なので、結構大変そうです。

ひたすら磨いていきます。

かなり削りました。どうだろう?

完全に取りきるのはやはり大変でした。
ある程度妥協して、以下のような状態で完了にしました。
ボンネットを閉じて見えないところは軽く足付け程度にとどめました。

この状態でコンパウンドで磨いていきます。

コンパウンドは3Mのを使いました。
拭き取りも楽で使い勝手は良いです。

電動工具の力を借ります。
アストロプロダクツのミニポリッシャーを使います。

こういった固定されない小物を磨くのには向いていないようです。
グリルを抑えながら、ポリッシャーで磨くのはなかなか難しいです。

ポリッシャーでも磨けるのですが、やりにくいです。

足でグリルを抑えて磨いてみましたが、足に力を入れすぎるとグリルが折れるので、これまた難しい・・・

結局、手磨きで磨きました。

ちゃんと艶がでて安心しました。

見えないところや端の部分は妥協しました。

グリルを組付けました。
汚れも落ちて、つや消し黒で締まった印象になりました。

これは成功と言ってよいかもしれません。

納車時には外されていた純正グリルを一時的に装着していました。
下側の爪は折れやすいので、気を付けましょう。4箇所あります。

再塗装したグリルを組付けます。

純正グリルとオプションのグリルだと大分印象が異なりますね。
やはり純正オプションのグリルのほうがお気に入りです。

いままで気になっていたグリルのクリアくすみもなくなりました。

今後どうなるか、耐久性面は見ていく必要がありますが、問題なく塗れていてしっかり定着しているので、大丈夫なんじゃないかと思います。

まとめ

クリア劣化というキーワードで検索しても、結局は再塗装しているものばかりで、クリアだけ塗りなおすというのはあまり無いようなので、上手くいくか心配でしたが、いまのところはうまく行ったようです。

ウレタン塗料をつかったので、耐久性も良いと信じることにします。

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