インプレッサG4(GJ7)燃料リーンの原因はオイルキャッチタンクと判明 | 車な週末Life

インプレッサG4(GJ7)燃料リーンの原因はオイルキャッチタンクと判明

O2センサー、A/Fセンサー洗浄でも燃料リーン再発

エンジンチェックランプが点灯したインプレッサG4、O2センサーとA/Fセンサーの洗浄をしてしばらく問題なく走っていましたが、再びエンジンチェックランプが点灯しました・・・

やはり洗浄では根本解決にならないかと思い、センサー交換をしてみましたが、それでも直らず。いろいろ調べると、後付けしていたあのパーツが原因でした。

目次

燃料リーン(P0171)再発、状況確認

チェックランプは点灯していますが、走行には全く問題がでていないインプレッサG4です。
今後、症状が悪化すると困るので、確認していきます。

前回と同じ燃料リーンのエラーコードであるP0171が出ていました。

前回、洗浄時に取り外した際はこんな感じで、それほど汚れているようにも見えませんでした。

エンジンコンディショナーに漬け置きと、超音波洗浄機で汚れを落としてみました。

こんな感じで綺麗になり、しばらくはチェックランプは点灯していませんでした。

OBDスキャンツールとアプリでセンサーの値を確認していると、やはり濃い状態になっています。右上の短期調整B1が濃い状態で張り付いています。

一旦、エラーコードをクリアしました。

A/Fセンサー交換して再確認

8万キロ近く走っており、センサーが劣化していてもおかしくないと判断し、センサー交換に踏み切ることにしました。

前側のセンサーはA/Fセンサーのようです。
こちらを交換することにします。

スキャンツールで確認していた短期調整B1がこのA/Fセンサーの値だと思っていましたが、こちらは後ろ側のO2センサーの値でした。
A/Fセンサーの値を見ていなかったので、このセンサーの状態がどうだったかはわかりませんが、この時点で誤審していました。

純正品はお高いので、互換製品でちょっと安く済ませました。
関西エコ・アープのA/Fセンサー(AF0-208)を購入しました。


問題なく取り付けできました。コードの長さなどもピッタリでした。

A/Fセンサーを交換し、再びOBDⅡで値を見てみました。
濃い方向に張り付くわけでもなく問題はなさそうです。
解決したかと思っていると・・・

次第に値が大きくなり、30以上で固定されるようになってしまいました。

O2センサー交換して再確認

アプリで見ていた値がそもそも誤っていたので、実際に濃い値が出ていたO2センサーを交換することにしました。

こちらも関西エコ・アープ製の物にしました。
型番は2F0-207でした。


ちょっと前に外していたので、すんなり外れました。

洗浄後、特に汚れておらず非常に綺麗な状態でした。

取り付けも問題なく完了。

再び再チェックです。
交換直後の値は問題が無いように見えます。

しかし、時間が経つと、値が大きくなってしまいました。

エア吸いチェック、原因判明(オイルキャッチタンク)

走行中や停止時もセンサーの値を確認していると、わかったことがあります。
・走行中(センサーのフィードバック領域)では問題となる様な値になっていない
・停止時に値が大きくなる

これらのことより、何処からかエアを吸って、混合気が薄くなっているので、ECUが燃料増量しているのではないかという可能性が出てきました。
ということで、エアが吸っている箇所が無いか調べてみます。

エアクリーナーボックスからスロットルまでは特に問題がなさそうです。

どこからだろう・・・と思っていると、怪しいところに気が付きました。

オイルキャッチタンクです。
以前、ヴィッツに装着したときに、オイル確認用のホースの継ぎ手部分からエアを吸っていたことがありました。

オイルキャッチタンクを外し、ホースを純正の取り回しにして再度確認します。

濃い方向に固定されなくなり、逆に薄い状態になりましたが、許容範囲内で値が上下していました。

学習が進めば、0に近い値になるんじゃないかと思います。

良かれと思っていて装着していたオイルキャッチタンクが逆にあだとなりました。
以前はオイル交換毎にオイル量確認ホースを新品にしていたのですが、最近はさぼっていました。

一応確認のため、オイルチェンジャーで負圧状態にしてみます。

下側のホース差込口のところからシューっという音が聞こえたので、ここからエアを吸っていたのは間違いないようです。

おそらく熱の影響と思われますが、ホースが縮んでいました。

まとめ

センサーが悪いのだろうと思い、いろいろ対処してきましたが、誤審もあり、だいぶ遠回りして原因にたどり着きました。
8万キロ走行なので、センサーも遅かれ早かれ劣化していると思うので、予防交換と思ってヨシとしましょう。

この手のオイル量確認ホースがあるタイプのオイルキャッチタンクは定期的にメンテが必要だと思いました。
後、ターボ車でブーストがかかるような接続状況だと、ブーストを掛けるとここからオイルをぶちまけたりもするので要注意です。(コルトでやりました)

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