アルト(HA36S)バックドア(テールゲート)を一人で交換してみた | 車な週末Life

アルト(HA36S)バックドア(テールゲート)を一人で交換してみた

バックドアの塗装劣化とサビが気になり交換してみた

当方のアルト(HA36S)ですが、以前、信号待ちで後ろからぶつけられ、板金修理に出した経緯があります。
その時の影響かわかりませんが、バックドアの上面の艶がなくなり気になっていました。
コンパウンドで研磨したらクリア層が無くなってしまったのかさらに悪化。
グロメット部分の錆もひどかったので、兄弟車のキャロルの中古バックドアを購入し、交換にチャレンジしました。
こちらがそのバックドアの上面ですが。ルーフと比べるとつや消し状態になっています。

こちらは板金修理は関係なさそうですが、グロメットを外すとサビていました。

鉄板自体が腐食してボロボロ崩れるレベルでした。

飛び石なのか、研磨し過ぎたのかわかりませんが、端の部分が錆びています。

目次

バックドアの配線とりはずし(内装はがし)

こちらが購入したマツダのキャロルのバックドアです。
エンブレムが異なるだけで差は無いです。
こちらはワイパーレス仕様なので、ワイパーが無くなってしまいますが、ワイパー付きで程度が良いものは高かったので、こちらにしました。

それでは交換していきます。

まずは車体とバックドアの配線とウインドウォッシャーのホースを分断します。

車体側のグロメットを外しますが、車内側で連結されているので外せません。
そのため、内装を剥がしていく必要があります。

リアシートを倒し、横の内装が外せるように、発泡スチロール等の部品を外したり、リアドア下側の部品を外しておきます。

黒い内装部分はバックドア側がクリップで留まっているので、引っ張って外します。

完全に外す必要はなく、上側の白い内装を外すためのスペースが確保できればよいです。

リアシートのシートベルトも外します。内装はがしで下から上に押してあげると開きます。
横向きに外そうとすると折れてしまうので注意が必要です。

固定しているボルトを外します。

ウェザーストリップを一旦剥がします。

下側2箇所が爪で固定されているので、中央をつまみながら引き抜きます。

こちらもバックドア側がクリップで固定されているので、先にこちらを外します。

リアドア側もクリップの箇所があるので、引っ張って外します。

続いて、天井の内装をずらすため、クリップを2箇所外します。

アシストグリップも外します。
はまっているクリップを外すと引き抜けるようになっています。

左右外すとようやく天井の内装をずらせるようになります。

右側はウインドウォッシャーのホースなので、ジョイントから外します。
当方はリアウインドウォッシャーはラジエタースプレーに変えて、配管を変更しているのでそのままでも問題ありませんが、ワイパーレスに交換する場合は、水が出ないようにしないと天井に水が噴射されることになります。

反対側も同様に内装を外します。

左側はハイマウントストップランプやバックドアのドアロック関係の配線があります。
コネクタを外し、クリップ2箇所を外す必要があります。

左側のコネクタも車体側から引き抜けました。
ようやくバックドア取り外しにかかれます。

バックドアを一人で取り外し

さすがに支え無しで取り外すのは厳しいので、脚立で支えながら取り外します。
脚立をバンパーにぶつけて2箇所傷つけました(涙)

さて、上手く外せるか・・・

バックドア側のダンパー固定部分を外します。
クリップをマイナスドライバーでずらして外します。

クリップが取れると、引き抜けるようになります。

ルーフ側を傷つけないように段ボールで保護しました。

ヒンジのボルトを緩めます。

ヒンジを外すと前側がズレるので、バックドアを頭で支えながらずれないように作業しました。

4本外すとバックドアが取り外せるようになります。

車体を傷つけないように慎重に外します。
取り外し後、重さを測りましたが13キロありました。
結構重いです。当方の体力では一人で外すのは軽自動車が限界かもしれません・・・

バックドアを一人で取り付け

錆防止になるかなと思い、ヒンジの部分にはジンクスプレーを吹いておきました。

購入したバックドアも錆びが出ていたので、黒サビに転換しました。

取り外しの逆の手順で取り付けていきますが、まずは脚立に乗っけるのも重いので一苦労です。

あちこちぶつけずに何とか乗せることができました。

位置を微調整してボルトを締めていきます。

問題なく取り付けできました。

隣のおじさんから今日は何やってんだと声を掛けられ、バックドアを交換しているというと驚いていました。まぁそうですよね。

ダンパーの取り付けをします。

ハイマウントストップランプ等の配線も元通りつなぎます。

内装を元通りにしてちゃんとバックドアが閉まるか確認します。
いままでより半ドアになりがちですが、問題なく締まりました。
車体右側の穴を塞ぐグロメットがないので、とりあえずガムテープで塞ぎました。
ディーラーに型番を教えてもらいに行かないといけません。

スズキ車なのにマツダのキャロルになっています。
のちほどエンブレムも移植しなおします。

気になっていたバックドア上部も艶有になって満足です。

まとめ

バックドアの塗装劣化や錆多発で交換に踏み切りましたが、配線やウォッシャーの配管を外すのに内装を外さないといけないが面倒でした。

バックドア交換作業も二人でやればそれほど大変ではないかと思いますが、一人でやるとなると難易度が一気に増しますね。
かなり重いので、落とすと大惨事になるので、リスクはあります。

今回は脚立で支えましたが、バックドアを下から抑えられるようにできれば、なんとか作業は出来ると思います。

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